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続:おおかみこどもの雨と雪

作者:とあーる
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チャプター7 私と草平の一週間~二日目 その一

朝、目が覚めると自分のからだの異変に気づいた。
「…!?」
自分の下の方、特に股間のまわりの布団がほんのり赤色に染まりそれは草平にもついていた。
私の生まれてはじめての月経だった。
初めは驚いたが保健体育の授業で習ったことだったのですぐに理解した。おそらく草平が来たことで私のホルモンバランスが変化してそれがトリガーとなったのだろう。
それにしても派手にやってしまった。布団どころか草平の体も汚してしまった。
そうこうしているうちに草平は目を覚ました。血に驚いている様子はあったものの落ち着いた様子だった。
「あっ…お…おはよ…」
「ん…おはよう」
草平はこう続けた。
「雪…大丈夫か?」
「ありがとう…」
下腹部が尋常になく痛みまんざら大丈夫でもなかったがこう答えた。
「辛かったら…言えよ?」
私はコクリと頷く。
私たちは一緒にリビングへ歩いていった。
「おはよう…」
「おはようございます」
母は返す。
「あら雪、草ちゃんおはよっ」
ダイニングテーブルには私たちの朝食が並んでいる。 
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