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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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8部 StrikerS
8章 後日談
  戦技披露会 挑発

 ケーニッヒ・リスターそれが俺がこれから戦う人の名前らしい。
今はじめて名前を知った。
リスターって言ったら俺でも知っている。
身内に監理局少将にいて、たしかクラナガンの政治家もいる。
ベルガ時代からの名家
あぁあの一族か!
選民意識が強い奴もいたなぁ
俺あの一族に喧嘩を売った記憶はないのだけど、何かしたかな?
まぁ適当に手を抜きながら、始めますか!

「監理局始まって以来のゲストを迎えての披露会です。
管理局側はSランク魔導師であるケーニッヒ2等空尉。彼のスピード、魔法制御は定評があり若きエース候補と言えるでしょう。対するは」

 ふ~ん結構な有名人だったんだね。

「嘱託でありながら、数々の依頼を受けこなし破壊者と異名を取る。独自の技術魔法を操る 綾さん」

 本当に大袈裟な、きちんと勉強と魔力資質があれば誰でも出来るって
現にシュトラ地方に伝承があるみたいなこと聞いてるし

「え~っとなんと南條さんから一言言いたそうです。言うわけでどうぞ」

「このような機会を下さって、管理局上層部の方には感謝をしています。一応頑張りますのでよろしくお願いしますと、クラナガンにある喫茶翠屋もよろしくお願いします」

 一応一礼をしてPRをした。
お礼って必要だよね

「なんと綾さんこの機会に自分の店をPRした~」

「聞いていた通りふざけた人だね、君は?」

「私?戦闘前に言うことなんてないでしょ。言葉ならその腕で語ってきなさい」

 俺は相手に向かって手巻きをした。
これが開始の合図となった。
開始と同時に5つのシューターシューターが俺を囲み襲ってきた。

「あぁっとケーニッヒ二尉の魔力弾が綾さんに襲い掛かり直撃~。
Sランク魔導士の魔力弾を直撃。大丈夫でしょうか?」

 綾がいたところはすごい爆風で景色が見えない状態だった。
今だ煙が消えない状態が続いている。

「大人げなかったかな。これに懲りたらあまり大きな顔で無茶をしないことだね。上には上がいることを知れ」

「へ~っ相手の確認をしないうちから勝利宣言2流じゃん」

俺はケーニッヒの真後ろに立った。

「私が本気ならあなたはここで落とされている」

 俺は親指で自分の首を切る真似をした。
まぁ挑発だよなぁ

 ケーニッヒが回れ右をして距離を置いた

「スピードは凄いなぁ
でも俺の防御が固いから通せないのが現実なんだろう。」

 俺は内心がっかりしていた。
あの時直撃する瞬間、鋼雷破弾(アンセム)ではなく、普通の魔法の(マジックミサイル)でシューターを自分に当たるすれすれで撃墜してから跳空転移(ディメンジョナル・リープ)で後ろを取っただけ。
おれは頭を掻きながらどうしようか少し考えてた。
速攻で終わらせることもできるんだがそれだとイベントの趣旨がね。
なのは達は披露かもしれないけれど俺は仕事で来ているからなぁ

「あいつがあんな簡単に落とされるんならアタシは落とされるかってぇの」

「ヴィータちゃん」

「おう。なのはも来たのか、まぁ結構手加減してるみたいで安心した」

「うん。あのパターンなら鋼雷破弾(アンセム)から瞬間移動で格闘戦でラッシュを決めて終わらせるからね」

「あいつのD・B並みの瞬間移動はきたねえと思わないか」

「にゃはは」

「イベントの趣旨を汲んで悩んでいる所かな」

「あぁあの男がへんに調子に乗らないのならな」

「うん、今は冷静だけど大丈夫かな」

「君が女の子だから気づかずに手加減してしまったみたいだ。それを自分の実力と思わないほうがいい」

 俺は気づいてはいたが、奴が話している最中にバインドがかかっている。
次はどんな方法で来るのかを見たかったのと、管理局の手練れって言うのを知りたかったからだ

「話を聞くのに夢中になって気づかなかったみたいだな」

 ケーニッヒは少し距離を置いてなのは並みの魔力の砲撃が俺を襲った。

「今度こそ直撃~」

「これでお分かりいただけたでしょう。いくら(ちまた)で強いと評判でもしっかりと訓練をした私たちと我流との差が。
今まではなのは君やフェイト君の加護があり自由にできたかもしれないが少しは引くことを覚えなさい。」


