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【シェアワールド】ユア・ブラッド・マインー新約・魔鉄文明英雄譚ー

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必読設定:三層世界論
  冥質界

カセドラル。

 「記録の世界」。生体として活動するアカシックレコード、とも。絵に例えるなら、「線画に沿わないエフェクトやオブジェクトのレイヤー」。
 情報によって形成された生命体らしきもの、すなわち『カセドラル・ビーイング』が棲息する、物質世界とも霊質世界とも存在位相的には関係のない、独立した世界。『この世界にして異世界』とも言われる。

 カセドラル・ビーイングの姿は多種多様。その中には、マテリアルに存在する『情報』と自分自身の情報を対応させることで、マテリアルに肉体を構成し顕現する事ができる者もいる。この世界における幽霊は、死者の『情報』を軸としてマテリアルに顕現した、カセドラル・ビーイングである、とみることも可能だ。

 アストラルと同じく、干渉できる体質の人間はごくまれに存在する。ただしOI体質として体系化されているアストラルへの干渉能力者と異なり、こちらは数が多くない上にその方法も大きく異なるため、一括りにすることは現状できていない。所謂『霊能力』もその一種。
 OI体質者は人口の中で一定の人数を保っているが、カセドラル接続者は所謂「一握りの特別な人間」に過ぎない。そのため、そもそも体系づけること自体が不可能ではないかと推測される。

 この世界の肉体を『カセドラル・ボディ』と呼び、マテリアル、アストラルの位置には関係のない活動が可能である。
 カセドラルには平行世界の情報も記録されている。そのため、本作の世界には存在しない物体や生物、現象も、カセドラル・ビーイングとして顕現する可能性がある。具体的には、そう、ドラゴンであるとか、神々である、とか。
 
 
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