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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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7部 中学生編
5章 文化祭
  秘め事

 
前書き
まったり中学生はこの章で終わりです
本当はすずかとアリサをもっと出したかったのだけどなかなかね。
すずかを絡ませるのがなんとも難しい 

 
 無事体育祭が終わった次の日。学校はお休みとなった。
今俺の部屋にははやてとアリサ、すずかがいる

「なに、綾が呼び出しってなにかあったの?」

 少しだけ心配そうにアリサが俺に聞いてきた。

「最近のフェイトってどう思う?」

「言ってる意味が分かんないわよ」

「でも綾ちゃん、それは仕方ないのかも」

「あぁそういうことね。愛しのなのはがあんたに取られたら落ち込んでいても仕方ないでしょうが」

「アリサとすずかの言いたいことはわかるけどね」

「多分なぁフェイトちゃん自身不完全燃焼やと思うんやで、だからどうしていいかわからんとちゃう」

「そうなんだよねはやて、話は変わるけどね、昨日はよくもやってくれたよね」

「話が飛びすぎでしょうが」

「アリサたちが仕組んだんでしょ。借り物競争」

「綾ちゃんだけじゃなく私たちにも来るようにはしたつもりなんだよ」

「十分笑っていただけたのならいいんだけどね、その借りを返してほしいなっと」

「回りくどいのはいいよ、何をさせたいんや綾ちゃんは」

「簡単なことだよ、私が以前書けして負けたの覚えてる?」

「あれやろ、1学期ラストのLHRで私と賭けして負けたやつな」

「配役はそのままで最後任せてほしいの」

「どうするつもりよ」

「簡単なことだよ、成り行きを任せてほしい」

「そんなのダメに決まってるでしょ。何考えてるの」

「ここは私のさじ加減になるけれど、劇は壊さないから」

「どうするの」

「実は…」

「なんや面白そうなこと考え付いたんやな」

 俺が考えた内容は結構よかったらしくていい感じにまとまった。

「わかってると思うけどな、これ一種の賭けと同じやで」

「だろうね」

「なんでこんなめんどくさいこと考えたのよ」

「なんか遠慮されるの嫌いなんだよね。アリサもそうでしょ」

「でも、面倒なことは変わりはないわ」

「質問フェイトってどんな子だと思う」

「優しい子だよね」

「それと人見知りが少しあって恥ずかしがり屋」

「それもあるなぁ、それと頑固やな」

「当たってるけれど、根本的にあの子穏やかそうに見えるけれっど直情径行のおばかさんでネガティブ思考なの」

「それはあんたの事でしょうか?」

「ひどいなぁアリサは、フェイトってね普段はみんなの言った子だと思うよ、根本は負けず嫌いで、大切なものが傷ついたり、自分の闇を触れられたりしたら直情的になるんだよ」

 3ん人とも聞くに入っているから続けて言おうっと

「なのはが落ちた時病院でね、フェイトに胸倉掴まれたんだよね」

「あの時やな」

「その時に見たフェイトの顔、あれ般若っていう感じだったの。理性が強い子で我慢強い子でもあるけれど、
自分がこれっと思ったものには沸点がめちゃくちゃ低い。
ついでに言えば頑固さはなのはに匹敵すると思う。
ならその感情吐き出させてあげるのが友情だと思ったんだよね
それと私が言うのもなんだけどなのはに対する感情知らせないとね」

「友情だと思うのならなのはの事をあきらめるとか、あるでしょうが」

「無理、なのは諦めるぐらいなら世界と戦った方が楽。根本な話は変えないからね。
お願い。その代わり男装喫茶しっかりやってあげるから」

「その言葉に嘘はないんやな」

「なんか引っかかるけれど嘘はないよ」

「なら私はいいと思うんや」

「私もこのまま変な風にならないんなら賛成かな」

「はいはい、私も手伝ってあげるわよ」

「ありがとう」

その時は思わなかったはやての言葉を気にしなかったのが運の尽きだったのかもと思ってしまったぐらいだ。
やはりタヌキはただでは終わらせないみたいだ 
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