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転生旅行

作者:銀の梟
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第十六部[ダンジョンに出会いを求めるのは間違っている]
原作開始
  第1層[ダンジョンに素材を求めるのは間違っているだろうか]

 
前書き
凄い今さらなのですが、

FGOのバレンタインイベントの男サーヴァントの御返しの本気度が笑える。

アルジュナ・・・カルナに止めを刺した矢。         (現存してたら確実に国宝)

カルナ・・・黄金の鎧を切り取って作った耳飾り。      (現存してたら確実に国宝)

イスカンダル・・・かなり豪華な黄金の杯          (これはそこまでかな?多分国宝)

ギルガメッシュ・・・ラピスラズリの腕飾り         (なぜか一番非常識な王様が一番まともなお返しなんだけど。宝物庫に入っていたものなら神秘は異様に高そう。だって下手したら腕飾りの原点だし)


価値が三倍どころじゃない・・・

効果こそショボい(加工していない神秘の塊だから)けど神秘度で考えると最上級だし、

聖杯戦争に参加したら確実に最強クラスの英霊が呼べるっていう・・・

多分一流の魔術師だったら宝具一歩手前ぐらいの礼装に加工できそうなレベルの聖遺物だと思うの。




藤丸立花ちゃんって人理修復の旅が終わっても確実に命狙われると思うの。

藤丸立夏君は常識的ではないけど一応食べ物だし・・・神秘高そうだけど

でも第二章のプロローグを見る限り、

第二章を終わった後英霊たちって素直に座に帰るかね?

正直何人か藤丸少年OR少女が死ぬまで護衛につきそう。

アポクリファ(アニメ)を見るにサーヴァントが受肉しててもアラヤはノータッチっぽいし。


オープニングは第一章の色彩の方が好き






前回のあらすじ

クロウ・・・初めての人外転生だと思うんだけど(黒髪は忌子って設定にしようと思ったけど原作に黒髪エルフいるから断念)

リヴェリア・・・殴りウィズ化待ったなし。

オラリオ・・・クロウの配下が干渉開始

軍神アレス・・・ダメだしされる

鈴木悟・・・大冒険待ったなし

ゼウスファミリアとヘラファミリア・・・素材(黒竜)に敗れる

爺ちゃん・・・爺ちゃん殺しの容疑者か?   (わけがわからないよ

ベル・・・主人公に弟子入り

ベル・・・初期装備が最後まで使用できる系の成長する武器

ソーマ・・・委細任せる。結果ソーマファミリアが変貌。








携帯投稿

 

 
白鼠日


ノウマンさんのファミリア?にお邪魔した。

神を名乗る清潔な見た目をした人がお酒を飲ませてくれたんだけど、

うーん、

お酒をメインで飲むなら美味しいけどご飯のお供とかにするには微妙かな?

自己主張が激しすぎて。

・・・

ああそうか。

神様だからお腹に入っていれば栄養とか関係ないからこんな不格好なものを作れるんだね・・・


神様を正座させて説教をしてたら気が付いたら夜になってた。

私を酔わすとわ・・・神の酒侮りがたし。

引き攣った顔して脇に控えていたノウマンさんに謝っておいた。


・・・

神様には私がソーマに合う料理と一緒にお酒を飲ませて、

食べ合わせがどれだけ大事で、

どれだけ互いの味を引き出せるのか言って聞かせておいた。

手持ちの食材で合う料理が作れてよかった。




・・・


「暇な時にでも技術交流をしましょう」

「ウ、ウム」

「ではノウマンさん、ディンゴさん、ロイドさん、レオ君、ヴァイオラさんまた今度お会いしましょう」

ソーマファミリアが私を選んだ(また今度、一緒に飲みましょう)

「わかった、またな」

「ウム」

「はい」

「ええ」




「なあ、あいつって酔うのか?」

「あれが酔った姿か・・・」

「違いが殆ど無いんだけど、自制は効いて無いみたいだったけど・・・」

「いや、前に作られた料理を地面に散らかされた時は頭を踏みつけて土毎食わせてたぞ」

「食に対して無駄にこだわるわよね・・・美味しいけど」

「あ、狡いですよヴァイオラさん、残ったの僕も食べたいです」

「安心しろ、厨房に団員全員分用意されてた」

フハハハハハハ(流石クロウさんです)

「食べるかどうかは眷属次第」

その後、

主神も合わせて食事会が開かれた。




・・・

所で、技術班は何処に居るんだろう?

ノウマンさん達も知らないみたいだし、

私の円に反応が無い・・・

絶?

それとも生命力を完全に遮断する道具でも作ったか?

