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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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2部 P・T事件
6章 名前を呼んで
   復活・・・

 あれ俺の姿が下に見える
その周辺に、なのはやフェイトみんなが病室の所にいる。
ティアまでそんなに点滅するな、悲しくなる
体に戻ろうとすると跳ね返される
ちょっと無理をしすぎたのかななぁ
まだ俺は死にたくない
この暖かい世界で生きていたい
このように魂があるということはまだ死んでないんだよ
また眠気を感じる
そうして俺はまた眠りについた。

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 あれからアースラに戻ってきたリンディはエイミィの話を聞いてすぐに医務室に向かってそれを見た時はさすがのリンディも驚愕してしまった。
なぜなら元の形が何なのかわからないぐらいに綾の体は運ばれたときぼろぼろだったのだ

左足切断
右肩陥没
心臓下貫通
複雑骨折多数
左目陥没
全身おおやけど

 そうぱっと見た目でこれが綾というのははっきりわからなかったぐらいの損傷だった。
かろうじて心臓が動いているだけの存在
なぜこれで生きているのが不思議なぐらいだった

 それからしばらくしてなのはがアースラに戻ってきて綾の事を聞いたとき
幼いなのは達に本当の事を知らせることが出来ずにリンディは言葉を濁したが、
魔力の波動で医務室に入ったときには残酷な結果がまっていた。
そしてそれを見たなのはは気絶をしてしまった。

 アースラスタッフも綾だけにかかりっきりになれるはずもなく次元震のこと、事件の後始末のことと
ばたばたしていたり
そんな事件から翌日
ひとつの奇跡が始まった。

「綾ちゃんの嘘つき・・・あんなに気をつけてっていったのに・・・」

「なのは・・・すみません
私は主も守れない無能なデバイスで
何であんなに無理をしたのですか・・・」

 ティアの叫びも無常にも木霊していただけだった。
なのはの目元から涙がながれ、 綾の体に触れた瞬間
綾の体が光りだした。

「あ・・・や・・ちゃん」

 なのはは綾から少しだけ後ろに引いてしまった。
なぜなら
綾の体から血管や神経などが出てきて
つないだり
なくなっていた足や方もどんどん直って言っている状態だった。
自己修復というには異常な光景だった

「誰か来て~っ」

[これはいったい]

 ナースコールを呼んだなのはは、
艦医が来たときにもどんどん修復されて行き
ただいま
主要メンバーが綾の周りを囲んで様子を見守っていた。

「何が起きているんだ」

 クロノは恐怖を感じながらそのようにいった。

「綾ちゃん治るの?」

「きっとこのままだと体は大丈夫だと思います
信じられないことですか
後は意識が回復することを祈るだけです」

 リンディ自身も目の前で行っていることは理解していないが
年場も行かない子が多いこの艦のクルーで動揺してはいけないと思い
ゆっくりとしっかりとした口調で言っていた。

「ティアさんはこのようなことはわかりますか?」
 
 リンディは
長年のパートナーだと思っているデバイス”ティア”にそれとなく聞いてみた。

「いえ、私にもわかりませんが
きっとなのはさんの暖かい涙が奇跡を起こしたのではないのですか?」

「え、私が・・・」

「理屈は私もわかりませんが
なのはさんの涙が綾様に当たった瞬間に光ったので多分そう理解しました。」

「そう」

 それから2時間後
体の損傷、被害、バイタルすべてが順調になり
ただ眠っている状態になっているがいまだに意識だけは戻っていなかった。
この時から2日後
この間なのはは綾の体を拭いたり
話をかけたりして看病をしてくれていた。

「綾ちゃんって泣き虫なんだよね
始めてあったとき弁当食べているときに泣いたりしていたよね」

「綾ちゃんってしっかりとしていてりんとしているけれど
結構甘えん坊さんだよね
花見のときに手をつないだよね」

「綾ちゃんてちょっとだけネガティブ思考になるよね
お母さんのプレゼントで悩んで要らないって言われたらどうしようって悩んでいたっけ」

「でも綾ちゃんって実は凄く強いんだよね。
魔法との初めての出会いの時守ってくれたよね」

「そうそうたまに男の子の言葉を出すよね
戦闘中や荒いことのときは特に」


「お泊りで一緒に寝るときいつも恥ずかしそうにしていたよね」

「たった3ヶ月ぐらいだけど・・・
いっぱいいっぱい思い出を作ったよね・・・・
帰ってくるって約束したのに」

 なのはは思いのたけをしっかり話していたが目元に涙がどんどん集まりだしていた。
その涙は綾の顔に降り注いだ

「なに泣いているのなのは?」

「あやちゃ・・・ん」

「ん、おはよう」

「おはよう・・・じゃないよ」

「誰がなのはを泣かしているの?」

「もう!おね坊さんはよくないんだよぉ」

「なのはに言われたくないよ」

「ぐすっだいじょうぶ?」

「ん~多分大丈夫だと思う」
俺は指を見てティアも無事だと知ると

[ティアも心配かけたね]

