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東方喪戦苦【狂】

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番外編 十年バズーカ《前》の中編

 
前書き
前、中、後と分ける事になってしまいました。

番外編では、複数人いるときには、狂「」のように括弧の前に名前をつけます。

べっ…別に鬼心さんのあのスタイルをパクった訳じゃないんだからねッ!! 

 
骸「それでさー、アンとエイルがエナジーを…」
骸は、歩きながら話を続けた。



幾「ごめん…何の(はなし)してたっけ…」
骸の横にいた幾斗は、何処からか議題が変わったことに困惑している。



星「…確か…骸の好みの、タイプ?」
星花が幾斗の後ろからそっと顔を出して言った。



ア「あー…あれ?骸の所のうp主の話じゃなかった?」
アゲハが幾斗の横で言った。



菜「あれ?もしかしてみんなの記憶が少しとんだ?」
アゲハの横を歩いている菜々が骸の頭を見て言った。



阿「いや、骸の性癖の話じゃなかったか?」
骸の後ろを歩いている阿部さんが骸の尻の辺りに目線を落としながら言った。



千「…えっと…他の転生者の話じゃなかった?」
骸の横で話を聞いていた千尋が頬をかきながら言った。



神(無)「うん。まぁ最初は、ね。」
千尋の横で神無が頭の後ろで手を組ながら言った。



神(那)「まぁそんなことより…」
阿部さんの横を歩いていた神那が骸の尻の辺りを見ながら言った。



「「「「「「そんなことより!?」」」」」」
神無と阿部と神那を除いた全員が絶句した。



神那は、みんなの反応を気にせずに言った。

神(那)「狂夜がいないけど?」


幾「ああ、狂夜なら用事があるから来れないって」
幾斗が神那の方を見て答えた。


その発言にピンときたように骸は、思考をフル回転させた。

骸(…狂夜さんがいない?そしてこのメンバーは………ハーレム!?)

骸は、バッと周りにいる人を見回した。

骸(元男から女に進化した素敵なお姉さん!!西行寺 幾斗ォォォ!!
ツンデレ幼女!!西行寺 星花ァァァ!!
天然少女!!西行寺 アゲハァァァ!!
初期は天然設定だったけど最近はそうでもない!!(ハカイシン談)涼宮 菜々ァァァ!!
このメンバーで一番の存在感を誇る青いツナギのいい男!!阿部 高和ィィィ!!
そして唯一(?)の清楚!!松島 千尋ォォォ!!
胸のデカさはこの(なか)一ィィィィィィ!!黒崎神無ァァァ!!
姉キャラがビッチなのはもう決定事項なのか!?新月神那ァァァ!!」

神(無)「途中から声に出てるぞ。」
ビシッと神無のチョップが決まった…ハズだった!!

骸の後ろから出た手がそのチョップを止めたのだったッ!!

その後ろからは、フンドシ一丁の強そうな人の(ヴィジョン)が見える。


骸「…(エロー)白銀(プラチナ)は、乳首だけでイかせられるほど正確な動きをする…」

神(那)「まさか…私の法皇(マジ)貞操(エロファント)と同じタイプの性処勃(スタンド)か!?」
この前ジョジョを読み始めたばっかりの神那が言う。

骸と神那が互いに向き合い性処勃(スタンド)を出した。

ゴゴゴゴゴと言う擬音がついている気がする。


そこに…
阿「おいおい。このままじゃ俺も…収まりがつかないんでな。」

阿部さんが後ろから甲冑を着ているいい男を出した。

神(無)「あ…あれは!?黒光(アベサン)戦車(マラオッツ)!?」
神無がそれを見て叫んだ。

千「ええ!?乗るの!?」


阿「神無!!骸と神那さんを止めてくれ!!」

神(無)「私の処女(マジシャンズ)(ピンク)は、手加減出来ませんが…」
神無も同じく性処勃(スタンド)を出した。


阿「遠慮しないでやってみろよ。」
阿部さんがゆっくりとツナギを下ろした。


四人の性処勃(スタンド)使いが対峙した。


(エロー)白銀(プラチナ)を出しながら骸は言った。
骸「性処勃(スタンド)使いと性処勃(スタンド)は、いずれ引かれ合うッ…この性処勃(スタンド)が見えたのなら…そいつは、少しでもエロい事に興味があると言うことだッ!!」

