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アッシュ・レイニーの非日常

作者:スズ
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第8話 バーボンとアッシュ

タッタッタッタッタ



「くそっ!俺はまだ死ぬわけには・・・・・」



スコッチ否景光は焦っていた。数年前から酒の名を持つ組織に潜入していたがNOCだとばれてしまったのだ。



「(ック!!どうする・・・・・・ゼロ!!)」


脳裏にはともに潜入をしている幼馴染の顔がよぎる



そして夜の暗闇の中を当てもなく走り続けるのだった。







一方、スコッチを探しているバーボンはある人物に再開していた



『ん?降谷君じゃないか』


「アッシュさん・・・・」



『どうしたんだ、顔を青ざめて?』


ただならぬ雰囲気の降谷を見てアッシュも身を引き締める。



しかし、降谷にとってアッシュとの再会は間違いなく救世主だった。



「お願いします!!このままじゃ景光の命が!!奴らより早く見つけないと」


『・・・・・わかった。なら早く諸伏君を見つけなければいけないな』








アッシュは<アーカイブ>を使い諸伏の居場所を調べていた。



その様子を見ていた降谷は疑問を訪ねた

「どうして何も聞かないんですか?」


その問いにアッシュは手を動かしながら平然と答える。


『今、1から説明してたらその分ロスになる。降谷君の様子から時間がないのは明らかだったからね』


まぁあとで話はあとで聞くから


そういうアッシュを横目に降谷はふと思う

黒の組織は凶悪な組織だ。そこに無関係のアッシュを巻き込んでいいのか。


『悪いが、その考えは俺には通用しないぞ』


俺というか魔導士たちといえばいいのか。


『心配しなくても俺は強い。お前も知ってるはずだ。』


その言葉に降谷はハッとした。


『よし、これでいい』

「!!これはっ!それにこの場所は・・・・」

『あぁ、諸伏君が来るであろう場所さ。俺は人以上に嗅覚が鋭い間違いない。そしてお前の頭にマップをインプットした。これで迷わず行けるだろう』


「ホントにありがとう!!」


そして降谷は目的の場所に走っていった。



『・・・・・とりあえず俺も見届けようか』






 
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