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ドリトル先生と日本の鉄道

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第八幕その四

「やっぱりドイツ軍ですね」
「そうだよね」
「はい、イメージ的に」
 この軍隊だというのです。
「どうしても」
「そうだね、日本軍だとね」
「航空機か軍艦ですね」
「そのイメージだね」
「自衛隊は最新鋭の兵器で」 
 陸空海どの自衛隊もです。
「イギリス軍以上の兵器ばかりですね」
「自衛隊はそうだね」
「プラモでも何でも」
「兵器は一通り揃えている」
「そんな風ですけれど」
「列車砲はね」
 どうしてもというのです。
「弱いね」
「ドイツ軍マニアの人もいますよね」
「どちらの部にもだね」
「そうですよね」
「そうだと思うし実際にいてくれているみたいだけれど」
「よかったじゃないですか」
「それでも思ったよ。八条グループが海軍や自衛隊と縁があったしあるせいで」
 それでというのです。
「この学園も日本軍や自衛隊好きな人が多いよ」
「軍事研究会もプラモ部も」
「どちらもね」
「そうなんですね」
「まあナチスの親衛隊の軍服は人気があるね」
 先生もこうは言います。
「あれはね」
「軍服で一番人気じゃないですか?」
「そうかも知れないけれど」
「この学園ではですね」
「海軍に自衛隊が人気で」
「海上自衛隊もですね」
「人気があるね、あちらの制服も」
 この学園ではそうなのです。
「どうもね」
「ナチスやドイツ軍のものよりも」
「実際にね」
「旭日旗も人気あるしね」
 王子は旗のお話をしました。
「あの旗も」
「まさに海軍の旗だね」
「自衛隊でも使っているね」
「あの旗物凄く恰好よくて」
「王子も好きなんだね」
「大好きだよ」
 実際にと答えた王子でした。
「あんな恰好いい旗はね」
「他にはない、だね」
「そう思うよ、最高の旗だね」
「あの旗に海軍のあの黒のボタンのない詰襟か白の礼装はね」
「あの金色のボタンのだね」
「海上自衛隊の黒と金のブレザーも人気があるし」
「セーラー服も」
 水兵さんの軍服もです。
「いいよね」
「僕もそう思うよ」
「その恰好良さもあって」
「この学園では日本軍、自衛隊の人達のファンが多くて」
「特に海なんだ」
「そうだよね」
「陸軍、陸上自衛隊、航空自衛隊も人気があるけれど」
 海軍、海上自衛隊以外もです。
「どうしてもね」
「そちらの方だね」
「この学園は海だよ」
「大学に水産学部もあるしね」
「あちらも海軍の影響が残っているよ」
「そうみたいだね」
「そして日本軍や自衛隊の次に」
 この軍隊、組織のファンの人達が主流でというのです。
「他の国の軍隊が好きな人達となるけれど」
「ドイツ軍はその中なんだ」
「その中では一番人気みたいだけれど」
「この学園は日本軍、自衛隊マニアだね」
「その人達が多いよ」
「成程ね」
「だから鉄道模型、動くそれが出来るか」
 それはといいますと。 
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