奴等なら可能性は半々って言ったところか。


お土産にお酒を大量に貰った。

研究しよう。




白梅鼠日


ロキファミリアに姫様に面会に来たんだけど、

門前払いされた・・・ベル、私の名前だと大した紹介状にならないみたいだスマナイ。



・・・遠征かよ。

タイミング悪いな。



一日の予定が空いたので装備品を見て回った。

うーん・・・

へファイトスって名前の鍛冶師が作った武器以外は大した出来では無かったかな。

・・・まさか手持ちで買えないほど高いとは、

主神製は基本10億か・・・。

素材を幾つか買っておいた。



・・・

「なあ主神殿」

「何かしら椿」

「さっき来た客なのだが」

「ええ」

「店の商品を一通り見て」

「ええ」

「展示用の主神殿の作品あるだろ」

「ええ」

「あれ以外はまるで見る価値が無いみたいにため息をついて去って行ったぞ」

「え?」

「声を掛けようと思ったのだがいつの間にかいなくなってた」

「どんな顔か覚えているかしら?」

「はっきりと覚えておらんのだ、あれだけの屈辱を感じ、しっかりと見ていたはずなのに」

「会ってみたいわね。何が原因だったのかを知りたいし」

「出来がいい作品ばかり置いてある場所だったのだがな」






素色日




まさか、

一週間も姫様が拠点に帰ってこないとは・・・

この李白の目をもってしても見抜けなかった。


白髪君と会ったので談笑した。

昨日ようやくファミリアに入れたらしい。

最近大きなお屋敷を買ったファミリアでなんと眷属は5人。

小規模だね。

多分1パーティー分の人数しかいないし。

でもレベルはベル以外が3~5という武闘派だとか。

今日は1人で上層に狩りに行くってはしゃいでた。

頑張って。

誘われたけど断っておいた。

私の目的は旅だよ。










白練日



姫様と会った。

遠征から帰ってきたみたい。

驚いていたけどね。

姫様のおススメの店で昼食を一緒に食べた。

久し振りに会った事でだいぶ長く話してしまった。

別れ際に、

姫様が国から逃げたので渡せなかった卒業記念装備一式を渡しておいた。

姫様の髪の毛と血は用意できなかったので斬魄刀は無しだけどね。  (ベルはハーフ版の修行であった為、逆に斬魄刀だけです」

じゃあ姫様また会いましょう。

・・・

「姫様これを。」

「何だこれは?」

「姫様が私の勉強を達成した記念品です、いらなかったら捨ててください」

「何が入っているのやら」

「ファミリア本部で開けてくださいね」

「わかった」

「じゃあ姫様、またご縁があればお会いしましょう」

「・・・姫様じゃなくて名前でもいいんだぞ?」

「考えておきます。でわ」

「でわな」


・・・


姫様喜んでくれると良いけど



・・・

「な・・・なんじゃこりゃー」

「どないしたんお母さん」

「どうしたのリヴェリア」

「どうしたババア」

「どうしたんだいリヴェリア」

「ロキとベートは飯抜きとして」

「なん・・・だと・・・」

「なん・・・やと・・・」

「昔の知り合いに今日偶然出会ってな」

「昔ってエルフの国時代の?」

「ああ、私の師匠だ」

「ババアの師匠だと」

「ベート、後で修練場に来い」

「リ、リヴェリアの師匠・・・」

「リヴェリアの師匠じゃと?」

「私が里から逃げたせいで渡せなかったらしい修業達成の粗品って話だったから軽い気持ちで開けたら」

「開けたら?」

「どう見ても一線級の黒い鱗製の籠手と短剣、魔道具らしき指輪が入っていた」

「なんだろう、籠手をみると親指が疼くんだ」

「恐ろしく出来の良い短剣じゃの」

「魔道具とか効果がわからないと怖くて使えん。今度会った時に効果を聞くとして、誰か使うか?」

「「「「「リヴェリアが使いなさい」」」」

「わかった。けど彼奴め、もっと普通の物を予想していたんだがな」

「例えば?」

「野営セットとか」

(((((リヴェリアって偶に凄いズレてる)))))




次の日の朝、

ロキファミリアの修練場に襤褸雑巾になったベート・ローガが居たとかいないとか。


・・・







乳白色日


白髪君にお礼を言われた、

ミノタウロスをギルドから借りた短剣で狩れたらしい。

私に言われた通り、

硬い敵は関節の裏側、両目を潰してから、

時間をかけて削り殺したらしい。   (エグイ

斬魄刀は使わなかったのかな?

まあ鍛えた甲斐が有ると言うモノだよ。

金髪の少女と狼男に観戦されてて緊張して動きが少し硬くなったのは直さないとって反省していた。

少女ね?


正直、人口の半分が女性だから。

金髪の少女って情報だけだと正直、

正体の特定は難しいと思うよ? 

懸想相手かな?  

