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バトルスピリッツドライブ ~集いし七人の戦姫~

作者:紡ぐ風
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ソウルスポットの試練

「とりあえず、だいたいはわかりました!協力しましょう!」
なのは達は春香に事の成り行きを説明し、春香は納得した。
「それで、今はどこを目指しているのですか、エトシンモリ女史。」
「はい、これ以上十二神皇を渡すわけには行きません。なので、今は占術に印されたソウルスポットに向かっています。」
「ソウルスポット、とは?」
「はい、このスピリッツワールドでは、ソウルコアのエネルギーが時折異常増幅して特殊な空間の乱れを生じさせます。それがソウルスポットです。」
「なるほど。そのソウルスポットへ行けば、もしかすれば十二神皇のようなカードが手に入る可能性があると。」
「その通りです。皆さん、もう直着きます。」
トワレが話していると、目の前に怪しげな神殿が見えた。
「あれが…ソウルスポット?」
なのはは不思議に思った。
「はい。どうやら、このソウルスポットは3人が入れるみたいです。なのはさん達で、誰が入るか決めて下さい。」
トワレがそう言うと、
「それなら、今回は私が辞退します。」
春香が名乗りを上げ、なのは、翼、清衣の3人で入ることとなった。
「部屋が三つに別れている。」
「どうやら、一人一つの部屋に入れ、ということだろう。」
「それなら遠慮する必要は無いわね。」
清衣は左の部屋に、なのはは中央の部屋に、翼は右の部屋に入る。

「よぉ。またあったなぁ。」
翼が部屋に入ると、翼は見慣れた人物に出会った。
「雪音!お前もこっちに来ていたのか!?」
「おい、何でテメエがあたしの名前を知っているんだ?」
「何故って、共に戦った仲だろう。」
「…誰か別人と勘違いしていねぇか?あたしは、戦争の火種をばらまくあんたらを潰す!ただそれだけだ!」
「どういうことだ!」
「こういうことだよ!」
翼の戦友、雪音クリスは戦闘体制に入る。すると、
「ネフシュタンの鎧だと!…ッ!そうか!これは私の中にある強者(つわもの)のイメージが反映されるのか!それならば、バトルアーマー、オン!」
翼もバトルアーマーを纏う。
「「ゲートオープン!解放!」」

「フェイトちゃん!会いたかったよ!でも、どうしてちっちゃいの?もしかして、危険なロストロギアでも触っちゃった?」
「何で、私の名前を知っているの?いや、どうでもいい。私は、このロストロギア、ソウルコアを母さんに届けないと。これがあれば、母さんは喜んでくれる。」
「もしかして、まだ私と会う前のフェイトちゃん?それなら、私は救ってみせる!」
「「バトルアーマー、オン!」」
なのはとフェイトはバトルアーマーを纏う。
「「ゲートオープン!解放!」」
「私から先攻。星空の冠を配置してターンエンド。」
「私のターン!ゲッコ・ゴレムを召喚!甲竜の狩場を配置してメノウドラゴンをレベル2で召喚してターンエンド!」
「私のターン。(ねずみ)の十二神皇マウチューを召喚。ソウルコアをライフに。」
フェイトのライフは6になる。
「ジャグリンガリアンを召喚してマウチューでアタック!」
「メノウドラゴンでブロック!」
「ジャグリンガリアンの効果、コスト4以上の相手とバトルする時、ブロックされない。」
「そんな!」
マウチューのアタックはなのはに当たり、なのはのライフは4になる。
「ターンエンド。」
「やっぱり、フェイトちゃんの動きは速い。早く対処しないと、やられちゃう!」
なのははかつてのライバル、フェイトとの戦いを思い返していた。