[本当ですよ
わたしはあなたのデバイスですよ
一人にしないでください]

「ん、大丈夫だよ。
それに戻るって約束したでしょう」

 なのはの頭を撫でながら、
2人 (機)にわかるように伝えた。

 もうそれから凄いことになった
リンディさんから説明を受けたときには
ひでぇよく死ななかったなぁと感心してしまった。
俺が見た情景って修復中だったから入れなかったみたいだね

「ゼロはどうなったんです」

「いませんでした。」

「そんなはず無いです
最後に聖爆の呪文で止めを刺したはずですから
ティアわかる」

「申し訳ありません
綾様が意識がなくなった瞬間私もオフになってしまいますのでただあの呪文は決まり
倒れたのは認識はしています。」


「私もそこまでは記憶がある」

「そう本日はゆっくり休んでください
皆さん心配していたんですよ綾さん」

「皆さん心配おかげしました。」

 みんなが医務室から出る瞬間
リンディさんが爆弾を落としていった。

「あぁそうそう特になのはさんにはお礼言わないといけないわよ」

「え!」

「体を拭いてくれたり、話がけしてくれたり」

 俺となのはの顔が両方とも赤くなって行くのをわかる

「え・・・えっと・・ありがとう」

俺はどもりながら感謝をした。

「う・うん・・・だって友達だもん」

 なのはのほうもまさかそんな事言われるとは思っていなかったので
はっきりとした不意打ちだった。

「ついでに綾さん、これはどのようなことと聴いても良いでしょうか」

 拒否権なしみたいだよね
言わなくてもいいけれど
世話になった分は言わないといけないかな

「う~ん多分リンディさんは気づいているかもしれませんが
深くはいえません
でもまぁ異端、
こちらではレアスキルと同じで良いと思うのですが
ゼロもそうだと読んだんです。
なのは達の武装とゼロの武装が違いすぎる」

俺は全員の顔を見ながら言った。

「確かになのはとフェイトの杖とサイズでは違うけれど
根本は同じでもあいつは、
エネルギーライフル、エネルギーサーベル
そして魔法はほとんど使用していなかったのです。
そちらの世界でいうところの質量兵器ですがそれ主体でした。
そこで導き出したのは
あいつも私と同じこの世界とは違う力を得たもの」


「そうねぇ私もこの仕事でいろいろなものを見てきましたが
綾さんのものやゼロのものを見たことはありません。」

「お互い何をするかわからなかったので、保険をかけていました。」

 これは嘘なんだが、まさか再生するとは思わなかったし人間やめてるよね

「今回戦闘中傷付くのはわかっていたので、
絶えず再生、回復
痛いのが嫌なので痛覚の麻痺をしていました。
これはティアが基本構築してくれているので負担はほぼゼロ
そしてこれは多分なんですが
やられすぎたので時間差で再生したのではないかなぁとおもいます」

「なんという非常識だ」
「そうなら早く行ってほしかったなぁ」
「いうことは綾さんは戦闘中では不死身ということでしょうか?」

 上からクロノ、なのは、リンディさんの感想みたいだ

「不死身ではないですよ再生力を超える攻撃
俺の・・私の心を折るほどの事があれば無理でしょう
でも私は死ぬわけには行きませんし
このように心配してくれる友人」

 俺はなのはを見てから

「大事に育ててくれている親がいますからそれらを
泣かすわけには行かないと思います」

「ですってなのはさん」

「にゃ、にゃ」

「そして最高のパートナーでもあるティアも悲しませたくないですから」

「綾様」

「そうそうあれからどうなったんですか?」

 あの後の事を全部聞いた。
結局退出しようとした皆様病室へリターンして詳しく話してくれた。
それからなのはと少しだけ会話
フェイトとの事を聞いて
クロノがきちんとしてくれるとの事
明日家に戻れるこ

 ひとつだけ約束させられました。
無茶をしないこと、勝手にいなくならないこと
俺は二つ返事で了承しました。
あれ以外で無茶したかなと思ったら
フェイトをかばって雷に打たれたっけ
あれも無茶といえば無茶だよね

フェイトとは一応共犯者ということもあるので会えずじまいだった。
警察機構と軍隊の役割があるのでそれも仕方ないと思った。
まぁ心配していたがこの艦の人たちはみな優しいから良い風に方向言ってくれるものだと信じたい
まぁほんわかしているけれど軍隊と警察をかねているのにね
本当にゆるいけれど・・・

俺達は次の日帰る事になった。



 
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