| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

遊戯王GX-音速の機械戦士-

作者:蓮夜
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

-代表決定戦-

 
前書き
最近暑くなってきましたね。
どうも、連夜です。

遊矢「テストはどうした、テストは。」

知るか!!

遊矢「おい!」
 

 
side遊矢


今は錬金術の授業中。

相変わらず、何故錬金術がデュエルアカデミアの授業に入っているのか分からないが、これはこれでなかなか面白い。

特に闇のゲームについての授業とかは、闇のゲームが本当にあるって知ったので結構真剣に授業を聞いていた。

…まあ、やりたくはないな。

「それじゃ、今日のところはこれで終わりますニャー。」

錬金術担当であるオシリス・レッド寮の寮長、大徳寺先生の話が終わって今日の授業は終わりを告げた。

…そういや、あんまり大徳寺先生とは話さないな。
樺山先生とクロノス教諭とは話すんだが。

「あ。それとオベリスク・ブルーの黒崎遊矢くんと三沢大地くんは、後で校長室まで来るんだニャー。」

大徳寺先生はそう言って愛猫、ファラオと共に教室を出ていった。

俺と三沢が校長室?

…なんか変なことやったっけ…?

心当たりは無かった。


「なあ三沢。お前なんかやったか?」

「…心当たりはないな。案外君の方じゃないか?」

「有り得ない…と思う。」

てか思いたい。
大徳寺先生に言われた通り、俺と三沢は校長室へ向かっていた。


「あり?校長室ってどっちだっけ?」

「こっちだ。」

三沢に先導され、俺たちは校長室に着いた。

「鬼が出るか、蛇が出るか…失礼します。」

校長室の中には、鮫島校長。それにクロノス教諭がいた。

二人して嬉しそうであり、どうやら怒られるわけではないようだ。

「良く来たノーネ!ささ、こっちに来るノーネ!」

いつになくハイテンションですねクロノス教諭。
三沢と二人で何事かと顔を合わせて校長先生の机の前に立つ。

「さて、来てもらったのは他でもない。黒崎遊矢くん、三沢大地くん。」

鮫島校長が口を開く。

そういや、デュエルアカデミアのネットの動画サイトに鮫島校長の姿と声で

『粗挽き肉団子にしてやるぜ!!』

って言う動画があったなぁ…
どうにか思い出し笑いを抑え、鮫島校長の次の言葉を待つ。

「我がデュエルアカデミア本校の分校である、デュエルアカデミアノース校との友好デュエルが近いのは知っているね?」

「はい。」

少し前から噂になっている友好デュエルの話だ。

俺と三沢は亮から代表の座を奪うべく、筆記や実技試験をいつもの倍以上のモチベーションでテストに臨んだものの、学園一位はカイザーのままだった。

「ノース校の代表が一年生ということで、今年はこちらも一年生を、という話になってね。」

「それはつまり…」

「亮…いや、カイザーから一年生で推薦したい人はいるか、と聞いたら君たち二人の名前を出してね。」

亮…グッジョブ!
心の中でここにはいない友人にエールを送る。

「この学園に入って以来、筆記・実技試験共に優秀な三沢大地くん。そして、非公式ながらもカイザーに何度か勝ったことがあり、成績も三沢くんより下とはいえ十分な成績の黒崎遊矢くん。教職員もみんな納得したよ。」

俺と三沢の表情が驚愕に包まれた。
マジかよ…

「二人とも我が本校が誇るオベリスク・ブルーの優秀な生徒。反対する者などいないノーネ!」

さっきからクロノス教諭がやたらハイテンションだった原因はこれだったようだ。

「それで、代表を決める方法とは?」

三沢が鮫島校長に聞く。

…答えは、分かっているだろうが。

「無論、デュエルだよ。どちらかより強い方が選ばれるからね。」

やはり。
実にデュエルアカデミアらしい解決方法だ。

「デュエルは明日。いつものデュエル場で行う。」

「今日は明日に備えて準備しておくノーネ!」

鮫島校長とクロノス教諭がいる校長室から出て、俺と三沢は自分たちの寮-オベリスク・ブルー寮-に向かった。

「遊矢。君と皆の前で戦うのは最初の月一テスト以来だな。」

「ああ…そういやそうだったな。」

ラー・イエローの時の時にあった月一テストでのデュエル。

その時は辛うじて俺が新たな機械戦士、ラピッド・ウォリアーの効果により勝利を得た。

それ以来の月一テストでは、大体成績が同程度の者が戦うため、流石に中等部からのエリートたちを差し置いてトップに立てる程、俺の頭は良くない。
学年トップの三沢とは戦えていないのだ。

