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遊戯王GX 〜ずっと俺のターン!!パーミッションの力〜

作者:びーの
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エピソード1 初転生、初デュエル

 
前書き
転生、始めました。
ってなんのこっちゃっ!初めてなので駄文かもしれませんが生暖かい目で見守って下さい。
改善点、デッキ等々受け付けます。是非是非よろしくお願いし〼。 

 
転生とは、事故、事件、自殺等々で死んで新たな世界へと生まれ変わることで二次創作ではよくあるパターンである。
で、今回自分がそのパターンなのだが正直言って、「めっちゃうれしいデス!!!!」

ん?あんた誰?って。

はい、僕の名前は神谷凛です。趣味は遊戯王。ついでに転生後の世界は遊戯王GX。なんというラッキー!てゆうか、その辺は神様が都合をつけてくれたそうです。まぁ、ぶっちゃけ好きでもない世界に転生してもねぇ。



『マスター、はたからみると痛い人ですよ。』

「うぉ!いつからいた!」

自分に声をかけてきたのは、《ガーディアン・エアトス》。前世で自分が使っていたカードだ。





「え〜、番号110〜119番の人、準備をして下さい。」

『あ、マスター。ようやく順番が回ってきましたよ。』

「へいへい、さっさと行ってきますよ。」

現在、デュエルアカデミー入学試験デュエルの真っ最中である。
さて、GXでは、ほとんどがビートダウンデッキなわけだが、なにを使おうか?

「はーい、受験番号115番です。よろしくお願いします。」

「神谷凛だな。手加減はせんぞ。」

「「デュエル」」

「先生の先制!ドロー。《ベン・ケイ》を召喚。さらに手札から装備魔法《デーモンの斧》と《魔道師の力》を装備させる。カードを一枚伏せてターンエンドだ。」

「ドロー。あ〜、なんというかお疲れ様でした。」
「はぁ?何を言ってるのかね、君は。」

「手札から、モンスターをセット。で速攻魔法《太陽の書》を発動。さっき伏せた裏守備表示のモンスターを表側表示に。
《メタモルポッド》のリバース効果発動。互いに手札を全捨てして、5枚ドロー。さらに速攻魔法《月の書》を発動して、メタポを裏側守備表示に。で、墓地の《ADチェンジャー》を除外して、メタポを表にして、リバース効果発動。通常魔法《ハリケーン》を発動して、魔法・罠ゾーンのカードを全て手札に戻す。さらに《手札抹殺》発動。手札を全て捨てて、捨てた枚数分ドロー。」

『ケヒャヒャヒャヒャ』

不気味な笑みが浮かんだ甕に俺と先生のデッキのカードが吸い込まれていく。
なんというか、シュールだ
『…キモいですね。』

途中経過
先生デッキ枚数 34→29→24→16

凛デッキ枚数 40→35→30→27


「どんどんいきますよ〜!手札から《皆既日食の書》を発動。場のモンスターを全て裏側守備表示に。で、《太陽の書》を発動。メタポを表にして、リバース効果発動。手札全捨ての五枚ドロー。手札から、通常魔法《魔法石の採掘》を発動。手札二枚をコストに墓地から《月の書》を回収して、発動。メタポを裏守備に。通常魔法《愚かな埋葬》を発動して、《ADチェンジャー》を墓地に送る。で、ゲームから除外して、メタポをリバース。手札全捨て五枚ドロー♪」
ヤバイ、ちょっと楽しくなってきた〜

『…え、えげつない』
『ご主人もなかなかいい性格してますね〜、ケヒャヒャヒャ。

なにもさせない凛に対して、若干引き気味なエアトス。そして、何故か精霊化した《メタモルポット》。

先生デッキ枚数 16→11→6

凛デッキ枚数 27→22→17

「さぁ、ラストだ!通常魔法《鳳凰神の羽根》を発動。手札一枚をコストに《月の書》をデッキトップに置きます。で、《成金ゴブリン》を発動します。相手のライフを1000ポイント回復させ、一枚ドロー。《月の書》を発動。メタポを裏守備にします。さらに速攻魔法《異次元の埋葬》を発動して、除外されている二体の《ADチェンジャー》墓地に戻し、《ADチェンジャー》を墓地から除外して、メタポをリバース! まぁ、こんなもんかな?ターンエンド。」

先生デッキ枚数 6→1

「な、なんとか残った。私のデッキなら、一ターンあれば、とどめをさせれる。少し詰めが甘かったね、凛君。」

「ん?なに勘違いしてんですか?終わりですよ。エンドフェイズに《皆既日食の書》の効果が発動され、先生の場のモンスター全てが表側守備表示になって、その枚数分ドローする。つまり、《ベン・ケイ》が表側表示になって、一枚ドロー。」

