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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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2部 P・T事件
1章 魔法少女登場
  別件で出かけている最中に町は大騒ぎ・・・

 今、深夜の学校にいます
少し早い肝試しでは無い。
今ちょうどなのはが封印をしている状態だ

「ふぅ封印終了~
お疲れ様。綾ちゃん、ユーノ君」 

「お疲れ様なのは、綾さん」

「ん、お疲れ、なのは大丈夫」

「ん~大丈夫」

いう感じで今日もジュエルシードの探索が終わった

 なのはが魔導師となり、ジュエル・シードを集めるようになってから早一週間が経った。

 なのはが現在まで集めたジュエル・シードの数は五つとなっていた。
小学生が夜遅くに出たり、塾に学校、
結果と比例するぐらい
なのはの疲れがピークになっていった。

 なら俺が手を出せばいいというわけにもいかなかった。
デバイスを手に入ったのだが正直得体のしれないものをバシバシ使う気にはなれないということだ。
それで今日はジュエル・シード集めをするとは、聞いてなかったし
この際やれることはしておこうと思って用事を入れたんだけど。

「なんで綾はこれ無いわけ」
「用事を入れたから」
「何時も士郎さんにお世話になっているのに、その士郎さんがコーチをしているサッカーの応援に行けないわけ」
「ごめんね」
「ちょっと問題があってね」
「何よ」
「ここでは言えないことなの。察しててほしいな」
「う~わかったわよ。でもこの埋め合わせは」
「必ずするから私の分まで応援してくれると嬉しいかな、私と違ってみんな美人さんだから応援してくれたチームのみんなもいつも以上にやる気を出してくれるよ」

 そう言いながらアリサに断りを入れた

「綾ちゃんも美人さんだよ」
「ありがとう。そう言ってくれてうれしいかな」
「もう」

 そう今日は士郎さんがオーナー件コーチをしている
サッカー試合があって
その応援の話があったのだが
丁重に断った。
そして俺は神様特典で貰った道具類はすごく多くて置き場に困るので
異次元の作業場を作った。
家の中は3つの部屋があり
1つは
1日で1年の時は過ぎないけれど
DBの精神と時の部屋のように何もない部屋

2つ目の部屋は
材料の倉庫
たいていのものがここで探せば見つかる。
材料が多く整理整頓はしてないのでどこに何があるのか探すのに一苦労はするんだけどね

3つ目が
リラックスルームだ
ここにはベッドとキッチンそして風呂があるくらいだ

 全身を移す姿見
えっとスタンドミラーっていうのかな
前に立ち力ある言葉を発すると
鏡の所がぼやけていて鏡の中に小さな球体の場所に建っている家が見える。
鏡に向かって歩くと俺は鏡にぶつからずにそのまま鏡の中に入っていった。
イメージは、DBの界王様の場所といったほうが早いぐらい
将来ここで暮らせるよ。
しかも異次元だから普通の手段じゃ来れないと思う
多分・・・

今回ここに来たのは
なのはのお疲れが謙虚だったのであるアイテムを取りに来たことと
ティアとゆっくり話を酔うと思ったからだ
まぁユーノがいるから心配する必要がないと思うのだが
疲れがたまっているのもわかっている

 アイテムとは魔法の薬を作りに来たことだ。
もちろん傷を治す薬なんてあるけれど
はっきり言って今は必要なし
疲れを癒す薬を数点持って行こう。

 最近は体と精神の負荷をかけるミサンガを付けていた。
自分の体がBASTARDの能力に追い付いていないので強化のために負荷を
これもDBのアイデアだね

 今ではその負荷が初めの5倍相当になっていた。
最初は動くのもきつかったり
呼吸をするのもきつかったが
まぁ慣れてくると結構動けたりします。

これをつけての作業開始
材料入れてかき回して
煮込んで冷蔵庫に入れれば完成
どっかの料理みたいに簡単だけど
分量間違えたりすると
なにがおきるかわからないから怖いものがある
そしてポーション完成の
実験はもちろんおれ自身
なぜ付加ミサンガをつけて作業をしたかというと
疲れていないと結果がわからないからだ
完成あとは1時間冷やすだけということで
外に出て運動
ここは重力も負荷がかかっているので
少し動くだけで厳しくなってしまう。