(原作ってどうやって名前を知ったんでしょうね?ベル君がオラリオに来た時確か遠征中で初めて見たはずなんですが。一目惚れしてる所を考えると元から知ってたわけじゃないだろうし。)


・・・


「師ー匠」

「おー、白髪少年こんにちわ」

「悟師匠はどうしたんですか?」

「ポーション屋巡りをしているよ」

「そうなんですか、師匠と一緒にお礼を言いたかったんですが」

「何かあったの」

「五層ぐらいで試しに狩りをしてたんですけど、なんか牛頭の獣人に襲われて返り討ちにしました。これも師匠の教えのお陰です」

「白髪少年、それは獣人じゃなくて亜人や」

「そうなんですか?」

「多分ミノタウロスかなぁ?」

「やっぱり、パワーだけの存在は強くないですね」

「ミノタウロスは硬いって聞いたけど斬魄刀使ったの?」

「いえ、支給品の短剣で腱を斬った後に眼球を潰して時間をかけて削り、最後に首を切り落としました」

「エグイ狩り方するわぁ。良くあの鈍で刺さったね」

「師匠の教え通り、生物的に硬く成りようがない部分を狙いました」

「たとえば?」

「関節の内側や筋肉の筋の隙間、股の内側とかですね」

「これはレベル2になるのも早いかもね。」

「後、狩りの様子を心配そうに見学する金髪の少女が居ました」

「おおう、そうか」

「その後に狼人の男の人が来ました」

「そうか」

「なんで見てたんでしょう?」

「装備品的に初心者だと思われたんじゃないか?ミノタウロスってレベル2相当の戦闘能力らしいし多分危なそうだったら助けてくれたよ」

「なるほど、今度会ったらお礼を言わないと」

「そうしなさいな」




「また会おう白髪少年」

「いい加減ベルでいいですよ」

「考えておこう」

「はい」


・・・

レベルが上がると称号を与えられるんだよね?確か。

白髪少年は多分【首狩り兎】とかじゃないかな?



追伸

鈴木さんは悪趣味なマスクと黒色のローブで全身を隠している





生成り色日



白髪少年に酒場に誘われた。

何だろう、

店員のレベルが目算で大体3~5レベルなんだけど。

この町で店を開くならこれくらいのレベルが居るのかな?

途中で姫様のファミリアが来て白髪君の話題で盛り上がってた。

中々の高評価。

そして白髪君の懸想相手も多分あの子かな?



白髪少年は真っ赤な顔で顔を俯かせて隠れていた。

お礼言えよ。


・・・


「アイズ、あの白髪野郎のはなしをしてやれよ」

「ベートさん?」

「俺たちが遠征から帰るときに出会ったミノタウロスの大群を覚えてるか」

「ああ、あの私達と出会った瞬間に逃げだして上層に上っていった奴か」

「あの時は奇跡みたいに上に上がっていってよ、最後には五層迄行ったんだが」

「行ったんだが?」

「そこで赤い目をした白髪のガキがミノタウロスと戦ってたんだよ」

「高レベルの冒険者ならそう珍しくもあるまい」

「それが、装備が総ギルド支給品の初心者だぜ」

「やられそうな所をお前たちが倒して助けたって話か?」

「ううん。その子がミノタウロスを狩ったの」

「は?」

「マジ」

「本当かいアイズ」

「うん、戦い方が全然似ていないんだけど何故かリヴェリアの戦い方を思い出した」

「私のか?」

「ああ、なんというか。絶望的な状態のはずなのによ全く諦めてねぇんだ」

「なんか、格上との戦いになれている感じの戦い方だった」

「戦い方もババアに似てエグイ感じだったしな」

「ベートは後で屋上だとして」

「ベート、何故逆鱗を踏みたがるんだ」

「ベートはかまってちゃんだから」

「アイズ、続きを聞かせてくれるかい」

「うん、弱点(魔石)を狙わないで、両目を潰した後に両手両足の腱を切り裂いて最後には首を切って倒してた」

「若いころのリヴェリアを思い出すね」

「あ奴は素手で捩じ切ったが」

「黙れガレス」

「やっぱババアは化け物じゃねぇか」

「しかもレベル1の頃にのぉ」

『あはははははははははは』

「暫く私は飯を作らん」

『調子に乗ってすんませんでしたぁ』


・・・


まさか白髪少年に合わせてロキファミリアが去るまでお店に居る事になろうとは。






白磁日


なんか祭りだってさ。

モンスターを捕まえてきて戦わせるんだって。

どの世界でもこの手の娯楽はあるよね。


何処かの神の悪戯でモンスターが全て逃げ出したらしいけど、

幸い死者は無く騒動が納められたみたい。

変わった杖(銃の様な)で飛翔魔法を使用しながら炎球を撃ち続ける銀髪の子供(エルネスティイ)とか

黒い槍を主兵装に高速移動と接近戦のコンビネーション、赤色の追跡光線魔法による大量殲滅を使用する魔王(ノウマン)

白髪で暗闇から暗闇に移動しながら東方の刀の様な物でモンスターの首を切り落とす赤目の光(ベル)とか

ロキファミリアの人間の活躍のお陰らしい。

何人か知り合いな気がするんだよね、

なんでだろうか?








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