| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

オリジナルハイヴ攻略   後編 4

 
前書き
色々と有りまして なんとか書き終えることが出来ました


さっさとオリジナルを潰したので、オリジナル後にはジャブロー並の拠点が出来る予定です。あれほどの規模の地下空間を使わないのはもったいないですから。 



それに実際問題として ソ連か統一ドイツか 中華に渡しても多分管理が出来ないと思います また奪還されることを考えると 復興に力を注ぐのは当たり前ですし。


  

 

オリジナルハイヴといっても その大きさによって中はとてつもなく巨大で広い空間が続いているのだ。


それを火星軍・政府の肝いりで多少は技術提供された上で強化された第二世代戦術機程度性能しかない、戦術機集団にしてみれば、実際に武装の補給や戦術機の本体への補給の物資をもってハイヴ内部を移動するのは自殺行為以外何者ではないのだ。



そのためか、義勇軍と称して地球上で集められた戦力の大半はハイヴ内にあるG元素の確保に向かっていたが、実際にそのハイヴ内に存在しているほとんどの建造施設類は火星軍にしてみれば

未知のものでしかないのだ、確かにサトシ提督から原作知識しては与えられているが、たがそのG元素から生まれてくる新型爆弾の威力は火星軍にしてみてもとてもじゃないが、容認できる代物ではなかったのだ。



だからこそ火星軍はその軍隊の力をもって現在制圧中のハイヴ内はビーム兵器・気化弾道弾などを使ってはドリフトと呼ばれる物もまたG元素が保存・作り出す施設も関係なく、ことごとく消滅させていくのだ。



だからこそ それを見たアメリカ軍のロイ・エイカー少尉は咄嗟にその火星軍の機体に通信を入れたのだが。

「なにをしているんだ、火星軍の機体、ハイヴ内で攻撃兵器の武装の仕様は認められているが、そこまで徹底的にやる必要はないだろう、後で調べてどのような機能を持った施設か調べる必要があるんだぞ」


確かにその通りではあるが実際にG元素の施設なんて残しておくことは火星軍には元々なかったのだ。

「ふん、そんなことを言っても 我々の任務はハイヴ内に存在している全てを破壊することだ、この施設を後で調べるのはかまわないが、敵の細胞が我々の機体についた上にそれが増殖した上で我々と同じ武装や機能をもった新たな新種が生まれてはかまわないというのか、アメリカ軍よ、このような敵は全てを塵1つない状態まで破壊するしか、安全は確認できないのだ」


「それは・・・」


確かにその通りなのだ未だにBETAのその全容を解読したものはいないのだ、だからこそ死体となっているBETAを調べたりするが、それも調べ終わったら即座に廃棄という名の完全に消滅させるまで死体は廃棄とはされていないのだ。



新種も勝手にハイヴから出てきていることも確認されている中、どこに新種を生み出す装置があるのかもわからないのだ、だからこそ火星軍の言っていることはなにも間違いではない。


現在も進行形でビーム兵器や気化弾頭弾によって1フロワーを丸々処理を確認した上で、じっくりと進めているのだから仕方がないのだ。


また義勇軍の中から黙っていなくなるいくつかの戦術機部隊もいるのだが、このような部隊から後に救援要請があったとしても火星軍の部隊は全て無視してゆつくりと作業を進めているのだ。


これは最初の契約の中にも含まれているのだ、勝手な行動をするならばそいつらの自己責任であって火星軍は助ける戦力を割く余裕はない上に、見捨てるという契約も入っているこれが一番地球側ともめたのだか、


地球側としてはハイヴにはいりさえすれば、G元素を手に入れても、自分達を追ってくるBETA集団を火星軍になすりつけようとしていたのたが、その目的が外れたのか。


現状このフロワーでも複数の戦術機部隊の残骸がある中でも平気で火星軍はその兵器を使って残骸もろとも消滅させているのだから、文句の1つもでるのは当たり前では有ったが。


「だがなこのように残骸となっている戦術機も敵にこちら側のデータをよこさないようにするにはこうして消滅させるしかないのだ、ここはハイヴ内部で未だに制圧はすんでいないのだ」



実際にその通りで その戦術機部隊の残骸目指して1個師団の数のBETAが地下から這い上がっているのだ。


「このようにこの残骸はBETAをひきつける何かを持っているのだ、それを消すためにビーム兵器や気化弾道弾を使ってなにがわるい、それとも貴殿はこの状態を何とかする手段を持っているというのか?」



