オズのエマおばさん
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第二幕その十二
「何かあればね」
「その場所に行くんだね」
「そうするよ」
「成程ね」
「君達に何かあったらね」
「その時はだね」
「すぐに駆け付けるから」
そうするからだというのです。
「安心してね」
「それじゃあね」
「そしてね」
カルロスにさらに言いました。
「今は皆でだね」
「楽しく飲んで食べているよ」
「そうしているね」
「これがね」
実にという口調で言うのでした。
「最高だよ」
「それは何よりだね」
「うん、それで君は」
「君達に何かあったらだよ」
カルロスにあらためてお話しました。
「駆けつけるからね」
「その時は宜しくね」
「うん、それじゃあね」
「また行って来るよ」
「それじゃあね」
「皆のことは宮殿から見守っているわね」
オズマがにこりとしてお話しました。
「そうするわね」
「宮殿の鏡も使って」
「そう、そしてね」
ドロシーにもその笑顔で答えました。
「毎日皆の様子を確認してスマートフォンでもね」
「連絡し合うわね」
「ええ、そして何かあれば」
その時はというのです。
「木挽きの馬もいてくれているし」
「宮殿から助けてくれるわね」
「そうするわね、そしてね」
そのうえでというのです。
「皆が帰ってきたら」
「その時はよね」
「旅のお話聞かせてね」
「そうするわね」
「僕達もね」
かかしも言ってきました。
「お仕事が一段落ついたら」
「またここに来るね」
樵も続きました。
「都にね」
「そうするからね」
「ここに来るお仕事もあるし」
「そうしてくるね」
「待っているわね」
オズマは二人にも笑顔で応えました。
「貴方達も」
「うん、それじゃあね」
「そうしていてね」
「皆のお話を待っているわね」
こう言ってでした。
皆で晩ご飯を楽しみました、その後はお風呂に入ってぐっすりと寝ました。翌朝朝ご飯を食べると皆それぞれの場所に出発しました。再会を約束して。
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