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ドリトル先生の野球

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第五幕その五

「出来れば阪神にね」
「入って欲しいよね」
「やっぱり」
「何といっても」
「うん、何でも阪神ファンらしいし」
 その人の好きなチームはまさにこのチームだというのです。
「後はね」
「阪神が指名してくれる」
「それだけだね」
「それで阪神が指名してくれたら」
「その時は」
「阪神はこれまで以上の黄金時代を迎えるよ」
 その人の力でというのです。
「そして十連覇もね」
「夢じゃないんだ」
「今は三連覇だけれど」
「あと七年も日本一になれて」
「それでなんだ」
「本当にあの投手陣に名キャッチャーが揃えば」
 この二つがというのです。
「その時は」
「まさに鬼に金棒」
「凄いことになるね」
「打線もよくなるしね」
「守備力も全体的によくなって」
「そうだね、まあその阪神も」
 幾ら強くなってもというのです。
「流石に大谷選手みたいな人が相手チームに出るとね」
「負けるんだね」
「流石にああした人が敵に出て来ると」
「優勝出来ないんだ」
「二〇一六年のソフトバンクは確かに圧倒的だったよ」
 そこまでの戦力を誇っていたというのです。
「間違いなくね、けれどね」
「その大谷選手がいる日本ハムに負けて」
「日本ハムは日本一になった」
「そのことを思うと」
「幾ら阪神に名キャッチャーが参加しても」
「それでも」
「負けるよ、野球でも何でも人間のものは」
 ありとあらゆることについてというのです。
「絶対はないからね」
「大谷選手って本当に凄いから」
「ああした選手がまた出て来たら」
「流石に阪神は負ける」
「そうなるんだ」
「願わくば巨人に来ないことを祈るよ」 
 先生はこのことは心から言いました。
「あのチームは優勝したらいけないからこそ」
「ずっと最下位でいないとね」
「巨人については」
「本当に巨人はそうしたチームだからね」
「そうなっていて欲しいわ」
「だからそうした選手は巨人にだけは」 
 本当にというのです。
「出て欲しくないよ」
「同感だよ」
「僕達にしてもね」
「そうした人は巨人にだけは入って欲しくないわ」
「何があってもね」
「来年も巨人にはシーズン敗戦記録を更新したうえで」
 そうしてというのです。
「オープン戦、二軍、交流戦全部でね」
「最下位だね」
「例年通り」
「そうなって欲しいね」
「巨人が弱いと」
 動物の皆も言うことでした。
「日本の景気ってよくなってない?」
「アンチの人が巨人負けるの見てね」
「巨人嫌いな人って本当に多いし」
「だからね」
「そうなってるよね」
「それで阪神が勝ったらね」
「フィーバーが起こるから」
 それで余計にというのです。 
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