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緋弾のアリア 偽りの超偵

作者:黒騎士
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第1章 日常編
  人命救助は命がけ

 
前書き
前回の続きです 

 
「バリバリ……バリバリバリ……」

銃声か?くそっこんな時に……

「まさか、武偵殺しか?」

しばらくしてまた銃声が鳴った

「バリバリ……バリバリ…」

くそっ…どうする…助けに行くか…それとも、操縦室に行き操縦するか
どうすれば…どっちが正しいんだ?

「アリアーーーーー」

「!?」

なんだ!?遠山の声?
神崎になにかあったのか?
くそっやはり助けに行くべきか!?

その時だった頭が急激に痛くなり…
身体の芯から力が湧いてくる感じが
俺の中でなにかが切り替わった……

「決断は…早くしないとな!」

俺は痛い頭に耐えながら頭をフル回転させる、そして援護に回る決断を下した。

「まずは、武偵殺しの正体を見ないとな、銃声のあった方に行くか」

すぐに廊下に出ても機体が時々大きく揺れることがある…それだともし
走っていれば揺れた時にバランスを崩し、間に合わない可能性がある、
だが、それなら揺れを予測してその揺れの時だけ地面にいなければ良い
つまりは、床ではなく…壁を使う…
そうすれば、間に合うはずだ…多分
俺の推測が正しければ神崎が撃たれた…遠山は撃たれてはないだろう…
遠山がラッツォを、持っていれば、神崎は大丈夫だろうが…もしなければ命に関わる……急がねば……

「バタン……」

「!?…チャキっ」

急に扉が開いた為驚いたが……
即座に銃を構えることは怠らない
だがすぐに銃は下ろした。何故なら

「どいてくれアリアが…くそっ」

出てきたのは遠山だったからだ

「こっちだ…神崎が撃たれたのか」

「あぁ…アリアが撃たれた」

「遠山…ラッツォを持ってるか?」

なければ俺のを使うしかないが…

「いや、いまは無いんだ…くそ」

くそっ…準備が足りないぞ!

「俺のを使え…ラッツォだ…ほら」

一つ貸しだからな遠山……

「すまない、助かる…」

「アリア、戻ってこい、アリア!」

さてと、俺は行くかな……

「遠山後は任せる、俺が時間を稼ぐ
それまで神崎を頼むぞ!」

「おい待てよ、1人じゃ無理だ」

「俺に構うな大丈夫だって、それに先輩なんだし、負けねぇよ遠山」

「バタン…」

さてと、武偵殺しさん遊ぼうぜ?

さっき遠山が出てきた方はたしか、バーだったな…行ってみるか…

「何処かに隠れてるのか?」

バーには着いたものの誰も居ない

「もう、移動した後か…?」

それならここに居る可能性は低いか
だが、何処に向かったんだ?

「あれれぇ?
九条先輩じゃないですか?」

「ガチャっ……くっ!?……」

背後を取られた……油断したか……
銃を構える暇もなく頭に銃を押し付けられた…

「やはり、隠れて居たのか…?」

「んー…少し違うかな?」

少し違う?どう言う事だ?

「何かしていたのか?ここで」

「ピンポーン、あったりー…流石は九条先輩ですねぇ〜…すごいよ」

「ここで、何をしていたんだ?」

「んー、それは教えなーい」

なるほど、だがまさかなお前が本物の武偵殺しだったとはな…驚きだ

「まさか、お前だったとはな」

「そうなのです、武偵殺しの正体はこの理子りんだったのでーす」

この機体をジャックしたその狙いは神崎か…しかし何故神崎を?

「神崎を仕留めるためにハイジャックしたんだろ?この600便を…」

「んー……どうしてそう思うの?」

…目が…怖ぇー…やっぱ女は苦手だ

「なんとなく……さ……」

「ふぅーん…まぁいいや」

そう言うと理子はニヤリと笑った…

「九条先輩……アリアのところに〜理子いきたいんだ〜連れてって?」

「あいにく…俺はそんなに優しくないんでな…自分で探しな……理子」

「あっそう…じゃあ探しに行くよ」

「九条先輩も一緒に連れ…っ!?」

(いましかない!!)

「あっ……」

俺は銃が一瞬離れた瞬間にしゃがみ弾丸の射線を逸らしてその隙に理子から距離をとることに成功した。

「理子……俺も一応先輩だからな」

「あっはは…おっもしろーい」

いまは両者銃を向けて睨み合い状態

2人が動こうとしたその時……

「バリバリバリ……」

「「!?!?」」

いきなりの銃声に俺も理子も止まる

銃声の鳴った方を見るとそこには… 
 

 
後書き
しばらくは原作ルートでつまらないかもしれませんが…もう少ししたらオリジナルルートを書いていこうと思うのでお楽しみに( ´ ▽ ` )ノ 
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