| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

詩集「Variationen」

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

初恋



きっと思い出す あの頃のmelody
懐かしい温もりさえ吹き返す
晴れ渡る青空へ羽撃いた君に
置いて行かれたようで…ひどく淋しかった…

流れ逝く河の道 優しい風の音
セピア色した夕焼けの中
言葉ないね…
初恋 ほろ苦い想い抱えて
堕ちて行く記憶 眺めてるだけ

幸せな人達に嫉妬してきたけど
それはただ苛立ちの中に
不幸を招いてるだけだね

欲しいのに求められず
ただ在るだけで
苦しいとか嬉しいとか
思うだけだった

大切なもの見えてない子供のように
無邪気に笑っていられたら…いいのにね
星彩る真夜中さえすぐにわかった
人混みに紛れた君の後ろ姿

ピアノの旋律にふと思い出した
本当に好きだったあの頃の君を…
過ぎて逝く時間(とき)は止まらない
だから、もう行こう…大切な人の下へ

「さよなら」と言える強さ無くて
何も言わずに別れたよね…

きっと思い出す あの頃のmelody
懐かしい温もりさえ吹き返す
晴れ渡る青空に羽撃いた君を
遠くで眩しく…今も見つめている…

my inportance smile.
hello,good-bye...



 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