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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)

作者:あちゃ
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第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
  第15話:慎重に本物を見分ける

(裏切りの洞窟)
マーニャSIDE

先ほどのアクシデントが終わり、更に洞窟内を歩き回る私たち……
すると、またしてもウルフ達に化けたモンスターが襲いかかってきた!
しかも今回は、化けているだけで突然の攻撃です!

勿論、偽ウルフ達の実力はヨワヨワで、不意を突かれない限り手傷を負う事は無いだろう。
だが偽ウルフ達の後ろから別のウルフ等が現れ、私たちの代わりに偽ウルフ達を倒してくれた!
やっぱりウルフは頼りになるわぁ~♡

「大丈夫だったみんな!?」
「ウルフさん、シンさん…ありがとうございます。お二人とはぐれてしまって心細かったです」
ウルフの爽やかな笑顔に、安堵の笑みで礼を言うミネア……

「ちょっと、どこ行ってたのよ馬鹿ウルフ! 可愛い恋人の私を放っておいて、フラついてんじゃないわよ!」
だがリトルレディーにはヤキモチ対象だったのか、自分の事を“可愛い彼女”等と嘘を言って困らせている。
ヤキモチの焼き方が可愛すぎて、思わず吹き出す私……

「すまないリューノ……お前が心配で慌ててきたのだが……本当にゴメンね」
しかし、そんな私にツッコミも入れず、キザったらしく片膝を付いて謝罪するウルフ。
あら、もしかしてコイツも偽者?

「ヒャド!」
「ぎゃー!」
キザなウルフに無表情でヒャドを放つリューノ……

「本物のウルフが、私に恋人同士と言われて、黙って跪くわけないでしょ! 化けんなら徹底的に研究しなさいよ!」
「お、おのれ~……」
リューノにヒャドを喰らい、強烈な罵声を受け、遂に姿を現すモンスター達……

だが奴らが臨戦態勢になるのを待つ必要はない!
何か言おうとしていた途中で、私のベギラマが炸裂する。
ミネアの目が『不意打ちなんて非道い……』と言っていたが、仲間になりすます奴らに遠慮など要らないのだ!

マーニャSIDE END



(裏切りの洞窟)
シンSIDE

偽者騒動から暫く……
洞窟内を再度探索していると、またしてもモンスターに襲われるリューノちゃん達を発見する。
いや……襲われているというより、襲われた芝居をしているモンスター達。

攻撃しているモンスターは、贔屓目に見ても本気で攻撃してないし、襲われているリューノちゃん達も必要以上に叫んでいるだけで、モンスターの攻撃は掠ってもない。
ウルフさんなんかは奴らを横目に見て、この場を通り抜けようとしております。

「きゃー」「タスケテ~」
慌てた奴らは悲鳴の音量を増大……
攻撃をよけるフリして俺達の前に……

「めんどくせ~……シン君、頼むよ」
えぇ~……俺ですか!?
心底辟易した顔のウルフさんが、俺を連中の前に付き出し全てを押しつける。

「えっと……ギラ」
取り敢えずモンスターを倒し、きっと偽者リューノちゃん達と会話できる状態にする。
このまま倒したのでは気分が悪いので、本当の姿をさらけ出させる様誘導するつもりです。

「あの……ご無事ですか皆さん?」
「ありがとうシンさん。お陰で私も姉さんも無事ですわ!」
取り敢えず騙されているフリをする為、女性陣の無事を確認すると、代表してミネアさんがお礼を言ってきた。

「良かった! 将来、結婚する事を誓い合ったミネアさんに何かあったら、俺は後悔に打ち拉がれますよ!」
「まあ、嬉しい事を言っていただけるのですねシンさん。この通り私は無事ですよ♥」
正直こうも簡単に引っかかると、相手するのも面倒だと感じてくる……チラリと見たウルフさんは、ウンザリ顔であらぬ方向に視線を向けている。

「あの……すみません。俺、嘘吐きました。別にミネアさんとは結婚の約束をしてません。もう偽者だと判ってますので、正体を現して下さい」
これ以上、馬鹿の相手をするのがイヤになってきたので、丁寧に正体を現す様お願いします。
『フッ! 引っかかったな馬鹿共が!』とか言うのも億劫だ。

「お、おのれ! よくぞ我らの変装を見破ったな! こうなっては実力行「うるせー!(ザク!)」…ぐはぁ~!!」
敵のリーダー格が変化を解き、芝居がかった科白を述べている最中に、いい加減我慢が出来なくなったウルフさんが斬り殺しちゃいました。
どうしようかと考えましたが、残り2匹は俺が倒しました……

もしかしてホフマンさんは、こんな程度の低い連中に騙され、親友を信じられなくなったのでしょうか?

シンSIDE END



(裏切りの洞窟)
ウルフSIDE

この洞窟の何が厄介かって……
仲間に化けたモンスター達の、知能指数の低さにある!
奴らの相手をする俺等の身にもなってくれ……

もういい加減疲れ切った状態で洞窟内を歩き回り、開けた場所に出てきた俺達。
すると目の前に、またしてもリューノ達がこちらを伺っている。
もう見た目とか気にしないで、一思いにベギラゴンで燃やしちゃおうかな……との思いが頭を過ぎった時。

「あれ? 美女の匂いがするぞ!」
無意識に口走った俺の一言……
「はぁ? 何お父さんの真似をしてんのよ!」
反射的に異論を唱えるリューノ。

もしかして……本物?

ウルフSIDE END



 
 

 
後書き
どうして私が描くと、頭の緩い連中が多くなるのだろうか?
この洞窟の敵……頭緩すぎでしょ!? 
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