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『心詩』

作者:零那
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『Hell』


僕の小さな手で
いつまで握り締めて
いられるのだろう

僕の弱い足で
いつまで力強く立って
いられるのだろう

此の手を開いたら
此の膝を折り
腰を落としたら...

挫折 絶望
恐れ逃げ出し
手を放す
焦り 慌て
踏み外す

僕の無力な腕で
どれだけ羽ばたけば
飛べるのだろう

僕の過ち多き背中に
どれだけ祈れば
翼が生えるのだろう

地獄の日々よ終われ


 
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