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日本の行く末

作者:鬼心
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戦地駆ける騎馬隊

ヘリの扉が開いた。

「HELO降下の準備を、」

一同「了解。」

ヘルメット等を被り、最後にパラシュートを付けて準備完了。

昌「結構、高さあるぜ、ビビって小便漏らすなよ?新人」

などと、昌太さんは冗談を言ってみせた。だが、ここの高度は半端ではない
降下訓練でも、ここまでの高度は無かった。

悠「それにしても、ヘリからのHELO降下は珍しいな」

第二部隊が飛び、その後、悠さん、昌太さん、晞新さん、楽が飛んだ。

「俺も腹をくくるか!」
勢い良く飛び出して、空に身を投げる。
悠さんが何か言っていたが、風の抵抗によって遮られた。
不意に、無線へ連絡が入った。

悠「こっから下は敵地内だ、今回は市街戦が予想される。気を抜くな!」

そう言って、親指を立てて頷いた。

晞「パラシュート展開!」

昌「パラシュート展開!」

悠「パラ展開!」

楽「パラシュート展開!」

「ぱ···パラシュート展開!」

パラシュートを開き、ゆっくりと地上に足をつける。

パラシュートを外し、第二部隊の近くへ向かう。

広「全員揃ったな、ここから走って、目的地へ向かう」


言われてみれば、ここでは銃撃音が聞こえてこない。

悠「ピクニック気分だな!気楽にいこー!」

腕を高々と上げて、俺達は歩き出した。けれども、見えるのは変わらず、砂、廃墟、瓦礫の山、歩けど歩けど
同じ景色。


晞「複数の足音だ!」

その一声で、皆が銃を抜き、辺りを見渡した。

昌「頭を下げた方がいいかもな」

言っている意味は分からなかったが、全員が頭を下げた。

数秒後、複数の足音が前の方で聞こえてきた。

ヒヒーン、と声が聞こえた。その方向を見ると馬の大群がいた

「馬·····?」

良く見ると、馬の上には人が乗っていた。しかも、それぞれが銃を所持している

広「誰だ!!」

ひろ海さんが、銃を向ける。

??「やめろ!お前らが日本のチームだな?」

馬の群れから出てきたのは、白馬に乗った金髪の女性だった。

??「私達はお前ら、日本のチームを迎えに来ただけだ!」

広「·········銃を下ろせ。」

その声と共に、全員が銃を下ろした。

??「紹介が遅れた、私の名はアイリーン・ソロー、コードネームはクローよ」

「コードネーム!?」

アイ「あら?貴方達にはコードネームないの?」

悠「欲しいかもな」

そこに晞新さんが割って入ってきた。

晞「それより、何しに来た!?」

アイ「貴方達を迎えに来たのよ、馬乗れるかしら?」

チームの皆がお互いに確認する。

悠さんと、晞新さんが乗れるようだった。
そこで、アイリーン姉さんに即席の馬術を教わって
目的地を目指すことになった。



To be continud







 
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