…言っておくが、俺の頭が悪いわけじゃない。
俺とて上から数えた方が早いレベルだ。
ただ、三沢の頭が良すぎるだけだ。

「今度はあんな風にはいかない。俺の妖怪たちが勝ってみせる。」

「俺だって代表にはなりたいんでな。勝たせてもらうぜ。」

それでも俺は、楽しんで勝ちたい。

そんな話をしている間に、隣同士の俺たちの部屋に着いた。

「明日は、楽しいデュエルをしよう。遊矢。」

「ああ。楽しんで勝たせてもらうぜ!」

お互いの部屋に入り、早速テーブルの上に【機械戦士】デッキを広げた。

三沢のデッキは豊富な特殊召喚を利用し、大型モンスターを出すテクニカルなデッキ。

…かつて行われた、寮の格上げデュエルにおいて万丈目は、三沢とデュエルするに当たって特殊召喚を抑制するトラップ《王宮の弾圧》を使ってデュエルを挑んだ。
だが、結果は、万丈目の負けだ。

それに王宮の弾圧は俺のデッキにも刺さる。

自分で自分にメタを張る奴はいない。

「…よし。」
やはりメタ等は張らず、大体いつものデッキ構成のままにすることにした。

俺はこいつらを、機械戦士を信じる。

「飯でも食うか。」

4時に校長室を出た筈なのに、気づけば7時になっていた。

…集中すると、時間がたつのは早いな。

ラー・イエローの食堂で、カレーでも食おう。

そう思い機械戦士たちをカードケースにしまい、ラー・イエローの寮に向かうことにした。



そして翌日。
ノース校との友好デュエル。その代表決定戦だ。

俺と三沢は向き合って、デュエル場に立っていた。

「遊矢。今日は、俺にとってリベンジなんだ。」

「リベンジ?月一テストの後何度も勝ってるだろ?」

勝率は五分五分だが。

「なに、月一テストのような晴れ舞台で負けたんだ。借りは晴れ舞台で返したいという、ただのくだらないプライドさ。」

三沢が自嘲気味に笑う。

「なるほど…分かるな、その気持ちは。」

俺が三沢の立場なら、きっとそう思うだろう。

晴れ舞台の借りは晴れ舞台で返す。

「そうか…ありがとう。遊矢。今日はお互いに頑張ろう。」

「ああ。」

俺たちが会話をしている間に、クロノス教諭がデュエル場に上がる。

「あ~テステス。こちらマイクのテスト中なノーネ。」

クロノス教諭、テストは良いですから。

「これより、デュエルアカデミアノース校との友好デュエル。その代表決定戦を行うノーネ!」

ワァァァァ!と生徒から歓声が上がる。
…相変わらずイベント好きな学校だな。

「代表者候補は、オベリスク・ブルー!妖怪デッキのシニョール三沢大地なノーネ!」

クロノス教諭の言葉と共に三沢がデュエルディスクをセットする。

「対するもう一人は、オベリスク・ブルー!機械戦士のシニョール黒崎遊矢なノーネ!」

デュエルディスク、
セット。

俺も三沢も準備万端だ。

「デュエルスタートなノーネ!!」

クロノス教諭の宣言と共に、俺と三沢の代表決定戦が始まった。

俺のデュエルディスクに『後攻』と表示される。

「俺のターン、ドロー!」

三沢の先攻。

「俺は《牛頭鬼》を攻撃表示で召喚!」

牛頭鬼
ATK1700
DEF800

「牛頭鬼の効果。一ターンに一度、デッキからアンデット族モンスターを墓地に送ることが出来る。」

三沢はアンデット族モンスター、《カラス天狗》をデッキから墓地に送った。

「カードを一枚伏せ、ターンエンドだ。」

「俺のターン、ドロー!」

まずはあの厄介なのを倒すところからだ。

「俺は《マックス・ウォリアー》を召喚!」

頼むぜアタッカー!

