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『想詩』

作者:零那
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『血』


体内を、
決められた道に沿って、
賢明に這う真っ紅なアナタ。


アナタに逢いたくて、
アナタの決められた道、
ワタシが外すの。


真っ紅なアナタは喜んで、
ワタシに微笑むの。


此処から連れ出してくれて
ありがとうと...


無責任に礼を言う


 
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