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ドリトル先生と山椒魚

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第八幕その一

                第八幕  お迎えの準備
 八条学園の中の動物園でオオサンショウウオ雌で今いる彼の奥さんになる彼女をお迎えする準備が進められています。
 先生もそのお手伝いをしますが。
「僕は身体を動かす方はね」
「先生そういうの苦手だからね」
「肉体労働とか作業も」
「だからそっちはしてないね」
「今回も」
「そうなんだよね、よくないね」
 先生は自分で反省してです、動物の皆に言いました。
「これは」
「日本って皆動くよね」
「立場に関係なくね」
「肉体労働するよね」
「作業だって」
「流石に自衛隊の幹部の人はしないけれどね」 
 この人達はです。
「それをすると指揮にまで目がいかなくなるからね」
「身体を動かすとね」
「もうそこに専念してしまうしね」
「そうなると肝心の指揮が執れないで」
「いざって時大変なことにになるからね」
「作業があっても」
 それでもというのです。
「その時も監督つまりね」
「指揮に徹して」
「何かあれば指示を出す」
「そうしているね」
「自衛隊もやっぱり軍事組織だからね」
 そうした組織だからだというのです。
「どうしてもね」
「指揮官が必要で」
「指揮官は指揮に徹しないとね」
「そうしないと駄目だから」
「それは違うよ、けれどね」
 それでもというのです。
「会社の社長さんでもお掃除するしね」
「そうなんだよね」
「普通にね」
「立場ある人でもね」
「普通にそうするよね」
「作業服を着て」
 そうしてというのです。
「自ら汗をかく」
「それが日本だよね」
「日本の特徴の一つで」
「それでだよね」
「どんな人達も身体動かすけれど」
「作業にあたるね」
「けれどね」 
 それでもというのです。
「僕はね」
「うん、先生ってスポーツとか家事は全く出来ないから」
「それで肉体労働も苦手だからね」
「作業も」
「そうした世事とか雑用はからっきしだから」
「それでなんだよ」
 だからだというのです。
「僕は今回もね」
「そうしたことには関わらないで」
「頭脳労働に徹してるね」
「そうだね」
「だからね」 
 それでというのです。
「僕はその頭脳労働に頑張るよ」
「そうだね」
「それじゃあね」
「そっちで頑張ってね」
「先生のやれることをしてね」
「うん、自分のやれることを全力でやる」
 そうすることがというのです。 
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