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魔法少女リリカルなのは~八神 颯介 第一次次元戦争編~

作者:金林檎
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第⑫話 卍解

漆黒の雷と黒の風が吹き荒れ漆黒の雷を纏った槍を持つエリオと鬣は白く染まり毛が黒く染まり黒の突風を纏ったヴァジュラが居た

エリオ「…終焉の獣神…」

エリオは槍を大きく振りかぶり颯介に向けて放つ…雷が落ちたような轟音が鳴り響く

颯介「…やばいな…」

颯介は始解前の満月を引き抜き切っ先を槍に向けて峰の部分を手に置く

颯介「斬り殺せ――満月!!」

そして満月の斬撃はエリオの槍とぶつかりあうが満月の斬撃は糸も簡単にエリオの槍を切り裂く

エリオ「ブラック ボルト」

エリオの掌に黒の雷が荒々しく集い颯介に放つ

颯介はそれを切り裂こうとするのだが神月にまとわりつき颯介に襲いかかる

颯介「土龍!!」

颯介は地面に触る、その直後…地面から巨大な龍が現れエリオのブラック ボルトと衝突する

颯介「荒れ狂え豪風!!燃え盛れ焔!!――豪炎 烈風!!」

颯介は印を結び風と火が混ざり合い荒々しい烈風がエリオを襲う

エリオ「破ァ!!」

エリオは自身の槍でその烈風を切り裂く…その時、エリオは気づいていなかった――後ろから迫り来る雷に

エリオ「こっ…これは!?」

自分が得意とする電乱撃魔法…プラズマボルテックスを30を超える数をなんのタイムラグを無しで発射してきた

颯介「こいつの威力は貴様がよく知ってるだろ?」

咄嗟に美琴に神力を籠めてダメージを軽減させるのだが完全では無いためバックステップで避ける

颯介「天地に渡りて流れし水よ…永久に続くその流れを持ちて…全てを飲み込む大渦となれ――大渦魔法メイルシュトローム 」

まるで渦の様なものがエリオを襲い身動きが取れない

颯介「大気に満ちし大いなる天の火よ…空の彼方にたゆとう光…我が心の力に従い… 森羅万象全てを貫く天の裁き…今ここに解き放て――」

エリオの上空に雷雲が現れバチバチと効果音を鳴らしドラゴンの様に姿を変える

颯介「雷神鉄槌魔法――ゴッドサンダー」

ドラゴンは渦に包まれたエリオの元に落ち…エリオは感電し気絶しそうになる意識の中…

???「……よく頑張った、後は任せろ」

紅の戦慄が走りエリオを包んでいた渦と雷が消える…そして消した男の姿が分かる

紅の武道服を纏い

そして颯介の認めた者が持つことが許される五の数字

二振りの刀

武神 紅 次郎が現れた

次郎「…此処はエリオを連れて退くことにします…失礼します」

次郎はエリオを背負い去ろうとするが…颯介がそれを許すわけはなく斬撃を放つ

次郎「…八神流 防御の型――天乃弱」

次郎は一度エリオを下ろし流水を纏った蹴りで斬撃を打ち落としエリオを抱えて逃亡する

颯介「流石…俺の弟子なだけはあるな…」

颯介は右腕に血を流しそれを拭き取ることをせずその血で転送魔方陣を描く

颯介「…原初の神々、自分が作った組織と敵対しないといけないとはな」

皮肉だなっと呟き原初の契りを交わした場所『約束の塔』の扉を開き入る



そして約束の塔の最上階に転送した颯介は盟友である原初の神々No.二『神風 風魔』の墓に向かう

颯介「…もうすぐだよ風魔、やっと俺たちの目標が達成される――管理局をぶっ壊す」

風魔と健勝と交わした管理局を壊すとゆう目標…二人が他界した今それを達成させるのは颯介だけ

颯介「…約束は必ず果す――俺はこの命に変えても管理局をぶっ壊す…必ずだ」

そして颯介は墓に自身の魔力で作った聖剣を墓に添える…『剣龍の聖痕』が光輝く

颯介「共鳴…風魔の『太陽の聖痕』が俺の聖痕に反応したか…」

原初の神々は死んだとしても死体が腐ることはなく風魔の体内には大量の魔力と神力が渦巻いているのだ

颯介「…すまない風魔、少し借りていく」
 
 

 
後書き
次回予告

遂に現れた原初の神虎 紅 次郎…颯介が外道の計画を開始する

次回 焔の滅殺陣 
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