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ファンタシースターオンライン2 蒼穹の剣士

作者:竜胆
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第二十六話 AIS

 
前書き
ここで登場するAISの説明

AIS
正式名称
Arks Interception Silhouette
(アークス インターセプション シルエット)

アークスが開発した独立機動兵器で、主に防衛戦での劣性を覆すために作られた決戦兵器である
全長5~6mで頭部は複合センサーを搭載し、機体各所に武器が搭載されており、機動力もブースト推力を活かしての高速戦闘も可能、脚部はローラーが装備されており、地上でも高機動である
武装
90mm自動小銃(ソリッドバルカン)
近接用実体剣(フォトンブレード)
誘導式グレネードランチャー(フォトングレネード)
散布式氷結弾(フォトンブリザード)
腕部高エネルギー収束粒子砲(フォトンキャノン)

一般的アークスでも乗りこなせる簡単な操縦で、カスタム機(専用機)も多数存在する。
 

 
ハルシオン学園 アリーナ



今日はアークスの決戦兵器である、AISの訓練である

(詳細な情報は前書きにて)

AISはアークスの技術力で作られた独立機動兵器であるが、ここ最近テロリストがこのAISを開発し、テロ活動を行っているという問題が発生した
恐らく誰かがAISの開発データをテロリスト集団に売り渡したのだろう


そこで急遽、ハルシオンの生徒にもAISに乗れるようにAIS訓練という授業が実施された






「ではこれより、AIS訓練を行う!」

「「「はい!!!」」」



今回は2-Bがアリーナを貸し切りにして、AIS訓練行うという


アルティナ「はぁ…AISか…」
エルシア「どうしたの?元気ないね…」
アルティナ「だって…ジルいないもん…」
アルト「あれ?キースもいなくない?」
アテナ「…本当だ…いない…」

辺りを見てみたらジルベールとキースの二人がいないのである

ユウリ「あの…レイジさん…ジルさんは?」

とジルベールの親友レイジに聞くユウリ

レイジ「ああ、あいつなら…」

「そこの生徒!!ゴチャゴチャ煩い!!」


と教官に話しているのが見つかったのか怒鳴られたアルティナ達



結花理「あの…一つ質問してもよろしいでしょうか?」

と結花理が手をあげて言った

「許可する」


結花理「何故、ジルベールさんとキースさんはここにいないのですか?」

そう質問する結花理
恐らくみんなが一番聞きたい事であろう



「……む、準備が出来たようだな…」

教官がデバイスを見て何かを確認した

「お前達、お目当てのナハトとイクリプスの登場だ」

と教官がアリーナのカタパルトの方へ目線を移した

それに釣られ、生徒達もカタパルトに目線を移した



「ではナハト機!発進」







ジルベール『了解……ジルベール・ナハト、【イノセント・ブルー】出る!!』





カタパルトから発進してきたのはジルベールの専用AIS、【イノセント・ブルー】


ジルベール専用に近接戦闘に特化したAISで、機体各所に武装が施されている

頭部は複合センサーではなく、人の顔のようなツインカメラアイで、V字のアンテナが特徴

機体の色は彼のパーソナルカラーである青色

胴体の部分は重厚的な装甲からスリムな軽装甲に変えられている

腰部の両方に大きな武装コンテナがあり、それにキャノン砲らしい物がつけられている

また脚部にブースターが着いている

背部には四枚の大型翼と高出力のバーニアブースター、そして大口径キャノン砲と大型実体剣、中型実体剣二本が装着されたバックパック



アルティナ「かっこいい…ジルもそうだけどAISもかっこいい…///」
エルシア「すごい…一回でも良いから一緒に乗りたいなぁ…」
クルル「ほわぁ…近接戦闘特化型でしかも空中戦闘も出来る最新鋭のAIS!!ジルさん専用に運動性も高く、さらに機体の追従性も高いなんて…」

クルルが目を輝かせてジルベールの【イノセント・ブルー】を見ていた

ユウリ「クルルちゃん…本当にAIS好きなんだね…」

クルル「だって!!AISを間近で見れるの!!今日という日を待ったんだよ!」
とかなり興奮状態のクルル、彼女は大のAISマニアで母親の会社がAISをイクリプス社と共同で作っているのである
そのため、AISに関してはチーム一の知識量

