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ラヴ Death

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第1話 私とあなた

私が通う高校。霧ヶ峰高校。
今私は高校二年生です。クラス替えでどうなるか心配だったけど
けど、今では新しい友達もできてクラスに溶け込めてます。
あ、色々話してるうちに先生がやってきて....
「え〜。今日は皆さんに転校生を紹介します。」
転校生?! こんな中途半端な時に?!.... どんな子なんだろう??
ガラッ 教室のドアを開けて入ってきたのは少し背の低い大人しそうな男子
「じゃあ、自己紹介を。」

「えぇと.... 十六夜 咲希です。 女みたいな名前だけど男です。
よろしくお願いします。」
え?? それだけ?? 他にもあるでしよ。好きな食べ物とか 得意な教科とかさ....
私と同じことを考えた人がいたのだろうか.....
すると教室中が笑いに包まれた。笑い声が教室中に響き渡る
「はいはい。静かに。じゃあ十六夜は 望月の隣だな。」
え......... 私の隣?!!!!!
とりあえず自己紹介だけすればいいのかな....??
「あ、私。望月翼だよ。よろしくね。」
「あ、は、はい。よろしくお願いします。」
本当に女子みたいだ.......


咲希君がここにきてから三ヶ月。
咲希君とは男子の中ではよく話します。
今日の宿題の箇所どこ?? とかそんなどうでもいいお話ばっかですけど....
まあ、あえて一つ言うなら咲希君はバイオリンを習っていて
明日にバイオリンの発表会を控えてるみたい。
咲希君がバイオリンを弾く姿なんて....想像できない....

けど、そんなことを考えている暇はありません。あと、一ヶ月で合唱祭です。
私達の学校は8月に合唱祭というものがあって8月の音楽の授業は全て合唱祭の準備に充てられるんです。
ピアノを弾くのは毎年私。ピアノは小さい時から習ってたんです。
6限目の音楽の授業も終わり、帰宅部の私はすぐに家に帰ります。

次の日
朝起きたらもうこんな時間!!
まぁいつものことなんですけどね......
帰宅部の休日っていうのはとても暇なんです。
あ、今日って咲希君のバイオリンの発表会なんだっけ??
確か、霧峰区立芸術会館だったっけ??
って近!!!!!!!!! すぐそこだよ!!!
音楽好きな私は芸術会館へ向かうことにした。
次が咲希君の番なんだね。 どんな曲弾くんだろう??
学校じゃドジってイメージしかないよ..
そんな私の予想を彼は良い意味でぶち壊してくれました。
彼が奏でる音色はこの芸術会館を包み込み
さっきまで話していたお客さんたちもすっかり黙り込んでしまいました。
「す、すごい....」
彼の優しい音色に私は魅了されてしまいました。
そしてその時からかな ..... 彼のことをすこ〜し意識するようになったのは...






 
 

 
後書き
私は小説の執筆に関しては素人でございますので
アドバイス、感想募集中でございます
第1話を書くごとに咲希君視点から見た物語もかこうかなと思います。
そちらも是非お読みください 
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