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インフィニット・ストラトス大和の戦い

作者:sou×yuki
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41話

俺達三人は司令のジルさんとこの世界の説明を受けた後第一中隊と顔合わせのために格納庫に来た

「刹那こっちだ」

ゾーラさんの声のする方に向かって歩くと先ほど助けた三人とゾーラを含め十一人の女性が集まっていた

「三度目だが改めて自己紹介しよう。
死の第一中隊へようこそ。私は隊長のゾーラだ。
後のメンバーの事は副長紹介してやれ」

ゾーラさんが隣にいた藍ツインテールの女性に促す。

「イェス!マム、第一中隊副長のサリアだ。後のメンバーはこちらから突撃班のヴィヴィアン」

「ヤッホ!」

サリアと名乗った副長さんが残りのメンバーを順に紹介してくる。

紹介されたヴィヴィアンという薄ピンクのボサボサヘアーの子がキャンディを舐めながら元気良く挨拶してくる。

「そしてヒルダ」

「フッ!」

副長さんとは相対した髪色を持つヒルダさんはいかにも威張りちらした笑みを浮かべていた。

「後、ロザリーとクリス、新人のアンジュ、ココ、ミランダで」

「整備士のメイだよ」

挨拶は俺達に変わる

「どうも、俺のコードネームは刹那・F・セイエイだ、刹那って呼んでくれ。こっちの二人は………」

「僕のコードネームはカガリ・ユラ・アスハ、カガリってよんでね」

「私のコードネームはラクス・クラインです、ラクスって呼んで下さい」

こちらの世界では本名を使わないでコードネームを使う、俺と簪のは機体に近いキャラの名前を使っているけど姉さんにロックオン・ストラトスって名前にするのはどうも、抵抗が合ったから髪の色もあっているからカガリにした

