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ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
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コラボ編:アマツ狩り:一般人のチーターズ

もう何度目かと思うアマツ討伐。
今回のメンバーは、
最近出番が薄い<雷獣の狩人>ライト。
最近、小説に出入りしてくる不思議美少女<翡翠の剣士>ミヤビ。
この小説でかなりの強さを誇りながらも、何故か解雇寸前の<音の死神>スノードロップ。
そして、癒し系の常識人<境界の女神>サナ。
以上である。
「……もう、疲れた」
ライトに関しては連戦なので仕方無いと言えば仕方無いと思う。
「そんなこと言うと……ほら来た!!」
スノーが言うと、今回のアマツが出てくる。
今回は比較的遠距離系のアマツで通常種である。
しかし、今回は近距離主体のパーティなので、あまり引きが良いとは言えない。遠距離同士なら撃ち合う事も可能だが。
「んじゃ、作戦~。俺とスノーが突撃して~ミヤビとサナがそれぞれの武器で弱点特効~」
ライトは怠そうに言うと、ミヤビとサナは頷く。
頑張(がんばる)
「うん!」
「……さて、スノー。お前、裏は?」
「……解雇されそうだから今回は、ね」
「そ、そうか……」
ライトはそう言うと、雷を纏い、ユニークスキル<迅王牙>を発動。
バイザーを下ろして、ジンオウαをバトルモードにする。
「んじゃ、合わせろよ?」
「勿論♪合わせなら得意だからね♪」
そして、ライトとスノーは飛び出してアマツのタゲを取るべく、攻撃を放つ。
「<嗚御雷>」
「<クイックフール>♪」
雷の拳と雷撃、回転二連撃をアマツに当てると、タゲを取る。
「よし!!ミヤビ、サナ!!」
「任せて!!」
サナがそう言うと、ミヤビと共に出てきて、後ろに陣取る。
「俺達はこのまま!」
「タゲを取り続けよう♪」
そして、ライトは<ライトニングバルス>でアマツの視界を遮ると、スノーはすかさずチャリオットドライブを二連続で放つ。
「ヤアッ!!」
そこに、サナの竜撃砲と、
「ハッ!」
ミヤビのアイシクルフォールがアマツに牙を向く。
「ガァアアアアアッ!!」
すると、尻尾が振られ、サナは盾でガード、その他は避ける。
そこに、円型に水流ブレスを放つ。
「あっ!!」
すると、サナが起き上がれずに居たのを見つけ、ライトは<瞬間神速>でサナの腕を掴んで回避する。
「あぶなっ!!」
間一髪、盾を出すよりも水流ブレスが来たので、サナがダウンすることは無かった。
「大丈夫か?」
「うん、ありがとう」
ライトはそれを聞くと、足をぶらぶらさせる。
「天城流体術<一ノ型 紅煉斬破>!!」
ブーストされた身体能力に、体術の威力が混ざり、アマツの顔面を蹴り飛ばす。
「テメェ……サナを傷付けると俺が馬鹿に怒られるんだよ!!ふざけんなよ!?」
『いや、怒る所そこ!?』
全員がツッコミを入れると、アマツが水流ブレスをライトに放つ。
「<ライトニングバニッシュ>!」
ライトは予測して飛び上がると、尻尾をアマツの顔を叩き付ける。そこに、
「アステロイド!!」
複数の弾丸がアマツに襲い掛かる。
「サナか!!」
ライトが言うと、サナが親指を立てる。
「よし、これで!<雷撃皇ノ撃鎚>&<破壊の雷鎚>!!」
二つの雷がアマツに叩き込まれ、アマツはスタン状態となる。
「行くぜ、スノー!」
「また合わせるよ♪」
そして、ライトは二ノ型 雷光・一閃、スノーは重いマジシャンイリュージョンを放つ。
退(どいて)
すると、そこにミヤビが来て、周りを凍らせる。
「<永久(エターナル)凍土(アイス)>」
そして、その氷はみるみるうちにアマツを拘束し、凍らせた。
「サナ、GO」
「うん!お願い、<アイビス>!」
すると、対戦車用ライフルに模したトリガーから弾丸が放たれ、氷は粉々に砕け散った。
が、それによりアマツ討伐は終了したが。
「わぁ!流石サナちyーーーーちょっと痛い!!」
「悪いな、スノー。こうやらないと俺がライトに殺されるんだ……」
「だからって腕をそっちに「へぇ、此方なら良いと?」痛い痛い!!そっちにも腕が曲がらないよ!!」
それをミヤビ達は暖かい目で見ていると、突如黒い穴が現れる。
『!?』
ライトはスノーを放して戦闘状態に入り、ミヤビとサナも武器を構える。
そこから出てきたのは、自動車に足が生えた物だった。
「……モールモッドか!!」
「と言うか全く関係無いの来たー!!!」
ライトの叫びにサナの叫びが重なる。
すると、モールモッドは折り畳んでいた足を開き、十本の足となる。
「サナ!!アシスト頼む!!ミヤビは氷で奴をサナに近付かせないよう迎撃!!」
「分かった!!」
「了解」
「スノー!!」
「分かってるよ♪」
そう言うと、ライトは両手に片手剣を持つと、スノーと共にモールモッドの真上に飛ぶ。
「<ヴォーパルブレイク・ダブル>!」
「<ラヴァーズストライク>!」
すると、ライトはヴォーパルブレイク・ダブルを一点に放ち、スノーは二人になってクイックフールを放つ。
「<霜符「フトストコラムス」>」
途端、地面が固まり、モールモッドの足が幾つか凍る。が、それでも四本の剣足が動かせる。
「<雷光・一閃>!」
ズドン!と踵落としをライトが食らわすと、凍った足がビキッ!と音がして壊れた。
「「うおおお!!」」
「<ブリザードキャッチ>」
すぐにミヤビが吹雪でライト達を掴み、近くに着地させる。
「そろそろ決めるぜ」
そして、ライトが構えたと同時に、サナもアイビスを構える。
「終末の時を告げる稲妻よ、我が敵を穿て<紅蓮(ヴァーミリオン)崩壊(カタストロフ)>」
深紅の稲妻と、トリガーから放たれた弾丸は一体化して、モールモッドの目玉を貫いた。
モールモッドは最後に叫ぶと、その場に倒れた。
「……取り合えず、帰ったらライトに殴られよう」
ライトはそう言うと、皆を連れて集会所に戻った。 
 

 
後書き
今回比較的チートが少なかった様な気がします。
ライト「……そうか?」
そうだよ!これでもセーブした方だよ!?
ミヤビ「その(かわり)東方ネタ(はいってた)
ミヤビちゃんは東方ネタチルノスペカが一番似合う。
ミヤビ「……ちゃんは(やめて)、でないと……(こおらすよ)?」
スイマセンでしたぁあああああ!!
ライト「……ようやくアマツ狩り最後となったぜ。次回、大乱闘!チーターブラザーズX。メンバーは……ダーク以外変わらないな」
ミヤビ「次回もお(たのしみに)。恭夜、裏で練習(れんしゅうするから)(きて)?」
それって今日の罰ですか……? 
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