「ほら、イノセント・ブルーの武装だ」


と教官が出した端末にイノセント・ブルーの武装一覧が映っていた




イノセント・ブルー
全長5m75cm
総重量15t

武装

頭部バルカン(CIWSMK-Ⅱ) 装弾数5000発
高エネルギーフォトンブレードマグナム(ランスロット)×1 装弾数5/15発 カードリッジ式
腰部コンテナ内投擲ナイフ(スティレット)×2000
腰部コンテナ高エネルギーフォトンキャノン×2 装弾数10発
腰背部、脚部コンバットナイフ(ダーカーシュナイダー)×4
腕部フォトンセイバー×2
背部バックパック
高エネルギー収束粒子インパルスフォトンキャノン×2 装弾数10発
対大型エネミー用大型実体剣(バルムンク)
振動型対装甲実体剣(メイザーバイブレーションソード)×2
シールド
シールド内蔵型フォトンガン 装弾数5000発
シールド内蔵型フォトンブレード



カリーナ「うわ…何これ…殆ど近接武器だにゃあ!」
リネア「射撃は一応あるけど、全部高エネルギー系の出力…」
ミスティ「おまけに、投擲ナイフが2000本って…忍者のクナイのようじゃな」

そしてジルベールのイノセント・ブルーがゆっくりと着地した

着地と同時に女子達の歓声が一気に沸き上がった



「黙れ!!まだイクリプスの機体がある!」


と大声で怒鳴り皆を黙らせた




「ではイクリプス機、発進!」







キース「はいよ!キース・イクリプス、【ファントム・ホワイト】行くぜ!」





カタパルトから出てきたのはキースの専用機、【ファントム・ホワイト】

全体的に重厚的な装甲で、その装甲内部にミサイルポットやビーム砲が装着されている

頭部もジルベールのイノセント・ブルー同じく、V字アンテナのツインカメラアイとなっているが、少し重厚的なデザインとなっている

バックパックは大型ブースターを装着しており、大型のフォトンキャノンが上下左右の四ヶ所に装着している

まさに歩く火薬庫である





カリーナ「うわっ!重そう…」
結花理「あれで空中戦闘も可能ですのね…」
ユウリ「ねえ、クルルちゃん…なんであんなに重そうなのに浮いていられるの?」

クルル「恐らく機体各所に装着されているバーニアブースターが機体の浮遊を補助しているんだと思うよ、背中のブースターパッカーで高機動戦闘は出来ても浮遊は出来ないから…」



「そしてこれが、ファントム・ホワイトの武装だ」


教官がまた端末にファントム・ホワイトの情報を映した





ファントム・ホワイト
全長 5m96cm
総重量 36t

武装

フォトンライフルショーティー×2 装弾数1000発×2
フォトンスナイパーライフル 装弾数100発
頭部バルカン(CIWSMK-Ⅱ) 装弾数5000発
シールド内蔵型ソリッドガトリング砲×2 装弾数50000発×2
肩部5連ミサイルランチャー 装弾数50発
脚部10連マイクロミサイル 装弾数100発
胸部展開式ソリッドガトリングガン×2 装弾数5000発×2
腕部コンバットナイフ(ダーカーシュナイダー)×2
背部バックパック
四連フォトンブラスターキャノン 装弾数40発
バックパック搭載型大口径ソリッドバズーカ×2 装弾数20発×2


結花理「ジル様の機体と正反対の射撃寄りの武装ですわね」
クルル「恐らく、広範囲殲滅を目的とした武装ですね。全身のミサイルポットや腕部のガトリングガンの制圧力は凄まじいです」
アルト「つまり、ジルが前衛、キース後衛ってこと?」
アテナ「…ごついから固そう…」



