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魔法少女リリカルなのはStrikerS~赤き弓兵と青の槍兵

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後日談
  ①~部隊長の暇つぶし

 
前書き
最終話のちょっと前のお話です。

声優ネタが入ります。分かる人は気が合いそうです。 

 
side なのは


JS事件が終わり2か月ほど経ち、機動六課も山のようにあった事後処理ようやく片付きました。
ヴィヴィオは検査入院があったため、まだ帰ってこれていません。
士郎君、ランス君はシャマル先生の検査を受けて、リンカーコアのことについて色々やっているみたいです。
本人達は


「魔力供給が一人で行えるようになるとはな」


と、結構びっくりしていました。
私と士郎君は、毎日交代でヴィヴィオのお見舞いに行っています。
ヴィヴィオには内緒にしていますが、機動六課解散後に三人で住む家を買ってあります。
退院日に教えてあげる予定です。
そんなこんなでのんびり過ごしています。




side はやて


「はぁ~」
「お?いつも遊ぶことを考えているお前がため息とは珍しい」
「あんたにだけはそれ言われとうなかったわ……」
「同感です」
「シグナムてめえもか!」
「事実を述べたまでだが?」
「くっ………」


さて、私がため息をついた理由はというと……


「暇や」
「………」
「………」
「なんなんやこの暇さは!!JS事件の事後処理終わってから暇で暇で!!」
「まあ平和が一番だろ」
「そうだな。お前はテスタロッサと二人で居られる時間が増えるしな」


あー、シグナムこう言うやり方は……


「おう、その通りだ」
「……」


シグナム絶句。仕掛けた相手が悪いんやで。
と、ドアが開いた。入ってきたのは……


「あれ?フェイトちゃんは?」


高町なのは教導官殿である。


「おやおや浮気ですかな?士郎というものがありながらフェイトちゃんに手を出すとは……」
「ええ!?ち、ちちちちちち違うよ!!」


期待を裏切らない反応である。
てなわけで、


(シグナム、あの二人はこの手の弄りに強い。せやからなのはちゃんやフェイトちゃんに対してやったほうが効果は高いんやで)
(成る程、確かに今の高町の反応を見る限りそのようですね)


「おいおい、あんま苛めてやんなよ」
「えー、どないしようかなー」
「いじめているつもりはありませんよ」
「はやてちゃんもシグナムさんも何で棒読みなの!?」


本当になのはちゃん弄りは退屈せんな。


「あ、なのは」


と、お姫様の登場やな。


「お?、婿は無視ですかな?執務官殿?」
「え?婿?誰が?」


こいつ……予想の斜め上をいきおった!!


「ランスだろう?ハラオウン家では既にそういう認識だと聞いたが?」
「え!?聞いてないよ!!」


もちろん嘘である。シグナムGJ。


「おいおい、知らなかったのかよ?」
「知ってて教えてくれないのは誰!?」
「俺だけど?」
「………意地悪」
「はいはい爆発爆発」


やはりランスは侮れんな。こちらの弄りすら惚気に変えるとは……


「惚気じゃないよ!!」
「思考を読んだ、だと……」
「いえ。声に出ていました」


流石はシグナム。ボケ殺しはお手の物だ。


「それも声に出てます……」


と、おふざけはここまでにしておいて、と。


「なーんか面白いイベントでもやらへん?」
「イベント、ねぇ……」
「前回の料理対決的なノリの奴や」
「物まね大会、等はどうでしょうか」


あのボケ殺しがナイスアイデア、やて……!?


「声に出しているのはわざとですか?主はやて」
「もちろん!」


シグナムがorzの格好をして落ち込んでいる。が、ナイスアイデアなのは事実だ。


「てなわけで……召集や!!」


……………………………………………………………………………


「第一回!!機動六課物まね大会!!」
「司会は私達ヴォルケンリッターの女性陣が担当させていただきま~す。ルールは簡単!審査委員のザフィーラに何のものまねをしたか当てさせる!見事一回で的中させた人には豪華な景品が出ま~す!二回以降は景品のランクが下がっていくからね」
「と言うわけでエントリーナンバー1番!八神はやて、行きます!!」


