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Love Death 雨宮 燕と佐倉椿の場合

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第4話 異変

 
前書き
佐倉椿の彼氏。雨宮燕。
だが、燕には大きな秘密があって..... 

 
「ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ うぐッ....」
まただ、謎の痛みが俺を襲う。椿と付き合い始めてもう2ヶ月
このことは絶対に椿に知られちゃダメだ。
「ゲホッゲホッゲホッゲホッ 」
俺は大量の血を吐いた。

そして二週間もしないうちに俺の容体は急変した。
今日は学校を休まざるを得なくなってしまったのだ。
椿にはメールで伝えておいた。
だが1日会えないのがこんなにも辛いなんて。

(椿視点)
燕からのメールが届く。
ぇぇ?! 今日は学校こないの?!
1日彼氏に会えないだけでこんなにも辛いなんて。
お大事に っとだけメールを返信し、
学校へ登校した。だが私は登校の途中に病院へと足を運ぶ燕の姿を目にした。
よーし。後ろから驚かせてやろ〜、っと思い私は燕の後をついていくことにした。
そんなことのために私は学校を欠席しました。
妙に人目を気にする燕に違和感を覚えながらも私は病院まで彼を尾行した。
熱でもあるのかな?? すごい辛そうだけど....
尾行を続ける間に病院に到着した。
「雨宮さん〜??」 燕が診察室へと入っていった。
燕が帰ってきた。
「燕!!!!」と私が呼んでも
燕は私に気づくことなく家へと戻っていった。なにかおかしい....
「君?? 少しいいかね??」 病院の先生に呼び出され私は診察室へと入った。
「君を呼んだのは他でもない。彼の。燕君についてのことなんだ...」
何かとてつもなく嫌な予感がした。それが私の胸を締め付ける。
「燕君は、あと、長くて一年、そして最短であと一週間しか生きられない...」
「え..........??」
何を言っているのかわからなかった。
「そんな?! いつも私の前では笑顔で、元気なのに...どうして?!」
「君の前でだけは絶対にこのことを知られたくなかったんだろう..」
「そんな、そんな、そんな..... 私、どうすれば....」
再び訪れた絶望。それに私はもがくことしかできない。
「彼の寿命を伸ばしてあげたいかい??」
「はい!!!! 私にできることならなんでも!!!!.」
「非常に言葉が悪くなってしまうんだが....彼とは別れてはくれないか??」
「え.......??」
そのあとのことは全く覚えていない。いや、思い出したくないだけなのかもしれない。
ただ私のせいで彼は.......私のせいで彼はもうすぐ死んでしまう....
私は泣きながら家へと戻った。
やっぱり私は呪われた子供だったんだ....
こんな私が.... 呪われている私が... 人を好きになるのが間違ってたんだ...
今の私にできること.... それは.....
私は彼に 最後のメールを送り、
ナイフを自分の心臓に突き立てた。
さよなら....
だが、彼との楽しい思い出が頭の中を駆け巡る。
「ダメッ ダメッ 私は...私は...ここで死ななきゃいけないの!!」
そして私は.....


 
 

 
後書き
急展開ですね。
今は言えませんが次に期待していてください。
感想を書いていただけると嬉しいです 
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