そしてキースのファントム・ホワイトがゆっくりと着地した


ジルベール『キース、調子はどうだ?』
キース『ああ、問題ないぜ!』




お互いの調子を回線で確かめ合う二人


「お前達、今から模擬戦を始めろ」


ジルベール、キース
『了解!』



「「「「えええええええっ!!!((((;゜Д゜)))」」」」


いきなり話が進んでいる事に戸惑い気味の生徒達

サクヤ『教官…相手は私達とエンブラスで宜しいですか?』

エルシア「え!?サクヤちゃん!?どこ?」




と上空から漆黒のAISが舞い降りてきた
フォルムはジルベールのイノセント・ブルーに近い


サクヤ『私はここです』


回線で話すサクヤ

ジルベール『実はな、サクヤも専用機持ってたんだ』

「「「ええええええええええっ!!!((((;゜Д゜)))」」」

はたまた驚く生徒達

そしてとある疑問に気付いた


ユウリ「あのサクヤさんとエンブラスって…もしかしてクルルちゃん!?」

とクルルの方に生徒達が振り向く



クルル「えへへ……来て!【ファントム・コランダム】」


そうして上空からオレンジのAISが降りてきた
ファントムという名称なので、キースのファントム・ホワイトに関連しているのだろう

「よし、準備は整った様だな…では…模擬戦を開始しろ」



アルティナ「ちょっと待ってください!あの二機のデータは…」


とデータの詳細を知りたかった生徒達

クルル『大丈夫です、端末に映しました』

とファントム・コランダムに乗ったクルルがコンソールを叩いて生徒達の見ている端末にサクヤの専用機とファントム・コランダムのデータを映した






イノセント・ノワール
全長5m45cm
総重量20t

武装
100mmソリッドアサルトライフル×2(オルトロスMK-Ⅶ) 装弾数10000発×2
シールド内蔵型フォトンライフル 装弾数300発
シールド内蔵型ニードルミサイル 装弾数30発
腕部フォトンブレード(イグニスエッジ)×2
脚部フォトンブレード(グリフォンエッジ)×2
肩部フォトンセイバー(ブレイスエッジ)×2
背部バックパック
大型実体銃剣フォトンマグナムバスターソード 装弾数20発
無線式ソードビット×4







ファントム・コランダム(アームド)(リバイ)


全長5m46cm
総重量21t


武装
リトラクタブルフォトンガン×2 装弾数5000発×2
腰部搭載型実体剣(ダーカースラッシュ)×2
シールド内蔵型6連フォトングレネード 装弾数100発
背部バックパック
(コランダムパック)
長射程フォトンガトリングガン(ハイドラ) 装弾数3000発
ファルクスG7フォトンハルバート
(アームドパック)
背部バックパック搭載型大型ミサイルポット×2 装弾数10発
背部バックパック内蔵型フォトンインパルスキャノン×2 装弾数10発
背部バックパック内蔵型10連マイクロミサイルポット 装弾数200発
(リバイパック)
無線式自立フォトンガンビット(ファンネル)×6 装弾数100×6
無線式自立フォトンソードビット(ファング)×4





生徒達はサクヤの専用機とクルルの専用機を見て絶句した

ここまで性能が高いのと、豊富な武装に見入ってしまったようだ






「ではこれより、AIS模擬戦、ナハト、イクリプス組VSサクヤ、エンブラス組をする…両者準備!」



四機のAISが戦闘準備を整えた

その様子をアリーナの観客席から見守る生徒達

エルシア「うわあ…なんかワクワクするよ!((o(^∇^)o))」

アルティナ「大丈夫かなぁ…」

レイジ「おおっ!面白くなりそうだぜ…」





そして


「では…始め!!!」





開始早々ジルベールのイノセント・ブルーが大型実体剣(バルムンク)を背部バックパックから抜刀し、スラスターを吹かして突撃した


ジルベール『先手必勝!貰った!!』

とクルルのファントム・コランダムに向けて降り下ろそうとしたが

サクヤ『させません…』


ガギィィィィッ!


サクヤのイノセント・ノワールがバスターソードでランスロットを受け止め、そのまま鍔迫り合いとなった


クルル『今!』


と底にファルクスG7フォトンハルバートを大上段に振り上げたクルルのファントム・コランダムがイノセント・ブルーの頭部めがけて降り下ろそうとしていた



キース『隙だらけだぜ!!』


キースのファントム・ホワイトがフォトンスナイパーライフルでクルルの頭部を狙い撃ったが、フォトンハルバートに防がれた




サクヤ『はぁああああっ!!』

サクヤはイノセント・ノワールの全身に着けたフォトンブレードでジルベールのイノセント・ブルーに連続攻撃を叩き込んでいたが、元から近接戦闘が得意のジルベールは背部バックパックに対となって装備されていた振動型実体剣(メイザーバイブレーションソード)を二刀流で巧みに操り、サクヤの猛攻を防いでいた


ジルベール(攻め手が激しいな………それなら!)