 最後にティアを装備して動作確認をしようとしたら

[綾様私を使用する前にこれを]

 ティアから記憶メディアが排出されたので俺はそれを受け取りリビングルームで内容を見てみた。


 それは驚愕な事実だった。
実はこのデバイス神からの贈り物で完全な荒事が起きる前に自然に渡されるようにしたらしいこと
最初の2分だけを見て確信してポーションの方に向かった。

 毒見
恐る恐る見ながら、不安はよぎる
色合いは良い
レシピも完璧
ちょっとプチパニックを起こしているらしい
そして飲んでみたところ

「お」

綾の体中で少し光放ち消えていった。
消えた瞬間疲れがいえて
体が楽になっていった。
完成品をペットボトルに数本いれた。


肉体の疲労も消えたんだけど、少しだけリビングルームのソファに座ってリラックスしながら先ほどの事を思い出してみた。

「久しぶりじゃの。坊主じゃなく嬢ちゃん」
「なんなの?」
「話しかけられても何を言っておるのかわからん。これお前の所の世界のビデオレターと同じじゃから」

 相変わらずこいつが本当に神かと思ってしまう

「何か変なこと考えてるような気がするんじゃが」

 実際見えてるんじゃないのか

「このデバイスはお主に送るプレゼントじゃ
何時受け取るかはわしにもわからん。
お主が自分の力で対処しきれないと感じた時に渡せるようにしておいた
基本わしはお主らに手を貸さぬ
その代わりに4つまでの能力を与えたつもりじゃ
お主は珍しく3つしかと他人に影響をかける能力を必要としなかったゆえに
お主がかかわりあうだろう世界に必要なアイテムをプレゼントしたわけじゃ
これはこのデバイスも知らぬこと
このデバイスの主な能力は4つじゃ
1つ目 お主の力は制御されておる何故ならお主の力はバランスメーカーになってしまうからじゃ
お主の成長度に合わせて能力解除と力の循環のスムーズになる
2つ目 この世界の知識のサポート
3つ目は 非殺傷の効果を持たせた。
これはもともと、お主がかかわりあう世界の魔法全般に非殺傷の効果が出来るからじゃ
4つ目 これは能力ではないのだが技術者が探そうとも見つからないブラックボックスをつけておいた。それによりそこの世界のメンテナスもきちんと受けれるようにしておいた。
ではお主の今世の生活が充実することを祈っておこう
次に会うときはきっとお主がこの世界から死んだときじゃな
それまで達者でな」

 くそ長い説明を・・・
ありがたく使用させてもらおう


 用事も終わり地上に戻った時、俺は驚がくな場面を見てしまった。

それは大きい木々が生えわたり破壊された町並みであった。

そして俺はひときわ大きい気の方に飛翔の呪文で飛んでいるとピンクの光線が空に放たれていた。

ピンクの魔力光ってもしかしてティアでサーチをしたらなのはでした。

え!!!!!!

なのはって攻撃呪文無いはずじゃ!!!

あったとしてもあんな破壊力がありそうな呪文は!!!

あれじゃ魔法少女じゃなくて魔砲少女だよ

まぁショックは置いておいてとりあえず現場付近と

砲撃の元の方に向かってみますか?

