| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

本町絢 外伝 絢と僕の留メ具の掛け違い・・そして 結末 

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 


  最終章-⑶

「よし! 大丈夫。こんなにかわいい娘が私の妹だなんて信じられないわ。がんばって、こい!」
 と言って、髪の毛を後に持っていって、紺のリボンで結びながら、澄香姉さんは、私の背中をポンと叩いた。

  初めてモト君と待ち合わせした時と同じように、柱の陰で来るのを待っていた。学生会館の前、必ずこの前を通るはず。微笑む練習してたけど、ちょっとひきつっていたかも。

 来た!  その時、周りは見えない、モト君だけしか私には映らなかった。ゆっくりと踏み出して、微笑み気味で。モト君がびっくりした様子で私を見ている。あの青と紅のお守りを握り締めて、私、自然と小走りになって、

「モト君 モト君」と近づいて行った。モト君も駆け寄ってくれて、

「えへっ 追いかけて来ちゃった。初めて親不孝したんだぁー 学部違うけど、又、一緒に勉強できるネ」 

 そーしたら、モト君が私を抱きしめてくれた、思いっきり

  Is Happy 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