デスゲームの舞台裏
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プロローグ
前書き
受験生ですので、勉強優先になるため、更新は遅いです。読んでくれる人が居るだけでも有難いのですが、なにとぞ初心者なので、どうぞよろしくお願いします
「お前はすでに包囲されている!おとなしく投降しろ!」
「へっ!やなこった!誰が投降するかってんだ!それより、俺にそっから一センチでも近づいてみろ!この娘の脳天ぶち抜くぞ!」
「いやあ!」
「琴音ー!」
・・・・・・・・・
「この娘が殺されたくなけりゃ、早く五百万用意しろってんだ!このダボが!」
なんでもいいから早くして
「身代金をもらったとこでお前に逃げ場はないということが分からないのか!おとなしく投降しろ!」
「なんか、隊長、機嫌悪そうすね。」
「ああ、確か今日が新作VRゲームの発売日だとかなんとかで、早く帰ってやりたいんだとよ。」
後ろで隊員達が俺の話をしている
「うわぁ、それは機嫌も悪くなりますねー。隊長普段は優しくていい人ですけど、切れるとやばいですからねー。」
「こんないかにもドラマにありそうな展開の事件なんか担当してないで、さっさと帰ってプレイしたいんだろうな。」
「にしても、確かに考えてみれば、世間はフルダイブゲームがどうのこうのって騒いでる時に、俺らは強盗犯の私情に付き合わされてんだもんな。」
「しかもこういうのって普通警察の仕事ですよね?なんで僕ら自衛隊まで動かなきゃいけないんですかね?」
「さっきから警察の奴が投降しろって連呼してるけど、これじゃ埒があかねぇぜ。」
「ていうかなんかもう、後ろから見ても分かるほど隊長機嫌悪そうですもんね。」
「こりゃ、いつかふっきれっぞ。あの強盗犯、無事で帰れるといいな。」
「ですねー。ていうか生きて帰れますかね?」
「ふっ、どうだろうな。」
司令部から注意が飛んできた。
「武田班!私語が多いよーもうちょいつつしんでくんない?」
「へいへーい。わかりやしたよー。」
「まったくもう。」
「おっと。犯人が動き出しましたよ。」
「おっ。どれどれ。」
犯人がメガホンを持っている警察に向けて叫んだ
「てめぇらが金をださねぇってんなら、俺はいつまでもここに立てこもるからな!覚悟してろよ!」
はぁ?
「うわめんどくさ、なんだあいつ。」
「切れ方が意味わからん。凶悪犯ってのはみんなこうなのか?頭いかれてんな。」
もういいや。
俺は通信機を取り出し、指令部へ通信をかけた。
「おい、源。聞こえるか。」
何食わぬ声で応答してくる
「聞こえてるわ。で?なによ。」
単刀直入に言う
「発砲許可を出せ。」
「はあぁぁぁぁぁぁ!?」
大げさな。発砲許可を求めただけじゃないか。
「あんた何言ってんの!?出せるわけないでしょ!?こんな街中で!ただの銀行強盗に!出せるわけないでしょ!昔の警察じゃあるまいし!」
相変わらず固い奴だ。だが俺の要求は変わらん。
「発砲許可を出せ。」
「だからあんたきいて「発砲許可を出せ。」
「wwwwwwwwwww」
「wwwwwwwwwww」
「あんt「発砲許可を出せ。」
後ろで隊員達が笑い転げている。
「ああもうわかったわよ!出せばいいんでしょ出せば!でも必ず一発で終わらせなさいよ!」
「そうこなくっちゃな。」
俺は後ろでわらい転げている隊員達に指示する。
「おまえら、後三分もしないうちに終わらせるからもう帰る準備しとけ。」
「うぃーっすwwww」
腰に備えてあるファイブセブンを横に構え、警察と犯人の間に割り込む。
「何ですかあなた、今回自衛隊は犯人が暴れた時だけじゃないんですか!」
「話が変わったんだすまないな。こちらも急いでるんだ。」
「なんだぁてめぇ。それ以上近づいたらうt「うるさい。」
琴音とかいう人質の首を右腕で絞めてるため、左半身が無防備だ。その無防備な左ひざに銃弾を叩き込む。
「ぎにゃぁぁぁぁぁぁ!」
「確保!」
後ろで構えていた起動部隊が取り囲む。
「お疲れー。もう帰っていいわよー。」
源の無線だ。ようやく帰れる。
さっさと帰ってsaoやろ。
後書き
主人公の詳細などは第1話で出て来ますので、よろしくお願いします
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