「それは・・・だが・・・友軍を見捨てていいわけではない」


「確かにな、だがなそれならばなぜ義勇軍の規約に貴殿らは守らない、そして勝手にハイヴにもぐって全滅する部隊を作戦のジャマと考えてなにがわるというのだ、現状我々の部隊にFAZZ、ファッツが配備されていなければさっさと撤退を選んでいる戦場だ」



確かにダブルゼーダ系の機体がなければとうに誰だって逃げている場面ではあるのだ、だからこそアメリカ軍のロイにはなにも言い返せなかった。


彼らが持っているのは実弾形であり、ビーム兵器を使っている部隊は存在していなかったらだ、確かにヒート系を装備している部隊はいるがアメリカ軍にしてみれば接近戦用の武器なんて使う必要がないと考えている部隊が多い為に現状この部隊でもだれも接近戦用の武装は持っていなかったが。


たが現状は違うのだ、ハイヴには無数に沸いて出てくるBETAがいるのだ、それこそ地上の支援火気がそもそも聞いていないのだから、弾の補給も推進剤も持てる量は限られていたのだ。戦術機は所詮支援が万全の戦場でしか活躍が出来ない機体なのだ。


特に接近戦用の武装を有していない機体はなんでハイヴに入ってくるのという状態になっていたのは仕方がないのだ。


このロイ少尉の機体もマシンガンを入れても残り段数は3000発をきっていたのだ、つまりどんなに言い分けてしても結局は火星軍の力をかりないとまだまだ人類側がハイヴ1つも満足に攻略できないということが証明されていたのだ。



これは現状ハイヴにもぐっている各部隊にいる義勇軍の戦術機部隊にもいえたことであった。


「ホラおしゃべりをしている間にも下から報告が上がったぞ、我々が現状地下にあった敵の反応炉とそれを守る扉ごと破壊したそうだ、現状はその反応炉を完全に消滅させたことを確認しているから、後はこのゴミどもの掃除が待っているだけだぞ」



実際にサトシ達率いるハイヴ攻略部隊は完全にサテライトキャノンを使って粉々に破壊しているのだ、

サテライトキャノンの大火力に耐えられた物や施設は存在していなかった、だからこその最終確認として反応炉がある場所にアムロ達を向かわせたが、ニュータイプの彼らにしても何も感じ取れないどころか、反応炉そのものが消滅していると報告を受けたのだ。


無論その反応炉があった場所は厳重ビーム攻撃をした上で隠された反応炉もあったとしても消滅できるほどの火力をぶち当てていたのだから、問題はなくなっていた。


それと同時に地上へと逃げるようにハイヴ内に残っていたBETA軍団は即座に近場にハイヴへと向かって進行を開始する中でG元素を持っていた戦術機部隊の残骸に一部が引き寄せられたという結果となった。


無論作戦も最終段階へ着ているために、オリジナルハイヴを封鎖しているモビルスーツ部隊は大火力の武装に変更したり、制圧が可能な武装へ切り替えていたのだ。




それからようやく三時間が経過した頃に、契約者達が乗っているモビルスーツの整備も終わり、ようやく契約者達も戦場に舞い戻ることが出来たが、

やっていることはハイヴから逃げ出るBETA軍団の残り者をもぐら叩きの様に、現れた場所の近くにいる部隊がそれを逃げるBETAをビーム兵器や実弾を使い倒しているだけであった。



もやはこの光景を世界中の人間が国家が見ている中で誰も文句は言わないだろう、なんせハイヴからBETAが逃げるというのはそのハイヴが機能を完全に停止したことは、情報として分かっていたが。


だが現実的に映像として見せられているのは誰だって受け入れられないかったが、だがこれで残りハイヴはたったの3個でしかなかった。


これを見ていた香月 夕呼博士にしてみれば、なにも言えるはずがなかった。


「なによ、これは確かに情報では逃げると分かっていたけど、火星軍の戦力であるモビルスーツも無視して別のハイヴへ逃げるなんて、確実にオリジナルハイヴは火星軍の戦力によって落とされたということなのよね」


『こんなふざけた戦力を持っている相手にどうやって第四計画の技術の使って科学技術を盗むのよ、下手したら、この施設ごと彼らの手によって消滅させられるかもしれないのよ、それを分かっているのかしらあの莫迦達は』


実際にそんなことが起きれば確実に火星軍としても施設破壊の為にガンダムXやガンダムウイングの射撃武器を普通に使うのを許可するのは当たり前であった。


軍事技術が簡単に盗める兵器が存在しているなんて誰だっていやなのだ、だからこそサトシにしてみれば00ユニット候補やその素材を相手の手元に残しておくバカな真似はしない、


