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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第八話 小林中佐!!そんなのどうでもいいから女の子の水着だ!!その三

「やっぱり年上の人っていいよな」
「年上のお姉さんは最高だぜ」
「人妻さんにしても女子大生にしてもな」
「リアルで旦那さんや彼氏の人には手を出せないけれどな」
 裁判は怖い、これに尽きる。例え民事でも。
「それでもな」
「年上の人っていいだろ」
「胸も大きくてウエストも締まっててお尻もさ」
「それで教えてあげるとかな」
「そういうシチュエーションが燃えるだろ」
「萌えるとも言うけれどな」
 こうクラスメイト達に力拳さえ作ってだった、二人は力説する。まさに青春の主張である、しかも一点の曇りもない。
 そしてその主張をだ、二人は更に続けていく。
「とはいっても同級生の娘もいいな」
「だよな、同じ歳ってのもまたな」
「気付いたらあそこまで成長していて」
「俺達は嬉しいぜ」
 二人の煩悩は留まるところがない。
「この目に焼き付けておいてやる」
「一生忘れないぜ」
「そして何かあった時はな」
「全力で思い出す!」
 まさに青春真っ盛りの言葉である、サラダデイズだ。
「使わせてもらうぜこの記憶!」
「それこそ何度でもな!」
「ちょっと海の家のトイレは汚いから入らないけれどな!」
「家に帰れば!」
 まさにその時になればだ。
「ベッドの中で幾らでもな!」
「この記憶使わせてもらうぜ!」
「ああ、俺達もだ」
「海に来たからにはな」
 クラスメイト達も二人と同じだった、若いが故に。
「この光景、心に刻み込んでな」
「思い出していくぜ」
「全く、海は最高だぜ!」
 某声優さんみたいなことを言う者もいた。
「海と水着!」
「こんないいものないぜ!」
「夏万歳!」
 彼等は夏を謳歌していた、もっと言えば夏の醍醐味を。だが二人は悪田部の事務所に呼ばれて行くとだ、彼にこう言われた。
「認めたくないものだな、若さ故の過ちは」
「その言葉完全にアウトですよ」
「かなりまずいですよ」
 二人はその悪田部にまずはこう突っ込みを入れた。
「サンライズさんに怒られますよ」
「あと中の人にも」
「大丈夫だろう、これ位は」
 悪田部は二人の突っ込みにいつもの極悪さを秘めたクールで返した。
「ただ真似ただけだからな」
「だといいですけれどね」
「まあ某ガンダムの台詞はあちこちでネタにされてますしね」
「その赤い少佐の台詞も一杯出て来てますし」
「サンライズさん以外の人や会社の作品で」
「だから大丈夫だろう」 
 多分そうだと思っている、作者も。だからネタにしている。
「これ位はな」
「だといいですけれどね」
「まあとにかく若さですか」
「その過ちですか」
「今の俺達は」
「思い出して利用するだけで満足していることがだ」
 高校生の日常であるこれ自体がというのだ。
「過ちだ」
「っていうとやっぱり」
「悪田部さん的には」
「私は小学生で既に経験していた」
 早いというレベルではない。 
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