―――犯人は……おまえだ!―――


「はい、回答ターイム!!」
「………金田三少年?」
「なわけあるかい!」
「……ならわからん」
「なんでやああああああ!!」
「はーい、残念でした。じゃあエントリーナンバー二番、高町なのはさんでーす」


―――あたしが、タイムトラベラー、ジュン・タイターだよ―――


「はい、回答ターイム!!」
「………ジュン・タイター?」
「違うよ……」
「わからん」
「えー……」
「ふっ、ザフィーラは意外と無知なんやで!」
「その所為で主はやても失敗されていますがね」
「ぐっ、言いよるな、シグナム……」
「じゃあ、エントリーナンバー三番、フェイト・T・ハラオウンだ」


―――こりない人ね、黒桐さん―――


「……グラニュー糖?」
「もはや人じゃないよ!?」
「そんなことを言われても、知らぬものは知らぬ」
「さあ、この無知識ザフィーラに正解をさせるのは誰なんでしょう?続いて四番、ティアナ・ランスター!!」


―――それでも、この町が好きでいられますか?―――


「クロナドの古川渚」
「正解です!!」
「なん、やて!?まさかkay作品で攻めてくるなんて……」
「その手があったの……」
「ティアナ、すごい……」
「初正解出ました~!さて、あと何人正解者が出るんでしょう?次は五番、スバル・ナカジマ!!」


―――虎太郎君、色んな物、見てね―――


「Rewroteの神部小鳥」
「やった!!」
「正解ですね~。スターズは調子よさそうです。では六番、キャロ・ル・ルシエ!!」


―――世界は、いつだって……こんなはずじゃないことばっかりだよ!!―――


「誰だ?」
「ひどっ!?」
「知ってる人やで!?」
「……そう、なのか?」
「だめやこいつ、はやく何とかせんと………」
「次へ行こうぜ。七番、衛宮ランスだ」


―――筋肉、筋肉~―――


「リトルブラスターズの猪原真人」
「またもや正解!」
「やはりkay作品には対応するんやな……」
「次は八番!衛宮士郎!!」


―――軋れ!『豹王(パンテラ)!』


「BLIACHのグリムジャー」
「なん、やて!?」
「まさか……」
「これは意外だな」
「ああ。意外だ」
「皆してひどくないか………?」




………………………………………………………………


「で、結果半分正解、てとこか」
「それにしても……なんでkay作品だけわかったんや………」
「主が無性に進めてきたもので。Kenonをやったらそのまま……」
「さすが私やな。なのはちゃんとフェイトちゃんにも勧めてたし」
「その所為で自分の首絞めてたがな」
「なんか言うたか?ランス」
「イエイエナンデモアリマセンヨ」


とりあえず……


「景品を渡そう。シャマル!」
「は~い」


転んでもただでは起きない。それが私、八神はやてである。


「くじ……ですか?」
「せやで。これで景品を決めるんや」


で、決まったのが……


「ドクホ………」
「パプシ………」
「D.D.レモン………」
「ゲキデカミン………」
「「「「なんで炭酸飲料!?」」」」


ちなみに上からスバル、ティアナ、ランス、士郎である。
ドクターホッパー、パプシコーラ、D.D.レモン、ゲキデカミン……シャマルに景品を決めさせたらこうなった。
反省などしない。


「さて、それじゃこれでお開きや!」
「無理やり終わらせようとするな!!」
「えー、士郎のいけず~」
「いけず~、じゃない!!もう少し大人しくできないのか?」
「そないなことしたら……私は、死ぬ。皆には隠してきたんやけど、私は『定期的にふざけないと死んじゃう病』にかかってるんや」
「…………んな病気あるわけねえだろ」
「ないで♪」


…………………………………………………………………


そんなこんなで超ぐだぐだになった物まね大会は終了した。
こんなふうにふざけてられる日々がこれからも続いていけばいい。
平和な日々が、ずっと……… 
 

 
後書き
全部わかった方はすごく気が合いそうですね。ちなみに字はわざと変えていますので間違いではありません(^O^)

使ったパロディーは
はやて→桂木弥子
なのは→阿万音鈴羽
フェイト→黄路美沙夜
ティアナ→古河渚
スバル→神戸小鳥
キャロ→クロノ(少年)
ランス→井ノ原真人
士郎→グリムジョー



です(*´ω`*) 
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