「それにしても、刹那、エマ監察官になにやったんだい?」

「なにって?」

エマ監察官………ああ、思い出した。

「さっき、すれ違ったんだ、怒っていたよ『人をゴミ呼ばわりなんて……』って」

「ああ、あれか、この世界の秩序と差別にむかついてな、エマの奴に『ゴミエマ』って言っただけだよ」

この場の俺達三人とアンジュ、ココ、ミランダ以外大爆笑しだす

「エマ監察官にそんな事言ったなんて……」

「マナを使えない人間を『ノーマ』と言って物扱いし差別し見下す、そんな態度のエマに怒りをぶつけただけだ」

アンジュ意外がキョトンとした顔をしている

「そんな事を言う奴なんて初めてだわ」

「そうなのか?異世界人の俺達にしては、この世界の『ノーマ』が普通の人間だ。まあ、どこの世界でも差別はあるがな」

「刹那の世界では私達『ノーマ』が普通の人間………外での生活ができるって事?」

「その通りだ、こんな狭い薄暗い孤島では無い、街で友達とバカして怒られたり笑ったりできるのが俺達の世界だ」

この世界じゃあ味あうことの出来ないことがたくさんあるだろうな俺達の世界だと

「まあ、それを踏まえるとカガリとラクスは裕福な生活をおくっていたんだよ」

俺?親に殺されかけてからは裕福な生活なんてできっこないぜ

「刹那もそうなんじゃあ無いの?」

「俺がまともな生活が出来るようになったのはココ最近だよ、五歳の頃にな父親に殺されかけたんだよ」

『!?』

「五歳の俺は逃げ出し、追いかけられ、死ぬ寸前まで来ていたんだ、そんなとき束が俺を助けてくれたんだ」

「刹那はなんで殺されそうになったの?」

「俺達の世界には『IS(インフィニット・ストラトス)』があってなISは女性しか扱うことが出来ない物だったんだよ」

「それで、ヤマトは父に『男だから』と言う理由で殺される事になったんだよ」

「束がISの開発者なんだけどね。それから俺は十年間、束のところで『死んだ存在』で生き続けて数ヶ月前に『二人目の男性操縦者』として『IS学園』に入ったんだ」

「女性しか扱うことが出来ないのになんで、男性が操縦者できるんだ?しかも二人」

それをついてくるよね

「一人目はよくわからない、俺のはISの強化版だったから使えたのかもしれないかな」

「それが刹那達が使っている物なんだな」

「ああ、俺達が使っているISの強化版『GS(ガンダム・ストラトス)』はISに無い物が積んであったりする」

核とか半永久太陽炉とかね

「整備班としてなんだけど整備はどうしているの?」

「ああ、俺とカガリは自動でラクスのは自分でやっているよ」

整備士としては夢みたいな事だろうな

「刹那って、かなりヤバい道を通ってきたんだな」

「今思えば言い経験だったよ、あの事が無ければ俺はここに居ないだろうからな」

あの経験がISに乗れる事にになり仲間と戦って行くこともできた、この世界にも来ることができなかったかもしれないしな

サイレンがなり始める。

「これは?」

「私達の敵のお出ましだよ」

ああ、トカゲどもか。

「これだけは言っておく、俺達は第一中隊に所属しているが隊長でも副隊長でも俺達三人への指揮権は無いからな」

「えぇ、司令から聞いているが出てはくれるんだろうな?」

それはもちろんでるさ

「部隊の出撃命令が出ればでるさ」

「それは、心強い、ゾーラ隊でるぞ!」

「「「「「「「イェス!マム」」」」」」」

そのかけ声どうにかしたら?

「二人とも行くよ」

「うん」

「……うん」

パラメイルに乗ったゾーラ隊は次々と発進していく残ったのは俺達三人だけ

『刹那機、アスハ機、ラクス機、発進どうぞ!』

「ダブルオーライザー、刹那・F・セイエイでる!」

「ガンダムケルディム、カガリ・ユラ・アスハでる!」

「ラクス・クライン、フリーダム、行きます!」

三機のGSが空に飛び立つ

「ゾーラさん、新人は僕達に任せて下さい」

『いいのか?特に元皇女のアンジュは王国に帰ろうとするぞ?』

仕方ねぇよな、つい最近まで皇女として生活していたのに地獄へと落とされたんだからな

「そん時はパラメイルぶち壊しても自分の立場をわからせるよ」

『そうか、わかった。アンジュ、ココ、ミランダは刹那達の命令を聞くように』

『『イェス!マム』』

『…………』

やっぱり反応無いですよねぇ

『隊長来ました』

ゲートが開き中からトカゲがうじゃうじゃと出てくる

『アンジュ、ココ、ミランダは近距離攻撃をせずに遠距離射撃で確実に撃墜すること!』

『『イェス!マム』』

『……ミスルギ皇国に帰ります』

ち、俺の話を聞いてなおまだ、帰ろうとするか

「皇女に未練があるのはわかるが、今の自分の立場をわかれバカ女!」

『……ッ』

「お前はマナを持たずに生まれてきたんだ、この世界では『ノーマ』と言われて迫害されているかもしれないけどなぁ!さっきも言ったが『ノーマ』って言われている奴らの方が人間なんだよ!お前は人間として、生まれてきたんだそれを喜べバカ!」

『……それでも……私は………』

覚悟が出来ていない野郎は戦場には要らない

「ココ、ミランダはアンジュを連れ基地に戻れ!出れそうであれば戻ってこい!」

『『イェス!マム』』

二人はアンジュを連れ基地に引き返す

「さて、俺もやり始めますか」

『その前に僕達にも指示を頂戴ね』

そうだった、二人にまだ、指示出してなかった

「前回と同じで援護射撃ね」

『『了解!』』

さて、俺もやりますか!

「モードチェンジ『セブンソードG』」

ダブルオーセブンソードGに装備を変更しトカゲどもをミンチじゃあい!

「モードチェンジ『オーライザー』」

オーライザーに切り替え『ライザーシステム』の起動に取り掛かる

「お前達には非は無いが、ストレスの発散本になってもらうぜ!『トランザム』!」

ダブルオーライザーの装甲が赤く光り出す

「『ライザーソード』!」

ライザーソードは味方に当たらないでトカゲどもに当たり全てを凪払う。

「はぁ~スッキリした~」

勝手にスッキリしている俺である

『刹那、私達の分まで持って行くのはやめてくれ』

「あぁ、悪い悪い、でもさぁ、誰も死なずにすんだからよしにしてくれ、な?」

『それと、これとは別だ』

そうですよねぇ~

「今回の俺の報酬の半分を均等に分けてやるからそれで勘弁してな?」

『そういう事にしてやる。全員帰投する』

『『『『『『『イェス!マム』』』』』』』

俺達は帰投するのであった、今回の報酬700万の350万を均等に分ける事になった

続く 
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