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機動6課副部隊長の憂鬱な日々

作者:hyuki
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番外編
番外編1
  ゲオルグ・シュミット3佐の人事記録


○氏  名:ゲオルグ・シュミット
○階  級:3等陸佐
○生年月日:新暦54年 7月19日
○現  職:時空管理局本局遺失物管理部機動6課副部隊長
○能  力
 ・魔導師ランク
   総 合:AAA
   陸 戦:S
   空 戦:公式ランク認定なし(過去に非公式ながらA-認定履歴あり)
   
 ・魔法形式:ハイブリッド(近代ベルカ+ミッド)
 
 ・使用デバイス:ヤクトレーベン(アームドデバイス)
   待機状態:ペンダント型
   稼働状態:曲刀型
   
 ・希少技能等
   熱光学迷彩魔法「ステルス」
   電撃の魔力変換を使用可能(後天性)
 
 ・使用魔法
   ツヴァイシュラーゲン:デバイスに魔力を纏わせた斬撃
   トールシュヴェルト:デバイスに魔力を纏わせた斬撃(電撃魔力変換)
   メッサーレーゲン:魔力刃によるマルチシューティング
   パンツァーフューレン:誘導型魔力弾による射撃
   パンツァーファウスト:近距離砲撃魔法
   パンツァーシュレック:中距離砲撃魔法
   パンツァートート:狙撃魔法
   パンツァーハンマー:収束砲撃魔法
   トールハンマー:収束砲撃魔法(電撃魔力変換)
   ヒンメルフリーゲン:飛行魔法
   各種ブースト魔法
   バインド
   シールド
   バリア
   
 ・能力所見
   希少技能を生かした潜入任務に優れた技能を発揮する。
   接近戦から狙撃までオールレンジの攻撃魔法があること,
   および各種ブースト等の補助魔法が使用できることから,
   集団戦においてはすべてのポジションをこなすことを期待できる。
   また,単独での長期潜入任務にも対応可能。
   ただし,砲撃系魔法については威力において劣ることと,
   本人が体術の技能に優れることからアタッカー向きの特性である。
   また,戦術指揮官および戦術教官として優れた能力を有する。
   空戦は可能であるが,飛行魔法の効率が悪く飛行速度に劣るため,
   長時間の戦闘継続は困難であり,実戦レベルにはない。
   
   
○略  歴
 ・最終学歴:ミッドチルダ時空管理局士官学校卒(新暦67年3月)
       ※卒業時上級キャリア認定を取得
 
 ・階級履歴
  新暦67年4月:3等陸尉任官
  新暦69年4月:2等陸尉昇任
  新暦72年4月:1等陸尉昇任
  新暦74年4月:3等陸佐昇任
  
 ・所属および役職履歴
  新暦67年4月:時空航行艦シャングリラ 魔導師隊分隊長
  新暦69年4月:本局作戦部作戦課
  新暦72年4月:本局情報部第1特務隊
  新暦74年4月:本局情報部第1特務隊部隊長
  
○その他
 ・出身世界:ミッドチルダ

 ・家族構成
   父:ヘルマン・シュミット(会社役員)
   母:クララ・シュミット(専業主婦)
   姉:エリーゼ・シュミット(故人・生前は管理局員)