現在もオリジナルハイヴに残った施設は全て破壊するように徹底していることからも後に軍事拠点化するときもここだけは火星軍がなにが何でも守る為に

ダブルゼータガンダムの亜種または突然丙種と呼ばれる【ジークフリート級】と呼ばれる全長40以上の化け物可変モビルスーツを基地防衛任務として

最低でも5機以上は量産・配備する予定ではある、これは火星軍も政府も公認している元オリジナルハイヴの軍事拠点化の作業工程の1つで有った。



こうして今日という日がくれそうになる時間までオリジナルハイヴから逃げようとするBETAの集団までもロンド・ベル隊の本体の戦力に掃討されることと成った。



この日、日付が変わる前に深夜零時前にオリジナルハイヴは完全に攻略したという情報が地球上に流れることとなった、これによりインド方面軍はオリジナルハイヴからの圧力が消滅したということとなった。



そしてオリジナルハイヴが陥落してから一ヶ月が経過したときには、すでに元オリジナルハイヴ周辺は完全に火星軍の支配下に納まっていた。


これには地球の一部というか中華の連中は文句を国連の中で発表したが、同時に他の国々からはこの発表を潰されてしまったのだ。


いってみれば簡単であった、オリジナルハイヴを中華へ明け渡せである、確かに間違ってはいない言葉ではあったが、それは力を持っていればの話であった。


他の国々からはちゃんと中華一国で元オリジナルハイヴを防衛できる戦力はあるのか、また火星軍並びに政府にそんなことを

言うのならば火星軍の力を借りないで一国で管理と防衛を出来るならば明け渡すと火星の政府からも軍からも地球上の国々からも同じ事を言われた中華にしてみれば。


結果してはなにも出来なかったとしか言いようがなかった、実際にほぼ終りかけているBETA大戦よりも今は復興や滅ばされた国々は今だ健在な国々から支援を貰って、復興を始めようとしてしている最中であり。


そんな中、国連という場であの発言をした中華を誰もかばう余地はなかった、また戦術機にしてもだ、本当ならば戦術機から戦闘機へ戻るはずが実際には各国では戻っていないのは。


それは仮想敵国の相手こそが火星軍であり政府だからだ、実際に可変するモビルスーツやまた通常のモビルスーツにビーム兵器や電磁砲も装備しているとなると空からの一方的な攻撃は出来なくなったといっていいほどだ。


確かにモビルスーツの弱点は空中から攻撃であり、物量を持って攻撃されるとモビルスーツも倒せると長年の研究では分かっているが、だがその前に空飛ぶ艦艇もあり、また防御も攻撃も出来る圧倒的な゛ストロイガンダムという存在を知っている地球上の各国にしてみれば。


結局は自分達が作り上げている戦術機をより進化させるしか対抗手段はないと考えているのだ。


それにだ、ここ一ヶ月で火星軍や政府の発表で宇宙では戦術機は使い物にならないという発表があったばかりであった、確かに戦術機基本地球上で活動するように作られている為に、宇宙で活動できるように作る機体も必要だと考える国が出てきても不思議ではなかった。



なんせ奪還するのはあの月面であり月なのだから、火星軍は今後の地球上でのハイヴの攻略には力は貸さない代わりに、逆に月の奪還に協力すると国連の議会で発表したばかりなのだから。



だがこれはあらかじめ決められていたことでもあった、地球側としてもこれ以上地球側の各国の戦力でハイヴする落とせないのであれば、今後の地球の情勢が色々とまずいことになりかねない。


それと同時に月にもハイヴが複数存在していることからも宇宙で活動する戦術機が必要と判断したわけであった、この情報は特にアメリカの戦術機メイカーの社長達には重大な情報であった。



今後戦術機の活躍する場所が限定されることになれば現状の戦術機だけを作るわけにはいかない会社も沢山あったからだ、だが同時に今度は宇宙でもつかえる戦術機の開発ははっきりといえば困難すぎたのだ。



結局この宣言以降、旧オリジナルハイヴの管轄や土地の占領の権利方面一切合財全て火星軍と政府に押し付けたのが今の地球の情勢であった。


それに残りハイヴ3個の封じ込めには結局は火星軍の力も借りなければ物資も資源もないないづくしの地球側では強く言うことも出来なかった。



これによって本当の意味で火星軍は地球上に自分達の本拠点といえる場所を確保したのだ、逆に言えばオリジナルハイヴ周辺の土地を軍事拠点は当たり前すぎて、火星軍も政府もあと半年以内には立派な一大軍事拠点が完生する予定である。


火星軍としてもジャブローに近い地下の軍事拠点化を目指しているために、地下の工事の方がむしろ大がりといえたのだ。




 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