マックス・ウォリアー
ATK1800
DEF800

「マックス・ウォリアーで牛頭鬼に攻撃!《スイフト・ラッシュ》!!」

相手モンスターに攻撃することで、マックス・ウォリアーの攻撃力が400ポイントアップする。

マックス・ウォリアー
ATK1800→2200

マックス・ウォリアーの三つ叉が牛頭鬼を貫く。

「このぐらいのダメージは必要経費だ…」

三沢LP4000→3500

「マックス・ウォリアーが戦闘で相手モンスターを破壊した為、攻撃力・守備力が半分になる。」

マックス・ウォリアー
ATK1800→900
DEF800→400

「カードを一枚伏せ、ターンエンドだ。」

「俺のターン、ドロー!」

三沢はどうくるか…?

「リバースカード、オープン!《リビングデッドの呼び声》を発動!墓地からモンスターを特殊召喚する!現れろ!《カラス天狗》!」

カラス天狗
ATK1400
DEF1200

「カラス天狗が墓地からの特殊召喚に成功した時、相手モンスター一体を破壊する!《悪霊退治》!!」

マックス・ウォリアーが破壊される。
悪霊はお前らの方じゃないか…?

「更に《馬頭鬼》を攻撃表示で召喚!」

馬頭鬼
ATK1700
DEF800

こちらのフィールドはリバースカードのみ。

「さっき受けたダメージを返済させてもらう!カラス天狗で遊矢にダイレクトアタック!!」

「ぐあッ!」

遊矢LP4000→2600

「続いて、馬頭鬼でダイレクトアタック!!」

「させるか!リバースカード、オープン!《コンフュージョン・チャフ》!!」

俺の発動したトラップカードから白くてキラキラした物が馬頭鬼に飛ぶ。

その正体は、相手を混乱させる金属、チャフ!

「しまった!」

「知っているようだが、一応言っておくぜ三沢!このカードは、相手が二回目のダイレクトアタックを宣言した時、一回目にダイレクトアタックしたモンスターと強制的に戦闘させる!馬頭鬼でカラス天狗に攻撃!」

馬頭鬼が俺ではなくカラス天狗を切り裂く。

三沢LP3500→3000

「くっ…だが、ライフは俺の方が上だ。カードを一枚伏せ、ターンエンド。」

最初の戦闘はほぼ互角。

「俺のターン、ドロー!」

赤鬼が出る前に速攻だ!

「このカードは、相手フィールド場にのみモンスターが存在する場合に、レベル4のモンスターとして特殊召喚出来る!来い!《レベル・ウォリアー》!!」

レベル・ウォリアー
ATK300
DEF600

特撮ヒーローのような機械戦士が姿を現す。
…しかし、レベル4になる意味は何だ?

「レベル・ウォリアーをリリースすることにより、《ドドドウォリアー》をアドバンス召喚!!」

ドドドウォリアー
ATK2300
DEF900

「ドドドウォリアーで、馬頭鬼に攻撃!《ドドドアックス》!!」

ドドドウォリアーの斧が馬頭鬼を墓地に送る。

三沢LP3000→2400

「だが、俺の妖怪たちは墓地に送られてから真価を発揮する!」

そう。それが三沢の妖怪たちの厄介なところだ。

今墓地に送った馬頭鬼など、その最たる例だろう。

「カードを一枚伏せて俺はターンエンド!」

「俺のターン、ドロー!
遊矢。このターンで君へのダメージを利息をつけて返済させてもらう!」

「なに!?」

三沢には何か手があるようだ。

「リバースカード、《妖魔の援軍》!!ライフを1000払うことにより、墓地のレベル4以下のアンデット族モンスター二体を特殊召喚出来る!」

三沢LP2400→1400

「現れろ!《カラス天狗》!!《牛頭鬼》!!」


まずい!