 ・外見的特徴
   身長:185cm
   体重:72kg
   魔力光:濃紺色
   金髪碧眼
   
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おまけのようなもの

なのは 「はやてちゃん。何見てるの?」
はやて 「ん?ゲオルグくんの人事記録を見つけたから,ちょっと見てたんよ」
なのは 「どれどれ?私にも見せてー」
はやて 「ええよー。はい」
なのは 「・・・ゲオルグくんってさ,エリート局員だったんだね」
はやて 「そやよ。普段があんなんやからそんな感じせぇへんけどね」
なのは 「そのくせ陸戦Sランクの魔導師だなんて。ずるーい」
はやて 「まあな。そら偉くもなるわな」
なのは 「ちなみに,士官学校って12歳で卒業するのが普通なの?」
はやて 「そんなわけないやん。飛び級で入って飛び級で卒業したらしいわ」
なのは 「・・・どんだけエリートなの?」
はやて 「本人曰く,勉強ができるだけの頭でっかちなガキ,やって」
なのは 「ゲオルグくんって,自分にも辛口なんだね」
はやて 「自分ではほんまにそう思ってるんやと思うんよ。
     他人に厳しい以上に自分に厳しいから・・・」
なのは 「うーん,私にはいじめっ子っていうのがピッタリなんだけどなぁ」
はやて 「なのはちゃんはゲオルグくんによういじられてるもんな」
なのは 「そうなの。6課に来てからははやてちゃんとのコンボも成立するし」
はやて 「私はいじめっ子やないで」
なのは 「でも,悪ノリは好きでしょ?」
はやて 「・・・否定できひんのがめっちゃ悔しいわ」
なのは 「なんで,ゲオルグくんは私をいじめるのかな?」
はやて 「意外となのはちゃんのこと好きなんちゃう?」
なのは 「にゃはは。それはないよ,はやてちゃん」
はやて 「わからへんよー。好きな子ほどいじめたくなる的な。
     ゲオルグくん,あれで結構子供っぽいとこあるし」
なのは 「・・・そうなのかな?」
はやて 「なのはちゃん的にはゲオルグくんはアリなん?」
なのは 「どうだろ。考えたこともないよ。はやてちゃんは?」
はやて 「へ?私?」
なのは 「うん。はやてちゃん的にはどうなの?」
はやて 「どうやろ。私も考えたことないなぁ」
なのは 「だよねぇ。そういうこと考える前にお友達だったしなぁ」
はやて 「そやけど冷静に考えてみるとやで」
なのは 「うん」
はやて 「まず外見は悪ぅないやろ。っていうか男前やな。背も高いし」
なのは 「・・・うん・・・そうだね///」
はやて 「なにを思い出してんのかはツッコんだほうがええ?」
なのは 「///次行こ!」
はやて 「はいはい。でさっきも言ったようにエリート中のエリートで
     将来管理局の幹部クラスは間違いなし」
なのは 「うん」
はやて 「間違いなく買い物件やな。
     6課の女性職員でも密かに狙っとるんが結構おるんちゃう?」
フェイト「はやてちょっといいかな?あれ?なのはもいたんだ」
なのは 「あ,フェイトちゃんどうしたの?」
フェイト「スカリエッティの資料を持ってきたんだけど」
はやて 「ああ,そのへんに置いといて。
     今はそんなんより重要な話をしてるとこやから」
フェイト「何の話かな?」
はやて 「ずばり,ゲオルグくんと付き合うんはアリか?」
フェイト「それがスカリエッティの件より重要な話なのかな?」
はやて 「そらそうやろ。フェイトちゃんは気にならへんの?」
フェイト「ゲオルグって彼女居るんじゃなかったかな」
なのは 「そそそそうなのっ!?フェイトちゃん!」
フェイト「前にゲオルグがそう言ってたから間違いないよ」
はやて 「意外な展開や・・・」
なのは 「そうなんだ・・・。もう付き合ってる人いるんだ・・・。」
はやて 「なのはちゃん。露骨にがっかりしすぎ」
なのは 「ががががっかりなんかしてないの」
はやて 「はいはい。でフェイトちゃん,
     ゲオルグくんはどんな奴と付き合ってるか言うてた?」
フェイト「確か,運用部の事務をやってる女の子だって言ってたよ」
はやて 「運用部かー。カワイイ子多いもんなぁ」
フェイト「あ,でも」
はやて 「まだなんかあるんか?」
フェイト「少し前にもう別れたって言ってた。
     なんで女ってやつはあんなにメンドクセーんだよってぼやいてたよ。
     だから今は誰ともつきあってないんじゃないかな?」
なのは 「なんだ。別れたんだ・・・」
はやて 「フェイトちゃん・・・それを早く言うてよ」
フェイト「????」
ゲオルグ「はやてー。ちょっといいかー?」
はやて 「ゲ,ゲオルグくん?」
なのは 「・・・ゲオルグくん///」
ゲオルグ「ん?なんかあったのか?フェイト?」
フェイト「えっとね。ゲオルグが・・・」
なのは 「フェイトちゃんダメだよ!しゃべっちゃ!」
ゲオルグ「えーと,何???」
はやて 「ゲオルグくん,気にしたらあかん!
     あとなのはちゃんは早う手離してあげんとフェイトちゃんが
     逝ってまうよ」
なのは 「わ!ごめんねフェイトちゃん」
フェイト「・・・一瞬アリシアお姉ちゃんが見えたよ」

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