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ジオン公国転生記

作者:正博
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第47話 スーパーロボット大戦OG2.5外伝編

 宇宙へ行こう確かヘルゲート攻略戦がある筈、それでソーディアンが現れる筈・・・たぶん。


 俺が宇宙に上げると赤いカリオンがバルトールと戦闘をしていた。
 確かスレイさんだね参加しよう。

 スレイ「何だお前は?」
 ユーリ「通りすがりのユーリ君」
 スレイ「手助けなど要らん!」
 ユーリ「あっ。そんな気無いですよ。俺がこいつらを気に入らないだけですから」
 スレイ「そ、そうかなら勝手にしろ」


 バルトールはあまり時間をかけられない、こちらの攻撃パターンを解析して仲間に伝えるから。
 俺は光子力バルカンだけでバルトールを撃破していった。
 そうしている内にクロガネがやって来て艦載機を出して来た。

 レーツェル「赤いカリオン。スレイか?」
 スレイ「ああ」
 レーツェル「白い小型機は君の仲間か」
 スレイ「知らん。突然来て勝手に戦っているだけだ」
 レーツェル「白い小型機。君は何者だ?」
 ユーリ「通りすがりのユーリ君」
 レーツェル「そ、そうかユーリ君。君は何故戦っている」
 ユーリ「バルトールが滅茶苦茶に鬱陶しいので、ヘルゲートを潰しに来た」
 レーツェル「君はヘルゲートの位置を知っているのか?」
 ユーリ「知らないよ。でもスレイさんは知っているから後で教えてもらおうと」
 スレイ「何故私がヘルゲートの位置を知っているのをお前が知っている?」
 ユーリ「秘密事項です」


 とにかくそんな事を言いながらもバルトールを全滅させた。

 ユーリ「やっと終わった」
 スレイ「おい! 真面目に答えろ。何故知っていた」
 ユーリ「うーん。スレイさんがイスルギ重工ミツコ社長の命令で位置データーを持って来ただから」
 スレイ「な、何故そんなにの詳しい」
 ユーリ「俺がこの世界の人間じゃないから」
 スレイ「ふざけるな!」
 ユーリ「ふざけてないよ。意外と多いよ他の世界の人って。クロガネに2組いるよ。ラウル君チームでしょギリアムさんあっヘリオスの方が良いのか、以前戦ったシャドウミラー、ラミアさんね」
 ラウル「あんた何でそれを」
 ユーリ「ラウル君達のエクサランスの時流エンジンを狙ったシャドウミラーとその時デュミナスが現れて時流エンジンが暴走でこっちの世界に飛ばされたでしょう」
 ラウル「・・・・・・・」
 レーツェル「君が他の世界から来たのは間違いなさそうだな。ギリアムの事は間違いない」
 スレイ「信じられんが信じるしかないようだな」
 レーツェル「スレイすまんがヘルゲートの位置を教えてくれ」
 スレイ「ああ今からデーターを送る」


 俺は思い出したこの後の展開を。

 ユーリ「全員まだ戦闘態勢崩しちゃだめだよ。お客さん達がまだ来るから」


 調度その時に修羅達が転移してきた又それを追ってコンパチブルカイザーが現れた。

 ユーリ「コウタそいつ以外は任せろ」
 コウタ「ユーリかすまない。ラウルも頼んだ」


 俺達はヤルダバオトとコンパチブルカイザーの邪魔をしない様に戦闘を開始した。
 俺はと言うか『マサムネ』が勝手にアガレスと言う修羅神を選んだ。
 
 アリオン「そんな小さいので掛かって来るなんて、俺も舐められたものだな」
 ユーリ「舐めて無いよアリオンさん、俺が相手をするんだから」
 アリオン「何故俺の名前を知っている?」
 ユーリ「自由戦士、魔朧拳法の使い手、轟級修羅神色々知ってるよ」
 アリオン「何かお前ウザイ奴だな」

 
 そう言った瞬間アリオンから仕掛けて来た。

 ユーリ「ふーん。これが魔朧双破輪転か」
 アリオン「技の名前まで・・・・お前いったい何者だ」
 ユーリ「通りすがりのユーリ君」
 アリオン「ユーリかお前舐めるな!」

 
 アリオンは魔朧百裂拳を繰り出して来たが、俺は余裕で全部かわした。

 ユーリ「舐めて無いって疑り深いね」
 アリオン「それじゃさっきから何故攻撃してこない」
 ユーリ「技を覚えるのと時間稼ぎ」
 アリオン「時間稼ぎ。援軍でも呼んだか」
 ユーリ「違うよ。コウタとフォルカのタイマンの邪魔をさせない為、でも1回ぐらいは攻撃するね」


 『マサムネ』は何とアリオンの魔朧双破輪転使い攻撃した。

 アリオン「ぐはっ・・・・・てめえ俺の技じゃねえか」
 ユーリ「ごめんなさい。『マサムネ』は覚えた技をすぐ使いたがるんで」
 アリオン「はぁ、はぁ、1回見せただけでそれを機体が覚えただとふざけんな!」
 ユーリ「ああでも安心して、最終奥義とか最後の奥の手みたいなのは覚えないから」