「カラス天狗の効果を発動!このカードが墓地から特殊召喚に成功したため」

「待った!手札から《エフェクト・ヴェーラー》の効果を発動!手札から墓地に送ることで、相手モンスターの効果を無効にする!」

エフェクト・ヴェーラーがカラス天狗を包み込んで、効果を無効化する。

助かったぜ、ラッキーカード。

「ならば、牛頭鬼の効果を発動!一ターンに一度、デッキからアンデット族モンスターを墓地に送る。」

墓地に送られたのは《陰魔羅鬼》
墓地から特殊召喚した時一枚ドロー出来る妖怪…

「やっぱり、お前は強いな三沢…」

「お褒めに預かり光栄だが、まだ終わっていない。フィールドの妖怪を二体リリースし、閻魔の使者《赤鬼》を招来する!!」

赤鬼
ATK2800
DEF2100

「来たか…赤鬼!」

三沢のエースカードである赤鬼。
高い攻撃力と、召喚時にのみしか使えないものの、強力な効果を持つ。

「赤鬼の効果を発動!手札を一枚捨てることにより、相手フィールド場のカードを手札に戻す。《地獄の業火》!」

赤鬼の出す炎によりドドドウォリアーが手札に戻される。

俺のライフは2600。

赤鬼の攻撃で尽きるが、この程度で機械戦士が負けるわけがない。

少なくとも、三沢はそう考えているだろう。
無論、俺もだが。

「赤鬼で遊矢にダイレクトアタック!《鬼火》!!」

再び赤鬼から出される炎に、会場がああ…という声を出す。

「リバースカード、》トゥルース・リインフォース》を発動!デッキからレベル2以下の戦士族モンスター、《マッシブ・ウォリアー》を特殊召喚!」

デッキから現れた機械戦士が俺の代わりに炎に包まれる。

「…前のデュエルでも、そいつにやられたな…俺はリバースカードを一枚伏せ、ターンエンド。」

「俺のターン、ドロー!」

さあて、面白くなって来たな。

「俺は速攻魔法、《手札断殺》を発動!お互いに手札を二枚捨てて二枚ドロー!」

三沢の墓地も肥やすことになってしまうのであまり使いたくはないが、仕方がない。

「手札から捨てた《リミッター・ブレイク》の効果を発動!デッキ・手札・墓地から《スピード・ウォリアー》を特殊召喚する!デッキから守備表示で現れろ!マイフェイバリットカード、スピード・ウォリアー!!」

『トアアアアッ!!』

スピード・ウォリアー
ATK900
DEF400

「そして、守備表示のスピード・ウォリアーをリリースし、再びドドドウォリアーをアドバンス召喚!!」

ドドドウォリアー
ATK2300
DEF900

「一ターンで場を整えられたか…流石にやるな、遊矢。」

「舐めるなよ三沢!ドドドウォリアーに《団結の力》を発動!俺のフィールドにいるモンスターは二体。よって、攻撃力は1600ポイントアップする!」

ドドドウォリアー
ATK2300→3900

これで攻撃力は大きく赤鬼を抜いた。

「行くぞ三沢!ドドドウォリアーで赤鬼に攻撃!ドドドアックス!!」

「ぐあああっ!」

三沢LP1400→300

「こいつでトドメだ!マッシブ・ウォリアーで三沢にダイレクトアタック!」

三沢のリバースカードはさっき発動しなかった。

これで俺の…

「リバースカード、オープン!」

「なに!?」

「《もののけの巣くう祠》!!自分フィールド場にモンスターがいない時、墓地からアンデット族モンスター一体を特殊召喚する!現れろ!カラス天狗!!」

カラス天狗
ATK1400
DEF1200

しまった…!
もののけの巣くう祠。
自分フィールド場にモンスターがいない時のみしか発動できないカード…

忘れてたな…

「カラス天狗が墓地から特殊召喚されたことにより、ドドドウォリアーを破壊する!悪霊退治!!」

「くっ…マッシブ・ウォリアーの攻撃を中止し、カードを一枚伏せてターンエンド!」

「俺のターン、ドロー!」

だが、三沢のフィールドもカラス天狗が一体のみ。

ここが正念場だな…

「俺は通常魔法、《浅すぎた墓穴》を発動!お互いに裏守備表示で墓地からモンスターをセットする。俺は赤鬼をセット。」

「…俺はドドドウォリアーをセットする。」

何をするつもりだ…?

「これで俺の新たな妖怪を出す準備が整った!カラス天狗と裏守備表示の赤鬼をリリースし、墓地から《九尾の狐》を特殊召喚!!」

九尾の狐
ATK2200
DEF2000

「魔法・トラップ無しで墓地から特殊召喚だと!?」

「九尾の狐は、自分フィールド場のアンデット族モンスター二体をリリースすることで、墓地から特殊召喚出来る!そして、墓地から特殊召喚された場合、破壊された時アンデット族である狐トークン二体を特殊召喚する。」

不死身の化け物…いや、妖怪ってことか…

「そして墓地の馬頭鬼の効果を発動!このカードを除外することにより、墓地のアンデット族モンスターを特殊召喚出来る!出でよ!カラス天狗!」

カラス天狗
ATK1400
DEF1200

また来たか!!