「リメンバッ!」
清衣はかつて自分のパートナーであったルリグを睨んでいた。
「あら、お久しぶりですね、清衣ちゃん♪」
「何であなたがッ!」
「このソウルスポットは追憶の間。かつて戦った中で一番辛い相手が出てくるのですよ。まあ、清衣ちゃんの場合は私だったみたいで・す・け・どぉ♪」
「そういう事…相変わらず、あなたらしいわね。」
「だって、これは清衣ちゃんの中にいる私ですからね。さあ、始めましょう!バトルアーマー、オン!」
「バトルアーマー、オン…」
「「オープン!」」
「私から先攻。シマクマを召喚。バーストをセットしてエンドステップ。シマクマの効果で手札を3枚以下にして。」
「わかりました。では、私のターン。ピクシスリザードとエリダヌスドラゴンを召喚してターンエンド。」
「私のターン。ネクサス、巨岩石の森を配置してターンエンド。」
「では、私のターン!ルリオーサを召喚!効果でピクシスリザードとエリダヌスドラゴンにコアを追加!そのコアでルリオーサをレベルアップ!ターンエンド!」
「私のターン。マッチュラを召喚。召喚時効果で手札を捨てて。」
「ルリオーサの効果発揮!私の手札は、相手の効果を受けません!」
「…そんな!ターンエンド。」
「では、私も本気を出しますよ!来て下さい!月の星を管理せし守護者!究極星アルティメット・ゾディアック!」
「アルティメットですって!?」
「これにて、ターンエンドです。」
「…そう。私のターン。辛異獣ツインヘッド・ライオンを召喚。ターンエンド。」
「では、これで終わりです!光導星剣ゾディアック・ソードをアルティメット・ゾディアックに直接合体召喚!アルティメット・ゾディアックでアタック!アタック時効果!相手のバーストを一つ破棄する事で、アルティメット・ゾディアックにコアを二つ置いてレベルアップ!アルティメットトリガー、ロックオン♪」
清衣のデッキの上のカードがオープンされ、エアイレイザーである事が確認される。
「ヒット!効果発揮!12まで好きな数を宣言!その枚数をデッキの上からオープンし、その中の光導スピリットをコストを支払わずに召喚!当然12枚です!」

その頃のなのはは─
「要塞都市ナウマンシティーを配置!そして、効果発揮!来て、私のキースピリット!幾多の海を越え、未来を見据える盾となれ!召喚、甲竜戦艦エンタープライズ!」
「超大型スピリットがノーコストで!?」
「更に、白夜の宝剣ミッドナイトサンをエンタープライズに直接合体召喚!エンタープライズでアタック!」
「マジック!マジシャンズポーション!マウチューを回復させてブロック!フラッシュタイミング!アクセル、レーシングペンタン!ゲッコ・ゴレムのシンボルをゼロに。コストでマウチューは消滅。」
「ターンエンド!」
「私のターン。ツナワタリーマウスを二体召喚。ツナワタリーマウスでアタック!」
「ゲッコ・ゴレムでブロック!甲竜の狩場二枚の効果でBPが4000上昇!更に、メノウドラゴンにソウルコアが置かれていることで、更にBPが5000上昇!」
「合計11000!?」
ゲッコ・ゴレムのブロックでツナワタリーマウスは破壊される。
「まだ。ジャグリンガリアンでアタック!」
「マジック!光翼之太刀!ゲッコ・ゴレムのBPを3000上昇させて、疲労状態でのブロックを可能に!」
「そんな!」
「ゲッコ・ゴレムでブロック!」
「ターンエンド…」
「今度は私の番!甲剣士ブリザードを召喚!更に、二枚目のミッドナイトサンをブリザードに直接合体召喚!ブリザードでアタック!アタック時にツナワタリーマウスを手札に!連鎖の効果で二枚ドローして一枚破棄!」
「ライフ。」
フェイトのライフは3になる。
「星空の冠の効果でドロー。その後、手札のツナワタリーマウスを召喚。」
「エンタープライズでアタック!」
「ツナワタリーマウスでブロック!」
「エンタープライズの効果!BPを比べて相手のスピリットを倒した時、相手のライフを二つ削って回復する!」
「何ッ!?」
エンタープライズはバトルでツナワタリーマウスを倒し、回復して船体からミッドナイトサンを飛ばしてフェイトのライフを二つ破壊する。
「これで終わりだよ!エンタープライズでアタック!」
フェイトのライフをゼロにし、なのはは試練をクリアする。
「ん?これって?」
バトルアーマーを解除すると、天井からカードが落ちて来る。