ジルベールのイノセント・ブルーがサクヤの一瞬の隙を突いて蹴り飛ばし、間合いを取った

ジルベール「今!」


ジルベールはイノセント・ブルーの腰部コンテナに搭載されている投擲ナイフ(スティレット)を左右の手でそれぞれ3本ずつ構え、サクヤのイノセント・ノワールに向けて投擲した


サクヤ「くっ…」

サクヤはソリッドアサルトライフルでスティレットを撃ち落とそうとしたが、鋭いスティレットの切っ先は、銃弾を弾き返して黒色のフレームを傷付けた


サクヤ『やりますね…マスター…』

ジルベール『お前もな…』








一方のファントム・ホワイトとファントム・コランダムは銃撃戦となっていた



キースのファントム・ホワイトがフォトンライフルショーティーでクルルのファントム・コランダムを撃ち、クルルも砲撃戦特化型バックパック、(アームドパック)に換装した
アームドパックはコランダムの特徴であるフライトユニットの機能を残し、機体の重量化と砲撃戦に特化した武装が搭載されている、装甲もコランダムパックより厚く、防御力が高い


クルル『アームドパック、換装完了!行きます!!』


クルルのファントム・コランダムはこれでファントム・アームドに名称が変わった

そしてバックパックの装甲が展開し、マイクロミサイルの弾頭が現れ


クルル「当たってええええええっ!!!」


一気に20発相当のマイクロミサイルが発射され、一斉にキースに襲い掛かった


キース「全部撃ち落とす!!!」


一発一発とフォトンライフルショーティーを撃つキース、その光線は確実にミサイル撃ち抜き、爆散していった


クルル「流石キースさん!全てのミサイルをショーティーで落とすなんて…」


キース「褒めてもこれくらいしか出ないぜ!」


キースのファントム・ホワイトの全身装甲が展開し、様々な種類のミサイル弾頭が現れ

キース「乱れ撃つぜぇっ!!!」

一気に50発のミサイルが発射され怒濤の如くクルルのファントム・アームドに襲い掛かった


クルル「リバイパック!」


そう叫ぶと背部バックパックが粒子化され、新しいバックパックがインストールされた
今度は天使の羽根のようなウィングが大型のが4枚、小型のが6枚という背部バックパックのフォルムである

クルル「お願い!行って!!」


トリガー引くと背部バックパックのウィングがそれぞれ分離し、大型の羽根は先端にフォトンブレードが発生し、小型の羽根はフォトン弾を発射していた

これはリバイパックの最大の特徴で、オールレンジ攻撃が可能な無線式自立フォトンガンポット(ファンネル)と自立兵器フォトンソードビット(ファング)である



そのトリッキーかつ物凄い弾幕を放つファンネルは次々とキースのミサイルを撃ち落としていった





キース「おいおい…まだそんな隠し玉あったのかよ…」


自分の放ったミサイルが全部撃ち落とされ、逆に恐怖を覚えるキース


クルル「今!ファング!!」


キース「何!?」


いつの間にキースの周りにクルルのファングが現れ、キースのファントム・ホワイトに襲い掛かった

キース「ちっ…機体が重い…」


元々重武装で設計されたキースのファントム・ホワイトは機動戦を想定しておらず、拠点制圧用と、遠距離狙撃戦を想定した機体となっており、このような一対一の場合は重装甲が圧倒的に不利である

そして



ガシィィィッ!!!


キース「げ、不味い…」

クルルのソードビットがファントム・ホワイトの重装甲を削り始めた

このままではただやられるだけである

と、そこに





ザンッ!!、ザンッ!!

