[ 原作 ] アルスラーン戦記
かつてアルスラーン戦記を本編開始前に終わらせようとした男がいた。
トゥラーン、トゥルク、シンドゥラの三国連合50 万を率いてパルスの王都エクバターナに迫ったその男の名はハドバータル。
トゥラーンの王弟にして、岩の英雄の異名を持つ、大陸公路最強の名をほしいままにした男。
原作ではあっさりと倒されたはず、だったが…。
「ラジェンドラ殿、どうやらおぬしも転生者だな?」
「おかしいだろ?何でこの世界、騎馬民族が大陸の覇権を握って無いんだ?だったら俺がやるしかないよな?」
「トゥラーンの玉座なんて兄上にくれてやる。俺はそれ以外の全てを手に入れる!」
ハドバータルが嘯く言葉の数々でラジェンドラは悟る。こいつ、原作通りのやられ役じゃない。それより遥かにヤバい敵だ!
そうしてハドバータルは原作通りにパルスに侵攻する。ルシタニアを凌駕する武威を以て。
この男を倒すために、ラジェンドラが裏で暗躍し、ナルサスが絵筆を置き、ダリューンが刃を振るう。
アルスラーンは…
「私は私にできる限りの事をしたいと思うんです」
果たしてラジェンドラは原作開始の時を無事迎えられるのか?
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