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Muv-Luv Alternative 士魂の征く道

作者:司遼
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前書き
ネタバレが若干あります。 

 
 薬丸示顕流
 忠亮が扱う流派の一つ。

 薩摩藩士・薬丸兼陳が編み出した示現流の一派であり、野太刀を主武装とした高威力が特徴である示現流の中でも特に攻撃力を高めた流派。
 基本的な技は示現流の其れに準じているが、より実戦を重視し二の太刀要らずの精神を貴ぶ。

 長大な野太刀と特化して鍛えられた振りの破壊力は凄まじく、逸話には枚挙にいとまがない。

 幕末の抗争で薬丸自顕流と戦い敗れた者の中には、初太刀を受けようとして刀ごと斬られた遺体や、巻藁の如く胴体を切断された異様な遺体も多かったという。
  また西南戦争の際、打ち込みを小銃で受けた兵士が小銃ごと頭蓋骨を叩き割られたと云う記録も残っている。薬丸自顕流がいかに実戦的な剣術であるかを証明するエピソードである。




 無外流
 嘗て。土佐藩(高知県)では上士の学ぶ剣法とされた流派で十の形が存在すると言われている。よくわかんない流派、好き勝手設定を付け足せるのが旨味か。




 試製壱式迫撃刀

 忠亮が74式長刀により高威力と高い取り回しを求めて設計した戦術機用の大太刀。新古刀の構造を元に刀身を従来のスーパーカーボン、刃をハイパーセラミックと別素材とすることで威力・耐久性のバランスを維持している。

 打ち刀と違いトップヘビー長刀でありながら柄が長く半ば槍の様で取り回しにも優れている。
 元が馬上で馬の加速力で相手を叩ききる武装であるため、高機動を強化してきた第三世代機の機体特性とのマッチングが取り分け高められている。

 衛士の腕前によっては要塞級さえモノともしない攻撃力を持つ、日本版フォートスレイヤーとも言える。


 試製壱式迫撃刀改

 試製壱式迫撃刀に更なる改良を加えた傑作刀。刀身内に電磁式可変型ウェイトが収められており、斬撃の瞬間だけ内部ウェイトが移動しトップヘビーとなるが直後に手元に重心が戻る事でトップヘビー型長刀の攻撃力と74式長刀の取り回しの良さに連撃性能を両立させている。
また、先端内部にはさらに独立した可動ウェイトがあり、無反動ハンマーと同じ原理で斬撃が当たる際の反作用を斬撃の威力に転化し要塞級の甲殻すら容易く絶つ。

 更に、壱式迫撃刀では刺突性能が低かったが、切っ先のみが両刃に変更された事で刺突にも使える。

 後に02式迫撃刀として正式採用される。


 試製壱式追撃刀

 短刀の攻撃力不足、迫撃刀がその運用に両腕での運用を前提とするため突撃砲装備時の近接防御兵装として作られた戦術機用の小太刀。
 片腕での最大攻撃力と突撃砲装備時の取り回しを考えて重心バランスが調整されており、トップヘビーともアンダーヘビーともつかない中間の近接兵装。
内部ウェイトの可動により無反動ハンマーの原理で斬撃威力が高い。

 後に改良され切っ先が小鴉丸のように両刃となり刺突性能を高められている。



 試製壱式内蔵突撃砲。

 武御雷typeーATRXに装備された固定兵装。
 忠亮の要求に従い零式短刀を排し、その余剰スペースに36mmチェーンマシンガンを内蔵した物。A-6J海神の内臓突撃砲が流用されている。
 機動格闘戦に於ける防御兵装として装備されたため搭載弾薬数や命中精度は突撃砲に大きく劣るが、取り回しは良く。近接兵装を装備中でもある程度の中距離戦闘が可能と汎用性は高くなっている。



 試製壱式固定型滑空砲

 突撃砲の120mm滑空砲を戦術機の肘がわ前腕部にオプションとして追加装備した物。内蔵突撃砲と同じく近接兵装装備状態での汎用性を高める為に設計されたもので衝撃吸収のための砲身伸縮機能が追加されており、信頼性を高める為にリボルビング方式の砲弾供給となっている。



 パワーバイライト

 各駆動系、電装への電力転送を通常の銅線ではなく光ファイバーケーブルで行うシステム。耐火性の向上、電磁波干渉の軽減などが見込めるほか電送効率が上昇する。



 光刺激応答型人工筋肉(フォトニック・カーボンアクチェーター)

 従来のカーボニックアクチェーターが電圧によ体積変動で駆動していたのに対し、光信号に応じて体積が変化するようになったカーボニックアクチェーター。
 これにより、駆動系への動力転送を光という形で行えるようになるほか、機体内の電磁ノイズの減少や耐火性の向上などが見込める。

 反して、ケーブルの修理が困難という課題もまた発生する。



 ホーリーファイバー
 一言で言えば多芯型光ファイバー。光ファイバーケーブルは信号光波の波長をずらすことで一本のケーブルで複数の信号を伝達することが可能だが、多芯型となることでその情報伝多量は累乗して増幅する。
 従来の光ファイバーの1000倍以上の情報伝達が可能と言われている


 スマートスキン装甲
 レーダーのアンテナ素子を装甲表面に固着させたもので装甲そのものをレーダーアンテナ化出来る技術で索敵範囲が大幅に拡大されるほか従来の内臓アンテナを削減可能なために機体の軽量化にもつながる技術でコンフォーマル・レーダーとも呼ぶ。

 また、プログラミング次第では照射された敵レーダー派を打消す・完全吸収が可能なためステルス性を付与することも出来る。

 戦術機のレーダーは通常では頭部に収められているが、戦術機の外装をレーダーアンテナにすることでレーダーの超小型化、レーダーの複数搭載が可能となる。
 これにより単機であっても複数の電波を照射、その反射を探知できるため対ステルス性能が大幅に向上する。またジャミングも可能。




超電導
どんな電導体にも存在する電気抵抗が0になった状態を指す言葉。通常、電気が流れる際にその電気エネルギーのいくらかは熱として損失されるが、其れが無い状態。
非常に強力な磁力を発生させることが可能となり、電磁投射砲はこの現象を利用している。
さらに閉鎖回路を利用すればバッテリーなんぞ比じゃないほど高効率、かつ半永久的に電力の保存が可能。


また、マイスナー効果という特殊な現象が発生することが確認されており、磁気遮断やN極とS極といった本来反発する磁極同士を結合させるなどの事態が発生する。

マブラヴ中ではG元素の一種が常温で超電導特性を持っている。



比推力可変型プラズマ推進機(VASIMRエンジン)
ヴァシミールと読み、VAriable Specific Impulse Magneto-plasma Rockeの頭文字を繋げた電磁熱推進の一種。
無電極推進とも呼ばれ、高寿命かつ出力調整が容易なのが特徴。

基本的概念としては、推進剤を電磁的にエネルギーを高めプラズマ状態にしたのちに、加熱し噴射することで推進するシステム。

推進性能を確保するためには、より高密度のプラズマを生成し、効率的に加熱する必要がある。また、その原理上、VASIMRのプラズマは1回のアンテナ通過で十分なエネルギーを受け取らなければならないなどの技術的課題の残るシステム。

超電導技術の確立で一気に進むと思われる。

 
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