クルル「そ、そんな…!?」



一つ、また一つとクルルのソードビットにナイフが突き刺さり、爆発した

キース「まさか…ジルか!?」








ジルベール(良かった…上手く行ったな…)

ジルベールはサクヤと激しい近接戦闘をしていた中で、キースが危機に陥っていた所を発見し、隙を見てスティレットをソードビットに向けて投擲したのである

サクヤ「まさか…そんな事も出来るのですか?マスターは…」


ジルベール「まぐれだよ…事実そんな狙って無かったし」




「そこまで!!!四人ともご苦労」



と教官が模擬戦の終了を宣言した

アリーナで見ていた生徒達は開いた口が塞がらなかった


アルティナ「すっご…なんなのこの戦い…?」

エルシア「AISでダークファルス倒せそうね…」

カリーナ「あたしも専用機ほしいーO(≧∇≦)O」

ユウリ「あたしも欲しいなぁ…」

リネア「これなら死神蜘蛛の連中も一網打尽ね!」



「いい加減にしろ!煩い!!!」


教官が聞くに耐えなかったのか怒鳴って生徒達の私語を止めた

キース「お、おい…サクラ姉…そんなに怒んなくても…」







「「「「え?((((;゜Д゜)))えええええええええええええええっ!?!!(゜ロ゜ノ)ノ」」」」



突然のキースの発言に驚く生徒達


ミスティ「おいキース!この教官はお前の姉なのか?」

キース「ああ、カリーナは知ってるよな?」

カリーナ「もっちろんだにゃあ!」

結花理「しかし…何故AISの教官を?」


サクラ「…私がAISの生みの親…と言えば納得か?」


「「「えええええええええええええええええっ(@ ̄□ ̄@;)!!」」」

さらに衝撃発言に驚く生徒達

まさか目の前にAISの生みの親がいるとは思わなかったであろう


アルト「AISって教官が開発したんだ…」

レイジ「あ、ああ…全然開発者に見えないな…」

アテナ「……教官、一ついいですか?」


とアテナが質問

サクラ「許可する…」


アテナ「…どうしてジル達は専用機を所持しているんですか?」


とみんなの疑問を言う

専用機と言ってもあんなに高性能のAISは一気だけでもかなりの戦力になる…そんなAISを与える基準を知りたかったのだ


サクラ「ふむ…専用機を与えられるのはいくつかあるが…最大の条件は防衛戦で多大な貢献をすることだな…ナハトとイクリプスは防衛戦にて最大級の貢献をした…その事を上層部が認め、専用機を与えたのだろう」


防衛戦とは惑星リリーパの砂漠地帯にある採掘基地の防衛である

原因は不明だが、定期的にダーカーの大軍がその採掘基地を襲撃するのである

その防衛戦でどれだけ敵を倒した、防衛に役に立ったかで貢献度が計算され、ジルベール、キースの二人は圧倒的な貢献度を叩き出したので上層部が専用機を与えたのだろう


ジルベール「まあ、もう普通のAISは乗れないな…」

キース「これに慣れちまったからな♪」


と笑い合う二人



レイジ「なぁ…なんでクルルは専用機持ってんだ?」

クルル「私、お母さんのAIS開発工場でテストパイロットしてるんです」

ユウリ「え!?そうなの!?」

クルル「えへへ…」


アルティナ「クルル凄い!そんな特技あるなんて」

エルシア「すっごーい!今度遊びに行っても良い?」

結花理「ご立派ですわ!」


クルル「え…えと……ふ…ふええん…」

といきなり泣き出してしまったクルル


カリーナ「ちょ!!?どうしたにゃ!!?」

いきなり泣き出してしまったクルルに驚く生徒達


クルル「あたし…ぐすっ…いままで…こんなに…誉められたことないから…ぐすっ…嬉しくて…」


ユウリ「クルルちゃん…」

ユウリはそんなクルルを優しく抱き締めた


レイジ「良かったなクルル!」


クルル「はいです!」







そしてAISの訓練を専用機持ちがリーダーとなって行ったのであった






 
 

 
後書き
イメージ声優
ジルベール・ナハト 宮野真守
キース・イクリプス 梶裕貴
アルティナ・シュトラーフェ 井上麻里奈
レイジ・ムラサメ 保志総一朗
サクヤ・ナハト 橘田いずみ
エルシア・ラトゥール 加藤英美里
カリーナ・アイテール 東山奈央
ユウリ・ラトアーヌ 三上枝織
クルル・エンブラス 佐倉綾音
岬城結花理 茅野愛衣
アルト・クラレント 早見沙織
アテナ・スウェア 釘宮理恵
リネア・ルーシェ 豊崎愛生
サクラ・イクリプス 豊口めぐみ
 
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