千「え!?あっ!?ふぇ!?」
千尋と菜々とアゲハが頬を染めて別の方向を向いた。


幾斗は、あまり関わりたくないと思ったのか話をそらした。

幾「…と…ところで星花。あそこ、何か落ちてないか?」

星「…あれは、女の子…」

神(那)、神(無)、骸「「「何ッ!?」」」

骸と神那と神無がそこに走った。

余談だが確かに今少しだけ時が止まった。

骸は、その落ちている少女の所まで行くとその少女の顔を見てから澄まし顔で言った。

骸「ふふ…下品なんですが…私…落ちてる幼女を見て…勃起…してしまいましてね…」


それを見た神那と神無が驚愕の顔を見せた。


神無「この娘も性処勃(スタンド)使いな気がするッ!!」

神無が落ちている少女を指差して言った。

その落ちていた少女は、メイド服を着て、黒髪のポニーテールで、小学一年生位の小柄で、幼い顔立ちをしている。

十人にこれが可愛いか?と聞いたら十人が同じ回答をするだろうと言う可愛い幼女だった。

少女「…く~…んぅ~…」
少女は、寝息を立てている。

骸「…」
骸は、何を思ったのかその寝ている少女をくすぐった。

少女「…紫さぁん…やめっ…ぁ…んっ…はぁ…ぁ…」
その少女が頬を紅嘲させて荒い息をあげている。


…全員が何も喋らずにその少女を見る。


その中に一人だけが真剣な眼差しをその少女に向けて、

そして少女を見ながら言った。

神(那)「…ねぇ幾ちゃん…」

幾「?何か?神那さん?」

神那がその少女を指差して言った。
神(那)「素を操る能力…使った?」

幾「え?」
幾斗は、本気で困惑したような顔を見せた。

神(那)「…じゃあどうしてここに…」

その時少女が起き上がった。
少女「…ふぁ~…」

少女があくびをして大きな眼を見開いた。

少女「…」

全「…」

少女がキョロキョロと全員を見た。


少女「…ふぇぇぇ…知らない人がいるぅ~…」

少女の眼が子犬のように骸達を見上げる潤んだ瞳になり少女がいきなり泣き出した。

骸「え?ちょっ…ふぇぇ!?」

骸がうろたえていると幾斗が別の方向を向いて叫んだ。

幾「避けろ!!」

骸「…え?」
突然さっき骸達がいた場所が煙に包まれた。



別サイド。

白「…紫。ターゲットを狙撃した…あの二人は完璧に被弾した…抜かりはない…」
白夜は、十年バズーカのスコープを覗きながら言った。

紫「ええ。ご苦労様。」
紫は、扇で顔を隠すようにして怪しく笑った。



骸、幾斗達サイド


ア「何、今の!?」
アゲハは、目の前に踊るように浮かぶ煙を見て叫んだ。

星「にぃがギリギリで私たちを庇った…」

千「うん…骸も…」

神(無)「昔は、そんな決断力も無かったのにねぇ…」

神(那)「その、昔に戻るわ…」

菜「ど…どういう事?」

神(那)「今思い出した…その方法を…」
神那の意味ありげな言葉にアゲハが言った。

ア「…なに…コレ?」

神(那)「これは狂夜が作った特殊兵器…『十年バズーカ《前》』の弾丸。効能は…」

星「…十年前の自分と今の自分を入れかえる?」
神那の言葉に理解したように星花が言った。

神(那)「そう…しかし…その持ち主が幼児化してるとは思わなかったわ…」

千「え?もしかして…」
全員が引いてきた煙を見た。


そこには…

腕を組んで仁王立ちしているナチュラルウルフの無邪気そうな小さな少年と、

緑のパーカーを着崩して腕を下にダランと下げてその瞳にわずかにも光明がない下を向いている少年と、

メイド服を着て手で頭を抱えてプルプルと震えてしゃがみこんでいる男の娘と

この中では一番大きい♂青いツナギのいい男だった。


骸「ハハハ。お姉さんたち誰?」ザッ!!

幾「…ハァ…」ダラーン…

狂「ここどこぉ…紫さぁん…神那お姉ちゃぁん…白夜お姉ちゃぁん…怖いよぉ…」プルプル

阿「やらないか」ドキュウウウン!!







別サイド。

白「…紫。不純物が混じった。」

紫「…それはそれは残酷な話ですわ。」 
 

 
後書き
今回も完成しませんでした誠に申し訳ありません…誠氏ねぇ!!

では、次回は、後編です。

次回もサービスサービスゥ!! 
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