| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二千四百六十二話  解散となって

第二千四百六十二話  解散となって
 太平洋各国はプレゼントも配り終えて解散となりました、それで日本もお家に帰って来ましたがそこで、です。
 妹さんにです、しみじみとして言いました。
「やっぱり平和であることが」
「一番ですよね」
「それでこそ穏やかに暮らせて」
 そうしてというのです。
「お仕事も出来ます」
「そうですよね」
「平和でないなら」 
 それこそというのです。
「それだけで、です」
「今のことを思いますと」
「例え直接戦争に参加していなくても」
「実害がありますからね」
「物価が上がっています」
「電気代もガソリン代もです」 
 妹さんは暗いお顔で言いました。
「間違っても戦勝国になりたいだけで戦争しろとかいう考えは」
「捨てるべきですね」
「やたら好戦的な宗教団体があっても」
「お話は聞かないことです」
 兄妹でつくづく思うことでした、日本は自分にもそうした人や団体がいるのではと心配になってもいます。


第二千四百六十二話   完


                2023・1・24 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