新ヘタリア学園
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第二百六十四話 逆に女性関係が紳士だと
第二百六十四話 逆に女性関係が紳士だと
フランスはイタリアにさらにお話しました。
「これが逆に女性に誠実だとな」
「フランス兄ちゃんのジンクスだよね」
「ああ、何か俺の場合な」
微妙なお顔でお話するのでした。
「そうした上司の上司の人だとな」
「兄ちゃんの元気がなくなるんだよな」
「常にそうとは限らないけれどな」
それでもです。
「女好きの上司の上司の人の時にな」
「兄ちゃん元気なこと多いね」
「ああ、不思議なことにな」
こうイタリアにお話します。
「そうなんだよ」
「ルイ十六世もそうだったしね」
「あの人実は教養あって啓蒙思想でな」
「案外能力もあったよね」
「ちょっと気が弱くて決断が遅い傾向があってな」
革命の時代には向いていない人だったのでしょうか、何しろあっという間に事態が動いていく時代だったので。
「可哀想なことになったな」
「この人が代表かな」
女性に清潔な人が上司の上司の人だとフランスは元気がなくなる、お藻れば不思議なジンクスです。
第二百六十四話 完
2020・1・21
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