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異世界にて、地球兵器で戦えり

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戦術歩行機計画

既に民間や軍隊において広く普及していた土木作業型の人型機械に注目した軍上層部が、人型機械に武装化して安価な新たな兵器として開発しようと考えられて計画がスタートした。先ずサイズは4m~6mを予定しており、武装も装甲車で使われている重機関銃と現役戦車で使用されている主砲120mm規格のロケット砲が計画された。人型の利点は、状況に応じて武器を簡単に変更できる点であり、車両では移動する事ができない不整地でも走行能力が高く、テスト段階でも市街地や山岳部でも小回りが利く事が実証されており、更に足裏に装着しているローラーによる高速移動のローラーダッシュの組み合わせによる攻撃は高い攻撃力が実証された。保守派に属する軍上層部も当初は、これらのデータを見て大多数が称賛した程であったが、ある重大な欠点を見落とす事になる。

それは人型故の欠点でもあった。開発段階で計画されたサイズの4m~6mという人型のサイズは戦車よりも全高が高く即時発見がされやすく、車両と違う形状の問題もあり、従来の車両エンジンよりも小型エンジンを搭載しなければならず、装甲も現段階では軽戦車並の装甲が限界という問題であった。更なる機体サイズの大型化も検討されたが、しかし機体を大型化すると今度は機動性が低くなり、例え大型化しても配備している主力戦車よりも防御力が低いというデータが弾きだされた。

そのためこの戦術歩行機という新たなジャンルの兵器は「コストは低く攻撃力も機動性も高いが、装甲が貧弱」と結論が下された。辛うじて12・7mmNATO弾を防げる装甲を確保は出来ていたが、生存率の低い兵器という評価が下されて計画は中止となったが、異世界転移により開発が再開した。

理由は転移した異世界の国家は火器が存在せず、中世時代のような武装と戦術が中心であり、高性能な兵器を揃えるよりも多少の兵器の質を落としても安価に揃える事ができる武器を必要としたためである。戦術歩行機を破壊できる程の兵器が異世界に存在しないので、戦車や装甲車よりも安価な戦術歩行機の重要性は高まり、開発計画は再開して無事に戦術歩行機は完成した。

10式戦術装甲歩兵機

武装 30mmアサルトライフル
   120mmロケット砲
   その他
   
戦術歩行機計画で完成した初となる戦術装甲歩兵機。元々は土木工事用人型機械をベースに開発されたのが本機である。本機の特徴としては汎用性の高さにある。標準装備以外にも追加武装が可能であり、あらゆる状況に対して適応する為に安易に改修が可能にするため拡張性が高いのも本機の特徴である。最高速度は85キロであるが、リミッターを解除すれば最高で100キロまで出る事もあるが、エンジンに負担がかかる為にリミッター解除は最終手段として基本的に禁止されている。

操縦方法は二つのペダルと操縦スティック二つと単純なものであるが、細かい機体制御はコンピューターによって行われており、パイロットは操縦だけに集中できるようになっている。機体に窓はなく、機体のターレットレンズからの映像とセンサーの情報が専用ゴーグルから流れるような仕組みになっている。状況に応じて夜戦仕様の映像に切り替える事も可能となっている。

配備当初は『人型の棺桶』として評価も低い10式であったが、ファルマート大陸にて炎龍を倒すという輝かしい実戦を制した事により、評価も高まり、戦車や装甲車よりも安価に揃えられる事もあり国防省では追加予算を組み込んで更なる配備を検討している。

アカツキ帝国軍では『10式』の名称で言われているが、自衛隊では自国のアニメに出てくるロボット兵器に似ている事もあり、コードネームは『スコープドック』。


4式装甲機動車

全長 4・8m
全高 1・75m
全幅 2m
重量 2・5トン
速度 135キロ

乗員 2~6名

軍用の汎用輸送車、または偵察車として使用されている。重機関銃以外に対戦車ミサイルを装備している車両も存在する。戦闘以外に緊急時に備えて救急車両としても使用する為に車両内の環境を考えてエアコンも装備されている。拡張性も高い為に現地改修した車両も多く存在している。

軽戦闘車

全長 5m
全高 2・4m
全幅 2・4m
重量 4トン
速度 130キロ

乗員 2~10名

アカツキ帝国軍が使用する全地形型対応型軍用車両であり、装輪装甲車と歩兵機動車の二つの能力を備えたのが本車両である。追加装甲も可能であり、取り外しも安易に出来るように工夫もされている。

68式汎用機関銃

全長 1240m
銃身長 542m
重量 9・8キロ
発射速度 毎分800発
装弾数 ベルト給弾式

68式突撃銃が使用する6・8mmSPC弾に対応する為に作れた汎用機関銃。7・62mmNATO弾用の汎用機関銃である76式汎用機関銃を口径を変更したモデルであるため、76式汎用機関銃と生産ラインが基本的に変わらずコストを抑えらているのも特徴である。

 
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