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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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7部 中学生編
3章 夏休み~ミッドチルダ
  報告

 帰国?の次の日俺は豪邸の前に来ていた。
豪邸の持っている友人といえば2人しかいなく
俺自身友人は少ないから何とも言えないが
今日用事があるのは月村家だった。

「すずかいますか」

「綾ちゃんね。玄関空いているから入ってきていいよ」

 そう忍さんからの許可が下りて中に入ると、
手榴弾は飛んでくるわ、射撃されるわで手痛い歓迎?を受けた。 

 時間にして2分弱で玄関に到着
なんか家の方から音が聞こえてきたと思ったら扉が開いて、
無様にそれにあたってしまった。
これが初めてのダメージだったりする。

「綾ちゃん・・・」

「い・いたい」

「え、えっと大丈夫」

「まさかすずかに攻撃されるなんて」

「速かったね綾ちゃん」

「お姉ちゃん」

「うん迎撃システム切るの忘れちゃった」

「忘れてたって・・・」

「ほらほら綾ちゃんの治療しないと」

「う・うん」

「ごめんすずか気を抜いた」

「こちらこそごめんなさい。どうしたの今日は」

「2人で話したいことがあって」

「私の部屋でいいかな」

「かまわないよ」

 俺は案内されながらすずかの部屋に入った。
女の子らしいふわっとした感じの部屋だったが、
本棚には工芸や機械の本が置いてあるのには部屋とミスマッチ間がよぎっていた。

「休み前の答えをお伝えに?」

「なのはちゃんの事」

「そう、見事に振りました」

「うそ」

 すずかがこの報告を聞いた瞬間。
何故やら、少しだけ考え込んでしまったのでネタ晴らし
すずかのこういう顔は初めて見たからビックリとしては大成功

「嘘。一応お付き合いさせてもらってます。」

「そういう嘘はよくないってなのはちゃんが言ってなかった?」

「だっけ?」

「一応ってどうしたの?」

「なのは自身、友情と異性な感じの愛情が分かってない感じだから」

「そうなんだ。なのはちゃんらしいね」

「報告をする約束をした気があってね」

「律儀だよね綾ちゃん」

「そっかな」

「何かあった?」

「え?なのはの事はそれだけだよ」

「それならもっと幸せオーラ出してるはずでしょ」

「そんな子供じゃないよ」

「で?」

「かなわないなぁ~すずかには。」

「うん」

「いうわけでもうキスなんてできなくなりました」

「しなくても大丈夫だよ」

「ありがとうね」

「どういたしましてでいいのかな」

そういって俺はすずかの家を出た

 もう一軒の豪邸に到着した

「綾ですがアリサ居ますか?」

「綾?久しぶりね。上がってきなさいよ」

当然ながらこっちは迎撃システムなんてなかった。

「お久ありさ」

「夏休み入って以来かしら」

「そうなるね。元気そうでなりより」

「今日はどうしたの?」

「なのはのことで」

「また何かあったの?」

「私にはね」

「本当にどうしたの?」

「なのはと一応お付き合いすることになったから報告」

「以外には答えだすのが早かったわね」

「色々な人たちが手を変え品を変え手を出してきたからね」

「ふ~んっで」

「それだけだよ」

「なのはの事泣かしたらが怖いからね」

「みんなそう言うよね、私がなのはにいじめられるって線はないの?」

「なのはが綾を泣かせるとしたら愛ある事でしょう。本当に怖いからね」

「あ~確かに小姑がいっぱいいるからね」

「へ~小姑って誰のこと言ってるの?」

「さぁ誰の事だろう」

「前にさぁ、綾が言ったように甘いことだって知っているけれど、
あの子の事幸せにしてやってよね」

「本当になのはって愛されてるよね」 

「あんたもでしょうが」

「そっか」

「それだけ」

「それだけのためにミッドからここまで来ました。」

「他のみんなは」

「なのはは明日に帰宅であとはさぁ?」

「綾も中学卒業とともにあっちに行くの」

「行くとしても管理局には入らないと思う」

「どうしてか聞いてもいい?」

「なのは達には悪いけれど、あの組織腐ってるし、全員入ると何かあった時に手が出せなくなっちゃうから」

「本心は?」

「腐った組織のくせに税金の多重取りなんていや」

「どうするの」

 俺は一枚の名刺をアリサに渡した

「なになに南條商事」

「何の会社なの?」

「雑居ビルの管理業だよ。つい先日雑居ビル4F建てを購入したから」

「何をしているの?」

「将来のためにね」

「きちんとした場所じゃないんでしょ」

「まぁね。表向きの会社だし」

「裏は何?」

「荒事の嘱託だよ。これからミッドの仕事は会社を通して行うことにしたか
ら」

「税金対策ね」

「それもある、私立探偵みたいな感じだよ」

「あまり無茶しないでよね」

「大丈夫。明日の無茶を考えたらきっと楽だよ」

「明日何かあるの?」

「高町家に挨拶に行くの」

「それで」

「なのはのことを認めてもらいたくてね。一戦二戦あるかもしれないから」

「がんばりなさい」

「ん、ありがとうね。帰るわ」

「またね」 
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