「少しやべえ展開になりそうだな」

「きっと・・・まだ大丈夫だよ。身内の事じゃなく綾ちゃんの事だから、綾ちゃん結構自分の事を言われても気にしないし、私たちがいるからってその点ではいつも気にしてるから」

「そう祈りてえなぁ。んで守備は」

「うん、ユーノ君。アルフさん。フェイトちゃん。シャマルさんがスタンバっているよ」

「そうか、お前は」

「何かあった時の歯止め役で見に行ってッて言われた。」

「まぁごくろうさん。まぁ恋人だから仕方ないか」

「うん」

「綾お姉ちゃん大丈夫なの?」

 なのはの隣で見ていたヴィヴィオは心配そうになのはに聞いていた。

「うん、綾ちゃんなら大丈夫だよ」

「あいつがあんな簡単に落ちたら、楽だよな・・・うん」


「どんな方法で取り入ったか知らないが闇の書の犯罪。P・T事件の詳細。
管理外世界の異常の魔力の出現。少しだけ違法があったのではないかと思う。」

 ケーニッヒはなのは達の方向を見てニヤッと笑う。

「ここまで差があるとは思わなかったよ。少し公開処刑みたいになってしまったが申し訳なかったね」

「・・・・は・・・・達が・・・」

「ばかな」

 爆風が消えて行って誰もが、俺の身内以外は失神していると想像していたと思う。
もちろん俺はぴんぴんしていた。
あんなロック、速攻で外してっていうか魔力はあるけれど洗練されてない。
砲撃も甘い。
スバルたちの方がしっかり練りこまれている
俺は少しだけ怒りが出てきている。
はやて達一家は、どれだけの時間をかけて罪を贖っていると思っている。
フェイトにしたって、いまだにあの時を気にしているのに・・・
なのはの魔力はまぁ生まれつきだが
俺の身内を何も知らないくせに・・・
俺を内側に魔力をため込んでいた。

「良いデバイスをお持ちの用だ」

「何が言いたいのかな?」

「君にしろ、君たちの友人は少しデバイスに頼りすぎではないのかい?」

「はぁ?」

「デバイスの実力を自分の実力と勘違いをして周囲も騙されているんだろう。」

「だから何が言いたいわけ?」

「そのデバイスのおかげで自分が助かったのに自分の実力だと勘違いをしているって事だよ。
両方持った実力なんて選ばれた人しかないのに、
じゃなければ俺のバインドを抜け出し砲撃のダメージがないわけがない」

「どうして欲しいわけ?」

「これはエキシ。お互いのデバイスを外し、己と実力を決めようではないか」

「却下」

「怖いのだろう自分たちの実力が本当はないのが、デバイスにおんぶにだっこという現実を知りたくないのだろう」

「後半は違うけれど、ティアに頼っているのは本当だね」

≪綾様≫

≪私の最高のバディで歯止めだからね≫

≪ええ≫

 ケーニッヒは演技がかかったかのように手を額に乗せ

「年場もいかない少女たちだから仕方ないのか、じゃなければあんな年で教導官になれるはずがない。
女だから甘いのか、それともいやこれは失言だったな」

「なのはの事を言ってる?」

「なのはマジでヤバいぞ、ちょっとヴィヴィオは下がっていろ」

「うん、綾ちゃんやめて」

「綾お姉ちゃん。怒ってるね」

「お友達が止めに入ってるよ。これが証明されたらしっかりと今までの事を取り調べをしてみようと思うよ」

「わかった。監理局上層部、デバイスの取り外し許可を頂けるかな?」

「承認します」

 まぁ天下のケーニッヒ一族の言葉だから拒否は無いと思ったけどね
なるほど、なのは達に落ち度はないから俺に目をつけたわけ
どうやらなのは達はJS事件以降も手柄を取りすぎて困ってる馬鹿が多いって事か
えっとたしかエキシは一般公開されなかったよなぁ

≪ごめんティア≫

≪ですが、あなたの魔法は≫

≪向こうが決めたことだ、自分たちの浅はかさを数えてもらうよ≫

「私からも提案があります」

「ほう提案できる立場かな。まぁ僕の提案が通ったからどうぞ聞くだけ聴こう」

「これから起きることは私は責任を問わないことと、全映像をストップしてください。俺の字は破壊者その意味を教えて差し上げましょう」

 俺は映像サーチャーをすべて破壊をした。

「私としては穏便に終わらせたかったんだけどなぁ」 
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