| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

銀河英雄伝説〜門閥貴族・・・だが貧乏!

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第13話 宴へ行こう

第13話 宴へ行こう

帝国暦481年7月7日

■オーディン ブラウンシュヴァイク邸

何故か最近ブラウンシュヴァイク公爵が何かにつけて援護をしてくれるんですよね。リッテンハイム侯爵の子分ヘルクスハイマー伯爵が家に突っかかってきて以来ですからね、ライバル心から援護してくれるんですかね?

アンネローゼが後宮に上がらなかったので、歴史が完全に滅茶苦茶になりましたけど、原作道理だとそろそろ皇太子が死ぬはずですから、このまま行けばブラウンシュヴァイクVSリッテンハイムですからね、未だ生まれていない我が儘小僧の目は全く無いはずですね、下手にしゃしゃり出たら人知れず急死すること請け合いでしょうね。

リッテンハイム侯爵はグリューネワルト伯爵夫人と組んでますから、陛下があの年ですから子供は無理でしょうから後宮での協力を得るために仕込んでいるんでしょうね。サビーネ女帝陛下ですか、まあ出来るならエリザベート女帝陛下の方が家にしては宜しい状態になりつつありますけどね。

しかし、態々ブラウンシュヴァイク公から宴への招待状が来ましたけどね。普通は姉上が行くモノなんでしょうけど、何故か私に来いと言う招待状なんですよね。ブラウンシュヴァイク公は奥さんが皇女だから愛人に成れとかはないでしょうけど、他の貴族は有るかもしれないし、フレーゲルは嫌み言われそうで嫌だな。

けど、両親の懇願には敵わないからね。【お世話になっているから挨拶だけでも行ってきてくれ】だもんねー、まあクロプシュトック侯爵が来てたら逃げりゃ良いわけだし、それにブラウンシュヴァイク家の料理ならどれだけ良い物を使っているか判らないからね、どうせ料理も余るからタッパーは常備ですよ。

母様の用意してくれた、精一杯綺麗なドレスを着て、ブラウンシュヴァイク家から地上車が迎えに来てくれましたよ、こりゃ本格的にブラウンシュヴァイク家に売られるのではと邪推しますよ。
地上車からは何と、シュトライト氏が降りてきましたビックリですよ。

「始めまして、小官はシュトライト大佐と申します。ブラウンシュヴァイク公爵家に仕えております。本日、ラミディア様をお迎えに上がりました」

おーシュトライト大佐ですよ、紳士ですね、此がフェルナーなら悪戯されそうですが、シュトライト大佐なら安心です。此方もご挨拶してから地上車に乗り込みます。

「始めまして、ラミディア・フォン・ファーレンハイトと申します、この度は御丁重なご招待ありがとうございます。宜しくお願い致します」

うわー凄く立派な内装ですね、前世でも乗ったことの無いようなリムジンですよ、TVや冷蔵庫がありますよ、開けたいけど開けて良いのでしょうかね?シュトライト大佐に聞くわけにも行かないから、残念ですが我慢することにしましょう。

そんな葛藤を続けること数十分、ブラウンシュヴァイク邸に到着です。同じ帝都内なのにこんなに時間がかかるのは、我が家は郊外なので遠いんですよ。ブラウンシュヴァイク邸はノイエ・サンスーシから比較的近くに有りますからね。

車止めに止まった地上車から降りて、シュトライト大佐に案内されながらブラウンシュヴァイク邸へ入っていきます。流石に煌びやかですね、老若男女がゴテゴテの宝石とかラメとかがギラギラの服着て眩しいやらうざったいやらですね、まあ此方は貧乏男爵の2女ですから、壁の花に徹して料理を食べまくるのです、遠慮はしませんからね。

そう思ったのですが、いきなり、ブラウンシュヴァイク公がやって来ましたよ、しかもアマーリエ様にエリザベート様まで引き連れていらっしゃいました。OVAの姿をリアル風にした姿ですね。流石にアマーリエ様はエリザベス・テーラーがモデルだけ有ってよく似ています。エリザベート様のモデルがブルック・シールズでよく似てますよ。

どうもOVAだと影が薄くて印象が無いんですよね、TVの向こうに人って感じですから、落ち着かないですよ。シュトライト大佐が紹介してくれるようです。ありがとうシュトライト大佐貴方はやっぱり良い人だ。

「公爵様、奥様、お嬢様、ファーレンハイト男爵家御令嬢でございます」
此処はチャンと挨拶しないとですね、色々思うことはありますが。
「公爵様、公爵夫人様、公爵令嬢様。この度はこのように素晴らしい宴にご招待頂きありがとうございます。私、ラミディア・フォン・ファーレンハイトと申します」

礼儀だけは完璧にしますよ、何を考えているかは知らないですけどね。
「早速の挨拶痛み入る。オットー・フォン・ブラウンシュヴァイクと申す」
「アマーリエ・フォン・ブラウンシュヴァイクですわ」
「エリザベート・フォン・ブラウンシュヴァイクと申しますわ」

ビックリですね、公爵一家が鄭重に返礼してくれます、益々怪しく感じますよね。
まあ、普段は父さん達に任せればいいからOkですよね。
私がアイデアを出した惑星改造を是非聞きたいというので取りあえずは話しましたよ。

どうせ家の星ほどあの方法が楽な形式は無いでしょうし、どうせ知られるなら先に言ってしまった方が此からの付き合いでも大事ですからね。暫く喋った後でブラウンシュヴァイク公は挨拶の後で他の人達の方へ行きましたね。

しかし、流石ブラウンシュヴァイク家ですね。招待客が半端じゃありません、敵対しているリッテンハイム系貴族は来てないようですが、凄く偉そうに見えるだけの方々が多数居ますね。その為に私なんかは全く相手にされませんから、早速ご飯です。

美味しいですよ。流石にギャル曽根のようには行けませんが、お腹いっぱいです。OVAのラインハルトが食欲にのみ興味を抱いた宴ですが、私も同じようですね。
ん?初老の爺様がやって来ましたね。何か様なんでしょうか?

「失礼するよ、お嬢さん」
「はい?」
「儂は、エーリッヒ・フォン・ブラウンシュヴァイクと言う老人じゃよ」

「ブラウンシュヴァイクと言いますと」
「オットーは儂の子でな」
「前代のブラウンシュヴァイク公爵でありますか」

「そうだな、所で今日は楽しいかね」
「そうですね。ご飯が凄く美味しいです」
「そうか、そうか、ゆっくりして行きなさい」

「ありがとうございます」
んー、身構えたけど人の良い爺様だったからつい本音で言っちゃった。
結局挨拶だけで何も無く家に帰りました。タッパーは役に立てませんでした残念!


■オーディン ブラウンシュヴァイク邸

宴の終わったブラウンシュヴァイク邸の応接室でこの館の主オットー・フォン・ブラウンシュヴァイクとその父エーリッヒ・フォン・ブラウンシュヴァイクが話していた。

「父上、ラミディアはどの様でございましたか?」
「よい子じゃな、クラーラによく似ておるな」
「あの子を宮廷のゴタゴタに巻き込むのも不憫ですが」

「仕方がなかろう、このまま行けば帝国は内乱になる、それを防ぐためだ。その為に我ら貴族が居るのだからな」
「父上」

 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