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転生旅行

作者:銀の梟
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第十二部[僕のヒーローアカデミア]
  番外編一[クロウ「我が神が御望みとあらば」モモンガ「やめろ」]

 
前書き
なんか書きたくなった 

 
昔々ある所に一人の魔王が居りました


魔王は最初はスケルトン系の最弱な種族で普通に過ごしておりました。

ある日魔王は得難き友を得ます。

烏の魔物です。

烏の魔物はスケルトンを鍛え、育て、友誼を重ね。

魔王にとって無くてはならない存在になりました。

ですがある時魔王の両親が殺されてしまうのです。

魔王は怒り狂い友の声を無視して魔王の家族を殺した者達へ復讐をしようとしました。

烏の魔物は仕方なさそうに家族を殺した者たちの情報を魔王に教えます。

魔王は暴れに暴れ家族を殺した者たちを殺しつくしました。

しかし魔王と比べると烏の魔物はあまりにも寿命が短く魔王の帰りを待つことなく死んでしまいました。
 
魔王はそれはもう悲しみ、

悲しみの末にこの世にいる全ての敵を滅ぼそうと決めました。


・・・・



友であった者たちが皆死に、

私はヒーローとしての仕事(ヴィラン殺し)に邁進した。

殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して
コロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテコロシテ

コロシツクシテ

そしていつか私への恐怖でヴィラン達が居なくなった時にふとこうささやかれた。

「ヴィランを殺しつくしたあの骸骨の力が私達に向いたらどうなるんだろう」

そこから先の崩壊は早かった。

最初は仕事を奪った私に他のヒーローから間接的な嫌がらせがやられるようになった。

次に私に対しての悪い噂が流れるようになった。

そして噂がさも真実であるかのように扱われ、

そして、

何もやっていない私はいつの間にかヴィランとして扱われた。

日夜ヒーローと名乗る殺し屋が襲ってきて、

私はヒーローを殺すようになった。


・・・

よく覚えていないが、

いつの間にか私は人骨で出来た玉座に座り、

ナザリックの地下大墳墓に似せた建物に住む、

骸骨の自民を率いている死の国の王様になっていた。

フフフ、

虚しいものだ。

ヒーローに成って誰よりも働いた結果、

誰よりも凶悪なヴィランになってしまうとはな。

最近はゴミ(ヒーローの死体)をデスナイト達が持ってきて私がアンデット化させる作業しかしていない。

何か変化がない物か。


・・・


最近、

ヒーローの襲撃すらない、

諦めたか?