先生デッキ枚数 1→0

「さぁ、ドローしてください。先生のターンですよ。」

「くっ、私の負けだ。」

「はい、ありがと〜ございました。」
『はい、ご馳走様〜。楽しい食事でした〜。』
どうやら、メタポにとって食事だったらしい。

ワンキル、しかもデッキ破壊をして、試験官の先生が憎々しげに睨んできたり、会場にどよめきが起きたりしてるのでさっさと帰ろうとした矢先・・・

「あんた、すげ〜な。俺とデュエルしようぜ。」
「見事な勝利だったよ。」
「アニキ〜、初対面の人にいきなりデュエル仕掛けるとかないッス。迷惑ッス。」

見事に捕まりました。
くそ〜、早く帰りたいのに〜
まぁ、無視すんのも人としてどうかと思うのでとりあえず。

「ありがと。えーと?」

「俺は遊戯十代だ。十代って呼んでくれ。」

「僕は三沢。三沢大地だ。」

丸藤翔っす。」

もちろん、知ってますとも。

「よろしく。神谷凛だ。リンって呼んでくれ。」

「しかし、すげ〜よな、リン。デッキ破壊で勝っちまうなんて。」

「試験官の人なんて、なにも出来ていなかったっす。ただ呆然としてたッス。」

「あれは運がよかっただけだよ。手札にメタポがこなきゃなにもできないからね。まぁ、ワンキル出来たのはうれしいけどね。」

「試験会場で色んなデュエルを見ていたけど、リンほど鮮やかに勝った人はいなかったよ。ぜひ、遊戯王について語り合いたいね。」

「語り合いは勘弁で。」



まぁ、実際に試験デュエルで使った"メタモルデッキ破壊"は遊びようのデッキ(実際、ハマると相手はなんも出来なくなり、一方的な蹂躙になるが・・・)だが、なかなかに強いし、愉しいので使って見たわけです。

『クリクリ〜』

「あ、《ハネクリボー》。可愛いな。」

「お、レンまさか精霊が見えんのか?!」

「あぁ、今んとこ精霊はエアトスとメタモルポットがいるけど。」

『どうも〜。』
『ハネクリボー、食ってみたいわ〜。ご主人、ちょっとデュエルして、ハネクリボーを味見させてくださいよ。ケヒャヒャ。』

なんかメタモルポットが怖いことを言っているがとりま無視。
てか、カードの精霊化の条件ってなんなんだ?もしかして、召喚する度に精霊化したりして……デーモンとか、ドラゴンとか出てきたら洒落にならんぞ…

『あ〜、その心配は多分大丈夫ですよ。精霊化するのは、マスターの思い入れの強いモンスターだったり、デッキの中核を担うモンスターだけなので無闇矢鱈と出てきませんよ。あと、マスターが命令すれば、精霊もカードに戻りますし。』

「な、なるほど」ホッ

「なんか大変そうだな、リン。」
やめろ十代、俺を同情の眼差しで見てくるな。




「り〜ん!試験どうだった〜!」
黒髪を腰まで伸ばして、白色のワンピースを着た女の人が手を振りながら、こっちへ向かって走って来ている。ま・さ・か

「げっ!しろねe ふぐっ」

走って来ていた人がいきなりハグをしてきて……顔が胸に埋まってい、息ができない!

「もがもがもが(く、苦しい!離せ!)」

力づくで引き剥がして、やっと息が出来るようになった。
はぁ、胸で殺されるところだった。

「しろ姉!俺を殺す気かよ!胸で窒息死するわ!!」

「ははは、ついつい凛が可愛いもんで。」
確信犯?!てゆうか、まわりの非リア充男子がドス黒いオーラを出しながら、こっちを睨んできているんだが・・・
(くそ、羨ましい!)
(こんな公の場でイチャラブしてんじゃね〜ぞ!)
(くそ、リア充爆発しろ!)
周りから、呪いの言葉やら、嫉妬の言葉が聞こえくる…
まぁ、実際にしろねぇは超がつくほどの美少女で胸が大きければ、周りの男どもは黙ってはいないよな。そのせいで男どもの反感をかったのは数知れず。

「「「リン、ちょっと来てもらおうか、」」」

「誤解だから!離して!どこに連れて行く気だよ!」

「大丈夫、少し話しを聞くだけだから。」

「心配ないっす。お痛はいないっすから。」

三沢たちに両腕を掴まれ、連行されて建物の裏まで連れて来られた俺。
くそ〜知り合って早々に事情聴取かよ!

「凛君、彼女は誰なんだい。もしかして、君のコレかい?」

「ちょっとは周りの俺たちにも気を使ってほしいっす!」

「おい、待て!誤解だから!十代助けて!」

「ははは、俺にはちょっと無理かな。素直に吐いた方がいいと思うぞリン。」

「「さぁ、誰なんだい!吐け!吐いたら、楽になるぞ!」

「え〜、あの人は俺の姉ちゃんで神谷白花で、オベリスクブルーの3年生だ。」

「そ、そうだったのか。疑ってすまない。それより、いくら姉弟でも自重した方がいいぞ。」

「俺じゃなくて、しろねぇに言ってくれ。何度窒息しそうになったことか…」


「お〜い、話はもう終わった〜?え〜と、ところで君たちは?」

「こいつらは同じ受験生でさっき知り合った十代と三沢と翔だ。」

「神谷白花です。よろしくね。受験生ってことは、合格したら、私は先輩だね〜。」

「よろしく、リンの姉ちゃん。」

「よろしくお願いします。白花さん。」

「ど、どうもっす。よ、よ、よろしくっす。」

「私の弟をよろしくね〜。」

翔の奴テンパり過ぎ乙。まぁ、なんかこれ以上ここにいたら、どうなるかわからんので帰りますか〜〜。

「じゃあ、またな〜。」

「じゃあ、今度はアカデミアでね〜。」

「「「さいなら〜」」」

その後、姉と一緒に帰路についたが、やっぱり周りからの視線が痛かった……




 
 

 
後書き
マジ凛君羨まです。
凛君の姉、白花の特徴は美少女、きょにゆ〜、腰まで伸ばした黒髪、とにかく明るい、凛のことが大好き
こんな感じです。

デッキ、キャラ、感想等々受け付けているので、是非よろしくお願いします。 
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