一方、翼も─
「戦国龍ソウルドラゴンでアタック!連刃、発揮!二体のスピリットと同時バトルだ!」
「仕方がない。行け!スピエル!カノン!」
クリスはブロックするが、ソウルドラゴンのパワーに適わず、スピリットは破壊される。
「ソウルドラゴンの効果で、倒したスピリット一体につきダメージ!更に、ベオウルフの効果で二点ダメージ!」
「オープンされているレーシングペンタンの効果で、ベオウルフのダメージを無効!」
「ならば仕方ない。ムラマサドラゴンでアタック!」
「それがどうした!スピエルでブロック!」
ムラマサドラゴンの攻撃で天使スピエルは破壊される。
「オニマルの合体時効果!ソウルコアをムラマサドラゴンに置き、ソウルドラゴンを回復させる!ソウルドラゴンでアタック!」
「ちょせえ真似しやがって!」
ソウルドラゴンの一閃で、クリスのライフはゼロになる。
「私の勝ちだな。」
バトルアーマーを解除すると、勝利の証として、カードが落ちて来た。

「大丈夫でしょうか、トワレ様?」
外でタルクが不安がっていると、
「みんな~!」
なのはが手を振り、翼、清衣と続けて出て来た。
「皆さん、どうでしたか?」
トワレは尋ねる。
「見て、これ!子の十二神皇マウチュー!」
「私の方は寅の十二神皇リボル・ティーガだ!水嶋は」
翼が尋ねようとすると、
「ごめんなさい。私はしばらくあなた達と離れるわ。」
清衣はそう言い、どこかへ去ってしまった。
「水嶋、一体どうしたのだ?」
翼は疑問に思う。
「きっと、清衣さんは試練をクリア出来なかったのでしょう。」
トワレはそう言う。

(今の私の力では、只の足手まといになる。もっと、強くならないと!)
清衣は歩きながらそう思う。無理もなかった。

「12枚のカードをデッキからオープン!?」
「では、行きますよ!召喚!魔羯邪神シュタイン・ボルグ!巨蟹武神キャンサード!宝瓶神機アクア・エリシオン!二体の獅機龍神ストライクヴルム・レオ!戦神乙女ヴィエルジェ!魔導双神ジェミナイズ!」
「アルティメット・ゾディアックのアタックはシマクマでブロック!」
「ストライクヴルム・レオでアタック!」
「ツインヘッドライオンで」
「キャンサードの効果!二体のスピリットでブロックして下さい。」
「ダーク・マッハジーを神速召喚!二体でブロック!」
「なら、ダーク・マッハジーとバトルです。そして、もう一体のストライクヴルム・レオでアタック!ストライクヴルム・レオの効果で先ほどアタックしたストライクヴルム・レオを回復!」
「そんな!」
清衣のライフは一つずつ削られ、
「終わりですね。キャンサードでアタック!清衣ちゃん、ゆっくり休んで下さいね。」
最後のライフを砕かれ、清衣は敗北した。

(そう。もう負けるわけには、いかない!)
清衣は、荒野を一人歩いていた。


次回予告
試練を越えて強くなった私達の前に現れたのは、なんと十二神皇の使い手であった!彼女もきっと、私達に味方してくれるはずだ!次回『楽園の素敵な巫女』この身を翼に変えて!

今回のキーカード
トワレ「今回は、究極星アルティメット・ゾディアックについて説明します。」
タルク「アルティメット…ですか。」
トワレ「アルティメットには、召喚条件があり、それを満たさないと召喚も出来ません。アルティメット・ゾディアックの場合は、赤のスピリットかアルティメットが必要です。しかし、アルティメット・ゾディアックには強力なアルティメットトリガーがあります。」
タルク「アルティメットトリガーとは何ですか?」
トワレ「アルティメットトリガーとは、相手のデッキの一番上をトラッシュに置いて、それがアルティメットのコスト未満の時、発揮されます。アルティメット・ゾディアックの効果は、0~12まで数字を宣言してめくって、その中の十二宮スピリットをコストを支払わずに召喚出来ます。」
タルク「それでは、ヒットするたびにゾディアックアポロクリムゾンの召喚時効果が使えるような感じですね!」
トワレ「その通りです!ですが、バランスを考えないと、召喚したいスピリットが手札に来てしまったり、大変な事がおきてしまいます。いかに素早く召喚出来るかが、大きなポイントです。それでは、また次回に。」 
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