・・・


私の住む墓地に核が撃たれた。

私は上位物理無効のお陰でダメージが無かったがデスナイト以外の配下と私物(思い出の品)が消滅した。

なるほど、

これが怒りか。

戦争が望みか人間。

滅ぼしてやる。


・・・


気が付いたら幾つかの大国を滅ぼしていた。

もう既にどこの国も私と事を構える気が無いみたいだ。

大国の住民全員とその同盟国の兵士達が私の国の民になった。

私はオーバーロード、

死者たちの神であり死を超越せし者。



・・・






世界征服なんて楽しいかもしれないな






・・・





世界征服を達成した。









・・・





虚しい





・・・



ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


なぜ死んだんだ(クロウ)よ。



・・・


久しぶりの侵入者。

全ての国を征服してからどこの国も反骨精神なんて無く従順すぎたから飽きていたところだ。

ここまで来てくれるといいな。

あれは魔王。

久しぶりに楽しめそうだ。



「久しぶりだなヒーロー、いや、今はヴィランと呼ぶべきか」

魔王か、

久しい。

時間操作系の転移の能力。

私にも未知な能力か。

「久しいな魔王よ」

「ダオスだ」

「そういえばお互い名前すら知らなかったな。私の名前はアインズ・ウール・ゴウン」

「貴様が最後に聞く名前だ」

フ・・・決まった



・・・


激しい戦闘の末、

私が勝利した

「デリスカーラーンよ私は負けるわけには・・・」

彼は最後まであきらめない素晴らしい戦士だった。

ああ、

本当の意味で好敵手だった。

彼はアンデットにしないで埋葬しよう。

それが許されるだけの強さを持っていた。


・・・


ダオスとの戦いで私が弱ったと思ったのか反乱勢力が大暴れして、

現地にいるアンデット達に制圧された。

私が弱ってたとしても配下のアンデット(デスナイト)に勝てる算段が付いてから反乱しろよ・・・

デスナイトを普通に狩ってた黒雨さんって強かったんだね


・・・

暇だ


・・・

三大欲求が全滅しているせいか本当にやることが無い


・・・



・・・




・・・




「久しぶりですね鈴木さん」



私の索敵網を掻い潜ってここまで接近を許すだと・・・

「何者だ」

「忘れてしまったんですか?」

何だろう、

とても懐かしい気がする。

「それなりに仲良くさせていただいたと思っていたのですが」

ああ、

この話し方。

顔こそ違うが。

「俺、俺、俺ですって」

「詐欺なら間に合っている」

「相変わらずノリがよくて嬉しいです鈴木さん」

恐らく今世で最も長くともに居た鳥類の名前をした、

確か・・・

そうだ、

「スズメさん」

「クロウっす」

そう、それだ。

「私がいた時代と地形も国家も暦名すら違うんで何年振りか分からないんですが」

「魔道暦って鈴木さんの趣味ですか?」

ああ、

久しぶりに感情が抑制された。

ああ

でも紛れもないこれが喜び。

「お久しぶりですクロウさん」

「鈴木さんも苦労したようで・・・」

「それほどでもないですよ。」

「私個人としては一万数千年ぶりなんですが」

一万・・・流石にそんなに経っていないと思うが。

「私が死んでから何年経ってます?」

そうか、

彼の主観と経過時間が違うのか。

「確か6千年ほどですね」

近くにいたデスナイトが教えてくれた

・・・

他愛のない、しかし私にとっては万金の価値のある時間を過ごしていると彼が本題を切り出して来た。

「鈴木さん、置いて行った私が今更何をと思うかもしれないですが、この世界に未練が無いなら私と一緒に来ませんか?」

未練?

未練などあるはずもない。

だが一緒に行くとはなんだ?

「実は私、世界を渡る術を手に入れたんです。」

ああ、

だから会いに来たのか。

会いに来てくれたのか。

「最初は挨拶だけしたら帰るつもりだったんですけど」

今帰られたら多分私は泣くな。

泣けないけど。

「世界の敵になってまでこの世界にいる必要は無いと思いまして」

「ああ、私を連れだしてくれるか」

Wenn es meines Gottes Wille(我が神が御望みとあらば)

ヤメロ


・・・


転移と言っても彼に触るだけで行けた。

夢のような世界だった。

空には天馬が駆け、

大地には花畑があり、

中世のヨーロッパの洋館みたいなものが・・・近未来とか純和風とか混沌としているな。

「ここが私の内臓世界[リトルキングダム]です。」

ここには私以外にも世界を渡るたびにスカウトした人たちがいるみたい。

沢山の人が私に挨拶してきた。

骸骨が動く世界もあったのか。

彼は転生を繰り返し、

ある程度安定してマーカーを置いた世界に行けるようになったから私に挨拶に来たらしい。

まだ時代などの設定ができるほど進んだ技術ではないから6,000年ほど過ぎ去ってしまい、

私なら生きているだろうと判断して飛んだら終末な世界になっていて驚いたと。

なるほど。

まだ完全な技術ではないのか。

その技術で危険を顧みず来てくれて嬉しい。



巨大な狐とかタヌキとかがいるんだけど何者?

凄い世界だなぁ。

ここの住民は全員不老なんだそうだ。

死者蘇生は研究中らしい。

信仰系の魔法も習得しておけばよかったな。






・・・・




こうして魔王は友との再会を果たし、

面白おかしく幸せに暮らしましたとさ。



めでたしめでたし











 
 

 
後書き
恐ろしく書きやすかった。

送りの車の中で2時間ほどで書けた。



新しい仲間

アインズ・ウール・ゴウン(鈴木悟)    1人?1骨?



ニュウスキル

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