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2人目の男性操縦者は4人

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第2話

 
前書き
受験勉強に追われる中の執筆。 

 
「逃げ切ってやったぜ!」
『とりあえず家に帰って来れたね』
『明日、この家の周りにマスコミが殺到してくる気がしますがね』
『だねー』
抜刀はとりあえず、集まってきた警備員から逃げ切っていた。
だが、真也がISを動かしたのは監視カメラに見られたであろう。
『物騒だからやめて!とりあえず抜刀、体返して』
「おうよ!」

ともかく、真也は抜刀に体を返してもらう事にした。

そして、抜刀が目を閉じる。


数秒して、真也と抜刀は入れ替わった。



「・・・さて、とりあえずテレビでも見ようかな」
と、真也がテーブルの上のリモコンを取り、テレビの電源をつけた時。


『ニュースです!現在埼玉で行われているIS展覧会にて、ある少年がISを動かしました!
それに伴い、国際IS委員会は少年をIS学園に入学させることを決定しました!』



「・・・こうなるとは思ってた。うん」
『どうすんだ?』
『どうするもこうするも、とっとと国際IS委員会に出向いたほうが、拉致されてそのまま解剖などは
されないとは思うのですが・・・』
『だねー。自首した方がいいと思うよー』
「自首じゃないから。とりあえず、考えるのは明日にしたい・・・」

そう言うと、真也はテレビの電源を切った。





そして、そのまま寝室に向かうと、ベッドにダイブした。






そして翌日。



「昨日はよく寝れたなぁ・・・」
『真也、昨日はよく寝れたか?』
『今日はしばらく寝れなさそうですよ』
『玄関の外、玄関の外』

3人がそう言うので、真也はドアを開けて外を見ると。





「おい、出てきたぞ!」
「中森真也さんですよね!血液とかの体液を一通り・・・!」
「おとなしく来てもらいますよ!」


・・・。


(これ、なんかの映画によく似たシーンを見たことがある気がする。
大量の人がある区切られた区画に群がるっていう)
『バ○オハザードだな』
『『同意』』
そんな事を考えながら、真也は扉を閉めた。







「・・・どうしよ」
『全員ぶっ飛ばしてくるか?』
『無理でしょう。明らかに不自然に胸ポケットが膨らんでいる奴もチラホラいました。
十中八九拳銃辺りを持ってますよ』
『逃げるアテもないし、どこに逃げても問題の先延ばしにしかならないよー。
アメリカの駐日大使とか中国の駐日大使とかいたしね』
「国際指名手配された人ってこんな感じだろうなぁ・・・」
『されたことすらないくせに何言ってんだよ』
抜刀の指摘が、真也にグッサリと刺さった。




『ともかく、どうするんですか?
これだと、家の外にすら出られませんよ。
冷蔵庫の中身も十分じゃないですし、長引くと干からびますよ』
「餓死するのは嫌だね・・・」
『どうすんだ?諦めるか?』
『そっちの方がいいかもねー』
4人の会話が途絶える。




そして数分、沈黙が続いたあと。



『あ、思い出した!』
『どうしました?固娜』
『隠し通路を作ってたんだった!』
『なんで作ってんだ!・・・と、言いたいところだが、今はナイスだ固娜!』
「で、どこに入口があるの?」
出られるかもしれない。

3人のテンションは一気に高まったが。







































『庭から通路を通って、近くの公園に行けるよー』
『『「出られない今じゃ意味なぁぁぁぁい!!!!」』』




・・・そして数時間後。




「な、なんとかなった・・・」
『警察を呼ぶべきでしたね、初めから』
『だな。警察に頼るべきだったな』

結局、警察を呼んで規制してもらい、真也達は出られたのであった。 
 

 
後書き
以上でーす。 
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