 
 その時コンパチブルカイザーがヤルダバオトを吹き飛ばした。

 アリオン「チィ今日は引き上げる。ユーリとか言ったな覚えてろ」


 アガレスがヤルダバオトを担ぎ上げ引き上げて行ったが、その後をコンパチブルカイザーが追った。

 レーツェル「何とか落ち着いた様だな。スレイすまないが位置データーを」
 スレイ「今送った。ヒリュウ改には既に渡してある・・・それではな」


 スレイのカリオンは何処かへ行ってしまった。

 レーツェル「ユーリ君。ヘルゲートに一緒に行かないか」
 ユーリ「うん。お願いします。スレイさんの貰い損ねたから助かります」
 レーツェル「それでは乗艦を許可する」


 クロガネに乗り込むとラウル達が寄って来た。

 ラウル「ユーリさんあなたは何故俺達の事を知っているのですか」
 ユーリ「前の世界で見たから」
 ラウル「どうやって」
 ユーリ「俺達の国は平行世界を転移する事が出来るんだよ」
 ラウル「それじゃ俺達を元の世界に戻してもらえませんか」
 ユーリ「それは無理。君達の世界はアインストに滅ぼされたからね」
 ラウル「じゃ次元転移装置をください。自分の目で確かめないと」
 ユーリ「それも無理。俺達次元転移装置なんか持っていないから」
 ラージ「次元転移装置も無くてどうやって次元を跳躍してるって言うのですか」
 ユーリ「魔法」
 ラージ「ラウル行きましょう。馬鹿にされていますよ。馬鹿馬鹿しい魔法だなんて」
 ユーリ「『マサムネ』戻れ!」


 ラージ達は固まった俺が声をかけたら機体がペンダントに吸い込まれたのだから。
 そしてその時ラウル達に怒声を浴びせる男がいた。

 ユウキ「馬鹿にしているのはどっちだ。時流エンジンの事も自分達の事も秘密にしておいて」


 ユウキがいつの間にか近くまで来ていて怒りに震えていた。

 ユウキ「自分達は安全な所にいて、危険な事は人任せどちらが馬鹿にしているラージ!」
 ラージ「秘密にしていたのは当然です。知らない世界に来て他人をすぐに信用出来ますか」
 ユウキ「それなら出て行け。人を信用出来ない奴を何故俺らが守らなくてはいけない」
 ユーリ「その事なら知っていたでしょ。レーツェルさん」


 知らない間にレーツェルさんが格納庫まで降りて来ていたのだ。

 レーツェル「ギリアムからの情報でうすうすはな」
 ラージ「知っていたなら何故艦から降ろさなかったんです」
 レーツェル「逆に聞こう。信じられない艦に何故乗り続けたのかねラージ」
 ラージ「それは・・・ラウル達の安全を考えて」
 レーツェル「ラージ! 君に聞いている。ラウル達を建前に使うな」
 ラージ「・・・・・・・・・」
 ユーリ「怖かったんだよね。全てが、自分の知識が役に立たない。知り合いもいないそんな世界が」
 ラージ「・・・・・・・・・」
 ユーリ「君は1人で考える事ばかりして来たから他人が信じられない。それが仲間であっても相談も出来ないいやしない」


 ラージは諦めたかの様にため息を吐くと語り始めた。

 ラージ「・・・ふう。そうですよ僕は怖かったんです。エクサランスに秘密があるぞと価値観を持たせ艦から降ろされない様に演じていたんです。ラウル達とエクサランスそして僕を守る為にクロガネを利用したんです」
 ユーリ「レーツェルさんそういう事らしいけどどうします?」
 レーツェル「どうもしない今迄通りだ」
 ラージ「その結果世界が滅びては意味は無い。ましてや子供を見捨てる程自分は腐っていないのでな」
 ユーリ「ラウル1つ良い事を教えよう。フィオナは生きている時間の流れでまだこの世界に着いていないだけだ。でも注意しろフィオナもエクサランスに乗っている事敵に狙われるぞ」
 ラウル「この世界に着いたらすに救出だ」
 レーツェル「ユウキ納得できたか」
 ユウキ「艦長が賛成しているのに反対などしません」


 こうしてこの件は収まったが第2警戒態勢でヘルゲートに急ぎ向った。
 ヘルゲートに近づくとすでに戦闘がハガネとヒリュウ改の艦載機で始まっていた。
 
 レーツェル「遅れて済まない。全機発進」



 クロガネを発進するとすぐにバルトールが攻撃してきた。

 ユーリ「サイコブラスター!」


 まとめて叩き落したでも無人機でよすべて。
 奥へ進むと生命反応のある機体が4機出て来た。

 ユーリ「この4機生命反応があるよ。注意してね」

 
 それで周囲には分かった様子なので、更に奥へと進むと生命反応?これはラミアさんだな。ではあの人に任せよう。

 ユーリ「キョウスケさん。ラミアさんです。お願いできますか」
 キョウスケ「ラミアの事は俺の責任でやる」 


 俺はラミアさんを任せると、更に奥に進んだ。
 1番奥まで来るといきなりクロスマッシャーが飛んできた。
 元凶はヴァルシオン改CFだったODEシステムのコアで間違いない」

