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ドリトル先生と日本の鉄道

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第四幕その八

「自分の考えよりも公を優先しないと」
「それで日本にはそうした人多いね」
「その基地の前にいる人達とか」
 チープサイドの家族もこうお話します。
「平和平和って言ってね」
「そうした行動に出るんだよね」
「そうした人達って人権とかも言うけれど」
 ダブダブもこのことは知っています。
「人の命守らないと人権じゃないでしょ」
「被災した人達がどうなってもいいの?」
 老馬はそこが疑問でした。
「自衛隊がどうとか言って動かなくて」
「市民団体じゃ本当に限界があるからね」
 そこを指摘したホワイティでした。
「どうしても」
「軍隊は組織力も持っているものも人の数も全然違うから」
 市民団体とはです、ポリネシアは言いました。
「震災の時は軍隊、日本だと自衛隊よ」
「しかもああした人達って自分達と違う意見に不寛容だね」
「それも凄くね」
 オシツオサレツはこのことが気になりました。
「沖縄の基地の前で凄く暴れていたけれど」
「反論しようものなら何されたか」
「しかもこうした人達って被災地に行かないよね」
 実父はこの現実を指摘しました。
「行く人もそりゃいるけれど」
「それで自衛隊がどうとか言うのは」
 ガブガブは首を傾げさせました。
「おかしいよね」
「どうしてか日本はそうした人達もいるんだよ」
 先生も具門に思うのでした。
「自衛隊が嫌いでね」
「それであれこれ言うんだね」
「何かをしようとしたら」
「自分達は何もしないのに」
「騒がしく言うんだね」
「そうだよ、ああした人達よりも」
 遥かにと言う先生でした。
「自衛隊の人達の方が役に立っているよ」
「世の為人の為にね」
「本当にそうだよね」
「ああした人達って毎日デモしているだけで」
「何もしないからね」
「毎日デモしていることも不思議なんだよね」
 先生はこのことも指摘しました。
「本土から沖縄に行ったりするね」
「それも平日のお昼にデモしているけれど」
「あの人達お仕事何?」
「普段何している人達なの?」
「それも不思議だよ。ある自衛隊の批判ばかりしている学者さんは」
 その人はといいますと。
「北朝鮮に行ったりしているし」
「あの国の軍隊って自衛隊より遥かに凄いよね」
「自衛隊って一億二千万の日本の人口で三十万もいないよ」
「けれどあの国は二千二百万で百万以上の軍隊だよね」
「これかなり大きいよ」
「しかも先軍政治よね」
「日本の比じゃないじゃない」
「けれどあの国には何も言わないんだ」
 自衛隊のことは言ってもです。
「不思議なことにね」
「そんな人の言うことは信じられないね」
「どうもね」
「あの国の方がおかしいじゃない」
「それでどうしてあの国には言わないの?」
「自衛隊のことを言っても」
「だから僕もこうした人達の言うことは信じないんだ」
 先生にしてもです。
「おかしいからね」
「学者として見てだよね」
「どう考えても矛盾しているよね」
「自衛隊は駄目で北朝鮮の軍隊はいいとか」
「どっちが問題かは言うまでもないのに」
「これは日本の皇室についても同じだからね」
 自衛隊だけでなくです。
「日本の皇室は駄目で北朝鮮の独裁体制はいいんだ」
「あの世襲制のも?」
「共産主義で世襲なのに」
「これ凄くおかしいのに」
「共産主義じゃ本来有り得ないのね」
「共和国なのに全然違うし」
「どう考えてもおかしいからね」
 先生が見てもです。 
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