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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]

作者:stk
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エリアA管理本部の機能停止

この前捕まったジェイル・スカリエッティーが銀河鉄道管理局の支援研究者だったため、時空管理局から捜査員が来るようになった。
しかしエリアA管理本部は
『条約内に取り調べの権利はない。お引き取り下さい。』
を繰り返した。
そして事態が悪化すると考えた未来は銀河鉄道エリアA区間の一週間運行停止を決めた。
勿論、銀河鉄道管理局は初め運行を続けるように言ってきたが、詳しいことを話すと運行停止を認めた。
次の日から駅施設から駅役員が休暇となった。
管理本部も司令官である未来とエリアAのSDF(空間鉄道警備隊)を除き休暇となった。

未来が監視カメラを見ると幼い頃の友人である高町なのはと見たことのない少女が二人いた。
未来は慌ててSDF(空間鉄道警備隊)に出動要請を出した。
『みずがめ小隊は正面門にて一級武装待機、ふたご小隊は裏門、おひつじ小隊は管理本部内にて三級武装待機。魔法はリミット解除してください。』
放送で流して指示を出した。
ちなみに各小隊の隊長は未来の家族である。
みずがめ小隊・・・夏村シュテル中佐
ふたご小隊・・・・夏村レヴィー少佐
おひつじ小隊・・・夏村ディア中佐
が勤めている。
シュテルから連絡がくると、すぐさま出た。
「どうしたの?」
『私たちの前になのはが来たのですがこれは多分囮です。』
「了解した。直ぐに各小隊に指示を出すよ。」
『頑張ってください。』
通信が切れると次はレヴィーから連絡がきた
『こっちにフェイトと子供が二人来たよ。でもこっちも囮だよ。』
「分かった。無理はしないでね。」
『分かってるよ。』
これで残るのは管理本部内だけか、と思っているうちに緊急通信が入った。
『すまん、妹を通してしまった。後はどうにかする。貴様も気を引くでないぞ。』
「分かった。ディアも気をつけて。」
『分かっておる。』
通信を向こうから切られた。
あちこちから悲鳴が聞こえる。
『SDF(空間鉄道警備隊)がやられていくのが分かった。
とても悲しい。
友人と戦うならまだしも綾と戦わないといけないなんて。
「はあ。」
ため息も出てしまうよ。』
未来が思っている事とは裏腹に扉が開くと
「兄貴、すまねー。昨日からこうなるのわかってたんだ。でも仕事だから兄貴を逮捕するせ。」
「逮捕令状は?容疑は?もう少ししっかりしなよ。」
令状は持っていなく。
「容疑は公務執行妨害だ。」
「公務執行妨害?お前達の方が僕達に対する公務執行妨害だと思うけど。」
すると未来が懐から裁判所が発行した逮捕令状をだした。
「今、この敷地にいる時空管理局局員を強制逮捕もしくは死刑とする。此方は令状があるから。」
「兄貴、強制逮捕はともかく死刑ってどういうことだよ?」
未来はディスプレイをつけると。
「この隊員達は皆、親を時空管理局に殺された人たちなんだ。恨まれるのは当然だと思うけど?」
反論出来なくて当然だ。
綾が何か言い出そうとしたら
『エリアA鉄道管理本部、此方は銀河鉄道999(スリーナイン)です。進入許可を願います。』
「綾、少し静かにしてて。」
綾に向けて言うと
「此方はエリアA管理本部の責任者である夏村未来少将です。現在、我が管理本部は時空管理局の局員と戦闘になっているため許可できない。他をあたって下さい。」
『しかし燃料が無くてもうここに降りる以外に方法がありません。』
「仕方ありません。013番線に停車してください。」
『了解しました。』
通信が切れると
「兄貴、999(スリーナイン)を止めたくなかったのは本当にそれだけが理由か?」
「綾、その鋭さは捨てた方がいい。確かに君たちを死刑には出来るがそれを人の前では行いたくない。いや、実際は死刑にはしたくない。だから引いてくれないか。」
「兄貴、前に言ったよな?一人で抱え込むなって。兄貴の為なら時空管理局なんて辞める。でも兄貴は今、悩んでるんだろ?ならやりたくないことはしなければいいじゃねーか。」
綾の言葉には強い気持ちが込められていた。
「そうですよ。一人で悩まないで下さい。私たちは家族ですから。」
「そうじゃぞ。抱え込むな。」
「僕たちも力になるから。」
そこには無傷な三人とはやてたち。確か機動6課だったけ。
「何で無傷なの?まさか寝返った?他の隊員達は?」
「それは私達は戦闘をしてないから。隊員達は皆、休みです。」
シュテルが答えると未来が
「なるほど、つまり君たちはシュテル達も含めて何か聞きたいことがあるようだ。逮捕される訳にはいかないが少しくらい友人とのお話って事にして話ますか。」
「「「お願いします。」」」


ちなみに999(スリーナイン)は無事に駅に着きました。
駅には999(スリーナイン)以外の列車が無くて乗務員、乗客が驚きました。
「」 
 

 
後書き
次回、ちょっと不味いことになります。
感想をお待ちしています。 
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