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バカとテストと召喚獣~魔王の息子

作者:金林檎
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第五章 ジノの力

ジノとアーニャはFクラスの教室に戻ると既に戦争は始まっているのだが二人とも興味はなくアーニャは満腹になったためジノに膝枕をしてもらい寝ている

ジノ「…祇園精舎の鐘の声~諸行無常の響きあり~沙羅双樹の花の色~盛者必衰の理をあらわす~」

アーニャは昔からソーマが歌う平家物語が大好きでジノはそれを知っているためソーマと迄はいかぬが自分の全力をもって歌う

アーニャ「す~す~」

アーニャはジノの平家物語に満足したのか規則正しい寝息をし眠りについている

そしてジノはソーマに直してもらった座布団をアーニャの枕がわりにし教室から廊下に出る

ジノ「…アーニャの安眠のため貴様らを排除する」

ジノは五人のに囲まれて彼らの召喚獣が一斉に襲いかかるが――

ジノ「試獣召喚」

ジノの目の前に魔方陣が現れ爆発音の様なものを発しジノの召喚獣が姿を表す

容姿はジノと瓜二つで赤い鎌のような物を持っていて背中には翼が生え右腕に青色の腕輪を着けている、そしてジノの召喚獣は襲ってきた召喚獣を切り捨てる

ジノ「束でかかってこようとも…俺には勝つことは出来ない」

そして敵の召喚獣は一撃当たっただけで戦死しそして今まで表示されなかったジノの点数が明らかになる

『保健体育 9999点vs0点』

圧倒的な差がそこにはあり教師おも越えるほど点数にDクラスは絶望し戦意を完全に失った

ジノ「前線部隊と中線部隊は左右から敵を追撃しろ!!中央は俺が引き受ける!!」

ジノが唖然としているFクラスに指示を出しFクラスはジノの指示通りに動き戦意を喪失していたDクラスも元に戻りFクラスを迎撃する

ジノ「止まるな吉井明久!!隊長が動かなければ部下はついてこないぞ!!」

ジノは敵を迎撃しながら止まっている吉井に激を放ちそして吉井は我にかえりDクラスを追撃する

ジノ「前線部隊は補給に向かえ!!後線部隊は前線部隊と交代しDクラスを迎撃しろ!!」

ジノは苦戦していた状況をあっとゆう間に変えDクラスは押され始めFクラスは勢いに任せる

ジノ「横溝と須川は俺に続け!!吉井と島田は近衛隊の足止めをし木下と土屋は後線隊と中線隊の指揮を執れ!!」

木下/土屋『承知した!!/……了解』

木下と土屋は補給からちょうど帰ってきて前線隊長と後線隊長と交代し隊を一つに纏め上げる

島田「何であんたなんかの指示に!!」

島田はジノの指示に従えずジノに向かってそういい放つが、その言葉を聞いたジノは冷徹に言い放つ

ジノ「命の危険がないとはいえこれは『戦争』だ指示に従えぬ者はさっさと消えろ」

ジノはそれだけ言い須川と横溝を連れて代表である平賀 源二の元に向かう

ジノ「須川!!横溝!!左右に潜んでいる近衛隊の相手をしろ!!俺は平賀を叩く」

ジノの言った通り左右には近衛隊が潜んでいて須川と横溝は驚きもしたが近衛隊を迎撃する

ジノ「平賀 源二――覚悟!!」

ジノの召喚獣は鎌で平賀の召喚獣の首を刈り取る、平賀の召喚獣は最後まで抵抗したが圧倒的な点数差で抵抗は出来なかった

ジノ「じゃ、あとは任せるよ」

ジノはFクラスの教室に入り、眠っているアーニャを眺める…まるで聖母のような表情をしアーニャに膝枕をする

ジノ「ただいま…アーニャ」 
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