 ユーリ「全機へ奥にODEシステムのコアを見つけた、ヴァルシオン改CFだ流れ弾に注意せよ」


 ヴァルシオン改CFは近接装備がないだから近づいてしまえばただの的でしかない。
 俺は対艦ライフルをしまうと腰の刀を抜いた。
 斬艦刀が100mぐらいに伸びたところで思いっきり振りかぶった。

 ユーリ「でえええい、ぶった切れろ!」


 『マサムネ』のパワーと斬艦刀の重みだけの一振りはヴァルシオン改CFを縦一文字に切り裂いた。
 すかさず刀を収めると肩のキャノン砲からアカシックバスター、手には対艦ライフルを持ちクロスマッシャーを大量にぶち込んだ。
 これだけやればユルゲン博士の記憶も何も消滅しただろうと思った時、久しぶりに頭にノイズが走った。

 ユーリ「隠れて無いで出てこい。デュミナス!」


 するとヴァルシオン改CFの残骸を押しのけて、デュミナスが現れた。

 ユーリ「全機へOEDシステムは叩き潰したが新しいお客さんだ。ラウル覚えているだろ」


 デュミナスの前に3体のホムンクルスの少女が現れた。
 ティス、デスピニス、ラリアーだったかな。
 そんな事を考えていると最大級のノイズが走った、これはソーディアンがでるな。

 ユーリ「これ以上中で戦うと施設にダメージがでて捕獲された人がどうなるか知れない。外に出て戦う事を進言する」
 レフィーナ「分かりましたがODEシステムは破壊したのですね?」
 ユーリ「コアになったユルゲン博士事焼き尽くした。それより急げ攻撃を仕掛けて来るぞ」
 レフィーナ「全機急いで外へ。戦場を外に移します」


 外に出ると連邦軍の上層部の馬鹿は核攻撃を指示したらしい、調度いい利用させてもらおう。

 ユーリ「核攻撃だと馬鹿が・・・ここにいると全員やられるもっと後方に下がった方がよい」
 レフィーナ「それでは連れ去られた人達が」
 ユーリ「あんた達の一言でここにいる者も巻き添えを食う。その判断が付けられないのでは俺はここで引き上げさせてもらう」


 俺は実際に後退を始めた。
 鋼龍戦隊もようやく諦めたのか、後退を始めた。
 前方より核ミサイルがヘルゲートに向って行くのが見えて来た、実際は届かないけどね。
 ミサイルとすれ違って5分頃、各機体の推力が低下し始めたたと通信が飛び交いだした。

 レフィーナ「各機、一旦艦内へ」
 ユーリ「止まっちゃダメだよ。全力でこの宙域を離れるんだ。核ミサイルを見ろ止まっている。何かが起きているんだ」
 レフィーナ「スピードの無い機体は艦に捕まってください。全力で行きます」


 その時、遂にソーディアンが姿を現した。

 ユーリ「たぶんあれが原因だと思う。出来るだけ早く離れるんだ。あれのそばにいるとエネルギーが吸い取られるみたい」


 全艦、全機何とかソーディアンの影響下から離れたようだ。
 ソーディアンの周囲は何らかのフィールドに覆われている様だ。
 その証拠に連邦軍の無人偵察機が多数宇宙空間を漂っていた。
 俺は一旦鋼龍戦隊を離れ、ジオン公国機動船団へ帰って行った。

 ギレン「どうした、顔がやけに暗いぞ」
 ユーリ「知っているくせに、これからボス戦4連戦。しかも最後がシュウ・シラカワの乗るネオ・グランゾン」
 ギレン「うむ。充分死ねるな」
 ユーリ「それに気配を隠してる様だけど『イレギュラー』もいるね」
 ギレン「それは前に同格と言っていた奴か?」
 ユーリ「今は格下だけどね」
 ギレン「『イレギュラー』が関わっているなら気を付けろよ。地球の修羅対策はサスロとドズルとガルマに任せてある」
 ユーリ「うちの艦隊も組み込んでおいてこの『イレギュラー』を倒したらそう遠くない気がするんだ最終決戦が」
 ギレン「分かった」


 俺は修羅との戦いに備えて1日休みを取った。
 ギレン兄の親衛隊の演習を観戦していた。
 色物が殆んどいなくなったなと思ったらまだバルディオスが残っていました。
 あ、消えた『亜空間突入』をやったんだなするとペンダントから『マサムネ』が『亜空間突入』を覚えたと言ってきた。
 よくやったこれでグランゾンに対抗する手札が増えた。
 運も向いてきたようだ、ガルマ兄が北海道で修羅マグナスのアンドラスを倒したとか、ラウルがフィオナと合流で来た。


 
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