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ドリトル先生と山椒魚

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第十幕その十二

「応援していくよ」
「僕達もだよ」
「阪神最高だよ」
「こんな素敵なチームないよ」
「世界の何処にもないね」
「そうだね、ただ日本に虎はいないね」
 ここでこのこともお話しました。
「そうだね」
「うん、いないよ」
「日本には大きなネコ科の生きものいないわ」
「虎だけでなく豹やライオンも」
「日本って猛獣少ない国だよ」
「狼とか熊位でね」
「そうだね、けれどどうして虎なのか」
 阪神はというのです。
「それは阪神創設時日本が朝鮮半島も領土にしていたからだよ」
「そういえばそうだったね」
「あの頃は日本は朝鮮半島を領土にしていたわ」
「台湾もだったけれど」
「そうだったね」
「それで当時の阪神の経営陣の人が虎をチームの象徴にしたんだ」
 こうした縁からというのです。
「実はね」
「そうだったんだ」
「阪神と言えば虎だけれど」
「もう何と言っても」
「そうした経緯があったのね」
「日本に虎はいないから」
 だからだというのです。
「そこは不思議だったね」
「うん、確かにね」
「そのことはね」
「僕もそう思っていたよ」
「私だってね」
「それがなんだ」
 実はというのです。
「こうしたはじまりだったんだ」
「成程ね」
「面白いことね」
「はじまりがそうだったね」
「中々興味深いよ」
「全く以てね」
「そうだね、それにね」
 先生はさらにお話しました。
「阪神のユニフォームも色々だね」
「歴史が長いからね」
「復刻で色々見るけれど」
「本当に多いね」
「何かとね」
「中には真っ黒のものもあるね」 
 先生は言いました。
「そうだね」
「あれいいよね」
「滅茶苦茶恰好いいよ」
「縦縞じゃなくても」
「それでもね」
「そのユニフォームを楽しむこともだよ」
 このこともというのです。
「本当にだよ」
「楽しみね」
「阪神を応援するにあたって」
「そのうちの一つね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「だからね」
「これからもだね」
「そうしたことも楽しんで」
「応援していくね」
「そうしていこうね」
 阪神タイガースのこともお話してでした。
 先生は日々を過ごしていきます、そのうえで学問も楽しんでいっているのは言うまでもありませんでした。 
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