| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『Necessary』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『瀬戸の橙』


君の為なら壊れてもいい
君の為になら終われるよ
だって君の為の命だから

思い出す迄もなく此処に
君がずっと居るまんまで
一緒に逝けず裏切った僕
永遠に君に逢えない傷み

君を抱き締めた温もりは
いつまでも忘れないから
弱さを見せなかった君が
弱ってく姿は哀しかった

君が僕の居場所になった
あの日から僕は掬われた
僕は君の何かを少しでも
掬えてあげれたのかな?
君が僕に遺したものは?

皆で見る高松港の夕焼け
大きくまあるく美しい橙
いつまでも此の景色胸に
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