まぁこれだけの災害があって人身事故等がなくてよかったよ。

だってねぇまじめななのはやユーノは必ず自分を責めるからなぁ

発見したけれどなのはを発見やはり封印をしているはずなのに後悔している顔をしていた。

「なのはお待たせ」

「綾ちゃん用事は・・・終わったの」

「先ほどね。ごめんね発動していたときに気づかなくて」

「うん、大丈夫」

 なのはは
今回のジュエル・シードの発動の経緯を綾に説明を始めた。
あの子がジュエルシードを持っていたことそれを勘違いで済ませてしまったこと

「そっか、そんなことがあったんだね」

「うん。……わたしが、あそこですぐにジュエル・シードを捕獲していたら、こんなことにはならなかったんだ」

「僕が何を言っても聞いてくれなくて。……なのはが悪いわけじゃないのに」

確かにユーノの言う通りなのはのせいじゃないのだけど、こいつら本当にリアル9歳なのかな?
不器用すぎでしょ


「嫌ならあきらめる」

「え?」

1人と1匹は俺を見ていた。 

「魔道師になってまだ1ヶ月そして探しているのはたしか古代秘宝危険度は高いと思うよ。
ここで諦めても文句は言わないと思うし、力不足を感じてうじうじ考えていたらきっと、今回のことがまた起きる。
なら代わりに私なら集めることが出来るから、今回の件でデバイスの使い方もわかったしね。
それに疲れもあるでしょ」

「でも!」

「確かに私1人では無理だよ。でもユーノも1週間たったんだから封印が出来るぐらい回復したんでしょ。何故なら自分一人で集めようとしていたぐらいなんだから、私は戦いも得意だしいくつかの隠し技もある。
それにさっきも言ったけれどなったばかりの魔道師には荷が重過ぎる。」

「っ!?」

なのはは今回自分の失敗を感じているので下を向いていた。

「なのははしっかりやっています」

ユーノは怒りを出すみたいに綾に伝えた
 
「っていうのが多分今まで会った大人たちの言い分だよ人間には自由意志があるの。
だから私からはなのはにやめろとはいわない常識的に考えたらやめたほうが良いと思うのは事実
それに疲れがピークでしょ。
でもあえて聴くよ。さてなのははどうしたい」

 なのはは下を向いていた顔をハッと上げる。
まるでなのはならこういうでしょっていう感じで
なのはに向けて綾は笑顔で返している

「私が言いたいのはそれぐらいかな
すぐに決めろとは言わないけれど
考えがまとまるまではジュエルシード探しはいったん終了ね
迷いながらが一番危ないから」
 
「綾ちゃんありがとう心配してくれて。でも結論出たよ。
自分のせいで、周りの人に迷惑を掛けることはとても辛いから。
だから、わたしはユーノ君のお手伝いをしようと思ったの」

 俺は子供も結婚もしていないからわからないけれど
子供が大きくなる瞬間を見るときの気分はこんな感じなのかなと思った。

「今回、魔道師になって、初めての失敗をしてよ。
でも、自分なりの精一杯じゃなくて、本当の全力で、ユーノ君のお手伝いでもなく、自分の意思でジュエル・シード集めをしようって決めたんだ」

「だから、わたしは辞めないよ もう絶対、こんなことにならないようにって、そう思ったから!」

なのははそうだよね
逃げても誰にも批判されないのに
本当に心が強い子だと思った。

「さっきも言ったようにそれならがんばろ。
そして失敗も忘れずに、次の同じ失敗しなければ良いんだよ。
失敗しない人間なんていないのだしね
それでも、手が届かないときは、私たちを頼って欲しいなふだんならアリサやすずかにもね」

「なんか綾ちゃんおねえちゃんみたい」

「なのはは3月生まれだったよね。
私は4月だから約1年お姉ちゃんだからね」

「もうおんなじ学年だからそんなに変わらないよ」

「さっきまでなきそうだったカラスが
もう笑っているから帰ろっか?」

「なのははカラスではありませんでも一緒に帰ろう!」

 なのはが手を出してくれたから
一緒に手を出しつないだ。

「綾ちゃんありがとう」

「私は言いたい事言っただけ」

「くす、アリサちゃんみたい。でも私の意志を考えてまとめることが出来たよ。だからありがとう」

「どういたしまして以前なのはから勇気をもらったからね。そのお返しかな。アリサほどツンデレはしてないつもりだけどね」

「もう、アリサちゃんが聞いたら怒られるよ。でもあったよね」

「なのはにはこっちに来てからいろいろしてくれたからありがとうね。そしてこれからもよろしく」

「こちらこそ」

夕日をバックにして歩く2人と1匹だった。
 
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