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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話

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第百三十一話

「はぐはぐ…ぅゆ?」

「うん…やっぱり兄妹なんだな」

「ゅー?」

目の前で昼食を頬張る円香に対して、箒がポツリと呟いた。

「それにしてもよく食べるわね円香ちゃん」

「母さん。円香は今気功の練習中なんですよ」

「気功…ああ、貴女がやってたやつね」

「あとソコのオータムも同じく気功の練習中です」

「あら可愛い御嬢さんじゃない! 彼女も一夏君のコレ?」

箒の母親が小指を立てる。

「え?」

とオータムが箒の母親に目を向ける。

「あら?違うのかしら?」

「やめなさい。家内が済まないねオータムさん」

「あらいいじゃないですか貴方。貴方だって若い頃はモテたのでしょう?」

「おい俺は一夏君みたいなタラシじゃないぞ」

「父さん。いくら父さんとはいえ…
今のは聞き逃せんな」

箒から日本刀のようなプレッシャーが放たれる。

と言うか既に居合の構えだ。

虚空を…宵闇が展開される場所を握っている。

「まぁまぁ、落ち着きなさい箒ちゃん。
リュウの事は後で私達がお仕置きしておくから」

「ちょっ………りふじん…」

家内での立場が低いのはいつだって男なのだ。

女が多いと、特に。

「あらオータム、貴女さっきから全然食べてないじゃない」

「馴れないんだよ」

「賑やかな食事が?」

「おう」

「だめだよー。アキちゃん。まーちゃんの護衛するなら馴れとかないと」

「オータムの渾名はともかくとして、プロフェッサー・タバネに同意見ね」

「お、おう…」

オータムも食べ始め、かしましい食事となった。

柳韻はこの時ほど一夏を尊敬した事はなかったと後に語る。












「さぁさぁ!まーちゃん!ここがいっ君のお部屋だよー!」

昼食を終え、束は円香を一夏の部屋に案内した。

「おお…ここがお兄ちゃんの部屋…」

円香がトテトテとベッドに駆け寄り、ボフッ! と倒れ込んだ。

「お兄ちゃんの匂いがするー…」

「なぜわかるんだ…」

『円香は吸血鬼の血を飲んでるからね。
ダンピールとまではいかないけど五感は鋭いはず。
近い存在である一夏様の事ははかるんじゃない?』

「なるほど」

「うぇへへ…お兄ちゃんの匂い……」

『うわぁ…うわぁ…。ブラコン乙…』

「だな」

部屋の外で待機するスコールとオータム。

「どうした入らないのかモノクロームアバター?」

「結構よ」

「ふむ。賢明だな。設定されていない物が入るとこの部屋のギミックが作動して悲惨な死に方をするぞ」

「………」

オータムが無言で後退り。

「なに、冗談だ」

「それはどういった冗談かしら?」

「お前達は登録済みだ。それにこの部屋にはそんなギミックは無い。
あるのは織斑家の地下のラボだ。
一夏の事だ、そこでお前達のISのテストをさせる予定だったのだろうな」

「入って大丈夫なのかしら?」

「一夏が妹の目の前に惨殺死体を横たえたいと思っているなら別だがな」

「…………………………」

「……………………気功の練習してくる」

スコールは無言で立ち尽くし、オータムは逃げ出した。

「アキちゃん達はいっ君がヴィーティングを仕留めた時の事を知ってるからね」

「ああ…アレを生で見ていたなら納得だな」

「待ちなさい。貴方達どこからみていたの?」

「いっ君の上に無人機飛ばしてただけだよ」

束が手を振ると、ソコに身長180程の人……の形をしたものが現れた。

「サダルスード。全身にセンサーを配置し
て観測や偵察に特化した機体だよ」

そのカメラは全て作動しており、背中の機関からは光の粒子が漏れだしている。

「このキラキラしたのは何なのかしら?
オリムラ家でも微かにみえたのだけど、まさか埃って事はないでしょう?」

「それはGN粒子といってフォトンを崩壊させると発生する特殊微粒子だ。
質量を半減もしくは倍加し、レーダーを無効化。
空間をGN粒子で飽和させればその空間内においては常人でもテレパシーが使える」

「Are you serious ?」

「嘘を言ってどうする。というかお前のガ・ボーにもオータムのガ・ジャルグにも搭載されているぞ」

「Oh…」

束が再び手を振り、サダルスードを消す。

「取り敢えず据え置き型のGNドライヴ置くよ」

「ああ、やってくれ姉さん」

束が取り出したのは、円筒状の何か。

見ようによっては公園の灰皿にも見える。

部屋の隅にそれを置くと、上部からGN粒子を放出し始めた。

「何度見ても空気清浄機だな…」

「いっ君がそれに似せて作ったんだから当たり前じゃない?」

その後、二人は円香に一夏のエピソードを語ったりした。












「うぇへへ…お兄ちゃんのべっど…」

「ねぇ箒ちゃん。いっ君って体液フェチ?」

「どちらかと言えばヘマトフィリアの派生……吸血鬼としての本能だと見るのが妥当だろう」

「あー…成る程。…………って箒ちゃん、その淫靡な笑みは何?何を想像してるの?ちょっと束さんに教えてほしいなぁ」

「次の生理の日が楽しみだ」

「それで箒ちゃんが何を考えてるかわかる辺り私も私だね…」

話を聞き終え満足し、一夏のベッドの上でもぞもぞしている円香を他所に一夏と千冬の情事を覗く二人だった。
 
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