「カラス天狗の効果でマッシブ・ウォリアーを破壊する!悪霊退治!!」

戦闘耐性を持つマッシブ・ウォリアーだが、効果破壊には無意味だ。
あっけなくマッシブ・ウォリアーは破壊される。


「バトルだ!九尾の狐で裏守備表示のドドドウォリアーに攻撃!九尾の狐は、墓地から特殊召喚された時、貫通効果を得る!」

「そのための浅すぎた墓穴か!」

リリースするためのモンスターの確保と同時に、相手モンスターへの貫通効果を狙っていた。

流石は我がライバル。

「行け!九尾の狐!《九尾槍》!!」

「ぐああッ!」

九尾の狐の攻撃力は2200。
対するドドドウォリアーの守備力は900だ。

遊矢LP2600→1300

「ダメージは受けたが、墓地の《シールド・ウォリアー》の効果を発動!この戦闘では自分のモンスターは破壊されない!」

「だが、まだカラス天狗の攻撃が残っている!カラス天狗でドドドウォリアーに攻撃!」

今度こそドドドウォリアーは破壊される。

「そしてこのターン、俺はまだ通常召喚を行っていない。九尾の狐とカラス天狗をリリースし、出現せよ《ダイダラボッチ》!!」

ダイダラボッチ
ATK2900
DEF2500

とてつもなくデカい巨人が、フィールドに出現した。

「これで攻撃力の低いカラス天狗を狙われることもない。ターンエンドだ!」

「俺のターン、ドロー!」

なら俺は、正面からその巨人の妖怪をぶち壊す!

力を貸してくれ。
マイフェイバリットカード!

「俺はスピード・ウォリアーを召喚!!」

『トアアアッ!!』

スピード・ウォリアー
ATK900
DEF400

「攻撃表示!?無駄だ!ダイダラボッチには適わない!」

「そんなことはやってみなきゃわからないぜ?リバースカード、オープン!《アサルト・スピリッツ》!!」

スピード・ウォリアーに力が集まっていく。

「このカードは発動後、装備カードとなって自分のモンスターに装備される!そして、装備したモンスターが攻撃する時、手札から攻撃力1000以下のモンスターを墓地に捨てることで、その攻撃力分攻撃力をアップさせる!」

「攻撃力1000のモンスターを捨てても攻撃力は2800!ダイダラボッチの2900には適わないぞ遊矢!」

「いいや、適うね。…バトルだ!スピード・ウォリアーで、ダイダラボッチに攻撃!」

「迎撃しろ!ダイダラボッチ!」

ダイダラボッチの巨体がスピード・ウォリアーを倒そうと動きだす。

「アサルト・スピリッツの効果を発動!手札から攻撃力1000の《ソニック・ウォリアー》を墓地に送る!」

スピード・ウォリアー
ATK900→1900

「そ、ソニック・ウォリアーだと?」

分かっているようだな、三沢。

お前の負けだと!

「ソニック・ウォリアーが墓地に送られた時、自分フィールド場にいるレベル2以下のモンスターの攻撃力は、500ポイントアップする!」

スピード・ウォリアー
ATK1900→2400

「そして、スピード・ウォリアーの効果発動!召喚したターンのバトルフェイズ、元々の攻撃力が倍になる!」

スピード・ウォリアー
ATK2400→3200

「《ソニック・エッジ》!」

「うあああああっ!!」

三沢LP300→0


デュエル、決着。


「勝者、シニョール黒崎遊矢なノーネ!!」

クロノス教諭の宣言により、自分が勝ったことを再確認する。

「よっしゃあああッ!!
楽しいデュエルだったぜ、三沢!」

「ああ、俺もだ。…今は、負けて悔しい気持ちの方が上だけどな。」

三沢と握手し、デュエル場に歓声が沸いた。

「おめでとう黒崎遊矢くん。今年のノース校との友好デュエルの代表は、君に決定しました。」

鮫島校長がマイクで喋っていた。

「三沢大地くんは残念でしたが、すばらしいデュエルを見せてくれた二人に拍手をお願いします。」

パチパチパチパチパチパチパチパチ…!

そんなことがあり、俺はノース校との友好デュエル、本校代表となった。 
 

 
後書き
そんなわけでVS三沢(二戦目)です。
今回は漫画GXのカードをメインに使いました。…強かった…
書いてる途中、何回も遊矢負けました…

ちょっとショックだったり。

感想・アドバイス待ってます!

…そろそろシンクロを使わないと禁断症状が… 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